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マスコットキャラクターのキユーピーでおなじみの「キユーピー株式会社」。看板商品であるマヨネーズやドレッシングなど、私たちの食卓に欠かすことのできない商品を多く製造されています。
そんな、同社の工場が愛知県豊田市にもあるのをご存知でしょうか。全国8工場ある中で、1番古い工場が「キユーピー挙母工場」なんです。今回はキユーピー挙母工場へ行ってヒット商品の秘密に迫ってきました!
オープンキッチンの利用方法&アクセス
オープンキッチンは完全予約制です(無料)。見学希望日2カ月前の第1営業日、午前9:00~受付開始。(祝日・工場休業日の場合、翌営業日)
定員 :大人2名~40名 こども2名~60名
所要時間:1時間10分
オンラインの予約はこちらから
<アクセス>
電車 :名鉄「豊田市駅」愛知環状鉄道「新豊田駅」より徒歩10分。
裏門は施錠されております。インターホンでお名前をお伝えください。
車 :東名高速「豊田インター」より車で約15分。正門からお入りください。
駐車場:バス1台もしくは自家用車7台
キユーピーとマヨネーズの歩み
オープンキッチンの前にキユーピーとマヨネーズの歴史を簡単にお話しします。
キユーピーは創始者の中島董一郎氏がアメリカ留学時代にマヨネーズと出会ったことからはじまります。1919年(大正8年)中島氏は食品工業(株)の創業当時、取締役として名を連ねます。開発から6年の歳月を経て日本ではじめてマヨネーズを製造・販売したのは、1925年(大正14年)のこと。当初マヨネーズはあまり知られていなかったので、新聞広告や小売店などで試食販売を行い、人々にマヨネーズのおいしさを伝えていく努力も怠りませんでした。
商品名は「キユーピー マヨネーズ」。誰からも愛されるようにと想いを込めて名付けられました。こうして発売以来、徐々に浸透していき、現在では家庭には欠かすことのできない定番調味料として愛されています。
それでは、オープンキッチンへ行ってみましょう!
キユーピーでもっとも古い「キユーピー挙母工場」
キユーピー挙母工場があるのは、愛知県豊田市。ここでは、主力のマヨネーズをはじめ、ドレッシングやタルタルソースを製造されています。また、8工場ある中で、唯一ガラスびん入のマヨネーズを生産している工場でもあるんです。
拳母工場が誕生したのは今から約60年前、1958年のこと。設立当時の名称は豊田市ではなく、挙母市であったことから現在もその名が使われています。
エントランスへ入ると、まずはスタッフさんに案内していただきエレベーターで3階の集合場所まで上がります。
到着すると、ここでもキユーピーのお出迎えです!かわいい〜!
施設内には至るところにキユーピーがいるので、ぜひ見つけてみてくださいね。
ぬいぐるもを持って撮影も可能。見学前には、みなさん撮影会を楽しまれていましたよ。
3階についたら、こちらの部屋で見学がスタートするまで待機します。私たちも早めに到着したので、室内をウロウロ。
室内には展示物や商品ラインアップが飾られているので、それらを見ながら開始時間まで待ちます。こうして見ると、知らない商品があること、こんなにもラインアップがあることに驚きました。
国ごとの好みに合わせて製造する海外のマヨネーズ
もう一つ新しい発見だったのが、海外展開の多さです。現在は中国・東南アジア・ヨーロッパ・アメリカと多くの国で愛されています。
また、海外では日本のものとは異なるキユーピーマヨネーズが製造・販売されているのだとか。
例えば中国ですと、砂糖を加えた甘いタイプのマヨネーズ。これは、フルーツサラダなどに使う現地の嗜好に合わせて製造されています。
味付けだけでなくマレーシアでは、宗教に配慮して、マスコットは顔と両手ぐらいまでしか描かれていません。このように、その国々の文化に合わせて商品開発をしているんです。
日本では、なかなかお目にかかれない海外のキユーピーは、大変興味深かったです。