【伊勢市】「伊勢忍者キングダム」は忍者&芸能のテーマパーク。親子3世代で1日中遊び尽くそう!

伊勢市
掲載日:2022.12.19
【伊勢市】「伊勢忍者キングダム」は忍者&芸能のテーマパーク。親子3世代で1日中遊び尽くそう!

三重県伊勢市にある「ともいきの国 伊勢忍者キングダム」。名古屋から車で約2時間の距離にあり、親子3世代で楽しめるテーマパークです。

忍者に扮して修行体験やゲームができたり、世界的に有名な庭園デザイナーの江戸庭園を観賞できたり。さらに観劇も楽しめるので、1日あっても足りないぐらい満足できるボリューム!

※2022年12月取材時の情報です。

 

目印は、伊勢市に入ると遠くの山に見える原寸大の安土城です。現在は外観のみ見学でき、伊勢忍者キングダムの街並みも、安土城の城下町を再現したのだとか!

今回筆者は、1番人気である「通行手形(大人:¥4,900 中高生:¥3,500 小学生:¥3,000)」を入手して入場しました。通行手形は館内すべての体験や遊びができ、着物や忍者のレンタル衣装代も含まれています。さらにお芝居の観劇料、館内にある温泉入浴料も含まれているため1日を満喫できるパスポートです。

伊勢忍者キングダムに入場するなら、「通行手形」がおすすめ!

▼料金についてはこちら
https://www.ise-jokamachi.jp/fee/

城下町内はとても広く、一層から三層に分かれています。一層から二層ではさまざまな体験や遊びができ、三層は安土城がそびえ立つ場所です。

では、さっそく入場してみましょう!

リアルRPGで街の人に声をかけて
ミッションをクリアしよう!

情報屋でミッションを確認!

施設内に入ると、江戸時代にタイムスリップした世界観が広がります。

まずは情報屋へ出向き、「リアルRPG」の概要をくノ一が教えてくれます。リアルRPGとは物語の主人公になりきって、妹の“いつ”を助け出すゲームです。伊勢忍者キングダムの住人“街人”と会話をして情報を聞き出したり、謎を解いたりして経験値を積みながらレベルを上げてミッションクリアを目指します!

最初は話しかけることに少し緊張しますが、街人は笑顔でおしゃべりしてくれるので大丈夫。情報を聞いたあとは、「頑張ってね~!」と応援してくれるので、ミッションクリアに向けて勇気がわきます!

戦いに挑めば経験値も上がり、レベルアップに近づきます。忍者の衣装に着替えれば、さらにストーリーの中に入っているような感覚になるので、リアルRPGの世界観を楽しめますよ!

食事が美味しいテーマパークNo.1

松阪牛100%ブラックカレー 1,500円

三重県熊野市産直送 熊野地鶏ラーメン 1,200円

伊勢忍者キングダムのお食事は、「厳選素材」「冷凍食材不使用」「化学調味料不使用」と、素材に徹底的にこだわっているのが特徴です。2019年に「食事が美味しいテーマパークNo.1」に選ばれている実績があります。

松阪牛100%ブラックカレーは、意外に辛くなく、小学生以上のお子様なら食べられる味。また、熊野地鶏ラーメンは濃厚なスープに少々硬めの細麺がなじんでいて、ラーメン屋さながらのクオリティーに驚きました!

食事をしたり、さまざまな遊戯を経験すれば、経験値がアップしてレベルも上がります。聞き込みや戦いに挑戦して、攻略を目指しましょう!ちなみにわたしはこの後にある謎解きに失敗してしまったので、次回は出直して“いつ”を助け出したいです!

いざ、忍者修行!
体験型の遊びが盛りだくさん!

弓矢・手裏剣・妖術!

弓矢に挑戦!少々力がいりますが、素人でも矢が飛ぶ仕組みなので十分に楽しめます。

手裏剣は小さなお子様でも楽しめる遊戯です。手裏剣にはさまざまな種類があり、点数が書いてある鬼の的を狙います。合計点数によってもらえる景品が違うので、目当ての景品を目指して挑戦しましょう!

地面も天井も壁も、なにもかもゆがんでいる「伊賀忍者妖術屋敷」。一歩足を踏み入れれば、行きたい方向に行けずフラフラしてしまいます。妖術にかかった感覚になるので、大人も子どもも忍者修行ができる体験型アクティビティです!

二層にもアクティビティーが満載!

二層へ上がるには、赤い門が目印!

二層へ上がると、「西ノ屋敷」が見えてきます。これより先は、平日のみ体験できる迷路になっています。

ネタバレ禁止なので入り口しか撮影できませんでしたが、からくり襖や鏡、金の屏風など数々の迷路があり、何度も騙されて出口を見つけるのに一苦労。その分脱出できた達成感から、「忍者になれそう!」と感じました。(笑)

ダーツ・居合斬りに挑戦!

ダーツに挑戦!忍者式ダーツの構えは、相手の攻撃を交わすために的に対して垂直に立ち、半身に構えるのが正解なのだとか。わたしは平行に構えていたので、これでは攻撃の的のようです。(笑)4番にある赤い小さな丸が1等なので狙いを定めましたが、残念な結果に。

居合斬りにも挑戦しました!龍の口から出てくる玉を、刀を抜いてヒットさせるのです。居合斬りのコツは、左手の鞘を引く力も合わせて刀を抜くこと。刀の大きさもさまざま用意されているので、小さなお子様も体験できます。

忍者森のアドベンチャーに挑戦!

「忍者森のアドベンチャー」は全3コース。通行手形があれば、いずれか1コースが無料です。筆者はAコース(高さ約5メートルで19コース)に挑戦!

丸太を渡ったり綱渡りしたり、日頃使わない筋肉を使いながら、大人でも十分楽しめるコースです。高いところが少々苦手なのですが、終わったあとは「別のコースもやりたいな!」と感じるほど。自然の中で飛んだり跳ねたり、忍者になりきれるアクティビティです!

迫力のあるお芝居は、笑いあり!感動あり!

大忍者劇場

こちらはダイナミックなセットの「大忍者劇場」です。1日2回上演しており、10月からスタートした演目「ひとしずく」を観劇しました。表情や音に合わせた迫真の演技、鮮やかな刀さばきや迫力あるアクションシーンを目の前で見られるので、物語の世界観に引き込まれます。

山田奉行所

観劇後、運が良ければ役者さんたちと写真が撮れるかも!

「大岡越前」の名裁きが見られる、「山田奉行所」。こちらのお芝居の見どころは、役者さんたちの発する声の抑揚や表情の豊かさです。その演技力の高さに加えて、観客との距離が近いライブ感のある演出なので、とても見ごたえがあります。劇が始まったその瞬間から、会場全体に温かいムードが流れて終始笑いが絶えない魅力的なお芝居でした。

伊勢忍者キングダムでは、1日にさまざまな場所でお芝居が観劇できるのも魅力のひとつ。本格的なお芝居が見れるので、とても贅沢な時間が過ごせます。観劇後に役者さんと城下町ですれ違うこともあるので、推しの役者さんを見つけてみるのも楽しみ方のひとつだと感じます。

世界の著名人が魅了された!
庭師デザイナー石原和幸氏の世界観

壁面緑化が魅力的!こちらには苔を施しています。

伊勢忍者キングダムは、庭園デザイナー石原和幸氏が手掛けた江戸庭園を楽しめるのも魅力です!

石原氏が作る庭園は、「英国チェルシーフラワーショー」で計11個の金メダルを獲得し、エリザベス二世からも「緑の魔術師」と称賛を受けたのだとか。緑の魅せ方や角度、苔の使い方など細部にこだわりが散りばめられています。

風景盆栽のアレンジ。

庭園の中心に、ダイナミックな松を活用!

江戸八景

石を覗き込むと、小さな灯籠が!

城下町の中心には四季折々の風情をみせる江戸庭園があります。1つひとつの庭にテーマがあり、ゆっくり見て回るのもおすすめです。

石原氏の功績を見学できます。

水槽の中に庭園が!こちらも石原氏直々のアレンジ!

石原氏の功績を知ることができる「庭園博物館」も必見です。こちらには、石原氏がデザインした庭園や水槽アート、グリーンショップがあり、日本庭園が織りなす興味深い世界観に触れられます。

伊勢忍者キングダムでは、世界からも認められた石原氏の手掛ける庭園が間近で見られるので、お気に入りの庭園アートを見つけてみてはいかがでしょうか。

小さなお子様でも楽しめます!

一層には6歳までのお子様専用の広場もあり、近くに授乳室も完備されています。

名前や愛称にもユーモアがあり、思わずクスッと笑ってしまいます。

二層には、「うきうき馬体験」のエリアがあります。こちらでは馬のえさやりや乗馬体験ができるので、小さなお子様でも十分に楽しめますよ!個性豊かな馬たちが出迎えてくれるので、触れ合うだけで大人も癒される空間です。

「知る」「楽しむ」「体験する」
すべて兼ね備えたテーマパーク!

伊勢忍者キングダムは「忍者体験」「プロの役者のお芝居」「世界最高峰の庭園デザイナーが手掛けた江戸庭園」など、見どころ満載です!

小さなお子様からお年寄りの方に愛されているため、親子3代で1日中楽しんで思い出が作れるテーマパーク。忘れられない体験やお気に入りのスポットを見つけたり、役者さんと交流できたり充実した1日が過ごせます!伊勢市に訪れた際は、ぜひ非日常を家族で体感してみてはいかがでしょうか。

スポット詳細

【ともいきの国 伊勢忍者キングダム】
住所   :三重県伊勢市二見町三津1201-1
電話番号 :0596-43-2300
駐車場  :1,000台(無料)
web : https://www.ise-jokamachi.jp
Instagram:https://www.instagram.com/ise_ninja.Kingdom/
facebook :https://www.facebook.com/iseninjakingdom/

自己紹介:香川県出身。夫の転勤により兵庫県から三重県に移り住み、現在はフリーライターとして執筆活動中。得意ジャンルは、グルメ・旅行・住宅関連・嗜好品・女性のライフスタイルなど。

「人の想い」「素敵なモノ・コト」を見て聴き、最大限に魅力を引き出して発信できるライターを目指しています。趣味は、キャンプとマンガを読むこと。その時は片手にコーヒーかお酒は必須の、インドア派のアウトドア好き人間。

https://note.com/mi_ri_co

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