愛は食卓にある。「キユーピー挙母工場」のオープンキッチン(工場見学)へ行こう!
目次
概要説明&映像鑑賞
展示物を見ているとあっという間に開始時間に。最初はスクリーンに映し出される映像をみながら、ガイドスタッフさんによる概要説明を聞きます。
キユーピーの歴史やマヨネーズの秘密についてわかりやすく教えていただけますよ。その後にマヨネーズのつくり方や野菜についての映像鑑賞をします。
映像を通して、マヨネーズへの理解が深まったところでお次は試食タイムです!
まずは、新商品「キユーピーのたまご たまごのスプレッド」チーズ味とガーリック味の試食から。どちらもしっかりたまごのコクとチーズ、ガーリックの風味が感じられ、とってもおいしかったです。(試食の商品は都度変更されます)
続いては、ドレッシングの試食です。ドレッシングは16種類(変更の場合もあります。)の中からお好きなのを選べます。これだけの種類がそろって味見できる機会はそうそうないですよね。
つい同じドレッシングを買ってしまいますが、この機会に普段は試したことのないものを中心に4種類試してみました!中でも、「りんごといちご」のドレッシングは想像以上に爽やかでおいしかったです!
ここでワンポイント、アドバイス!ドレッシングの振り方を教えていただきました。今までドレッシングは縦に振っていましたが、実は横に振るのが正解なんです!縦に振るとすぐに油の分離がはじまりますが、横に振ると10分経ってもそのままでした。
こんな日常の豆知識を教えてくれるのも、長年食卓に密接に関わってきたキユーピーならではです。
製造工程の見学スタート
試食タイムが終わったらいよいよ製造工程の見学へ。ここではマヨネーズとドレッシングの製造ラインを見学できます。
ここでの見どころはなんと言っても1分間に600個の卵を割る割卵機(かつらんき)。この割卵機を使用することで、高速で卵を割ることができるんです。
割卵機には専属の係がついており、目視で割れそびれがないかをチェックしていくのだとか。衛生面も徹底しており、割卵機は2時間毎に清掃が行われます。
割られた卵はマヨネーズに使う黄身と白身に分けられます。じゃあ白身はどうするの?と疑問に思いますよね。実は、キユーピーでは卵は余すところなく、すべて使用されているんです。白身はかまぼこなどの加工品やお菓子へ。
卵殻膜は膜だけを特殊な加工で取り除き化粧品の原料、パーマネント剤などに使われています。
卵の殻は土壌改良材やカルシウム補助食品として生まれ変わるんです。
その他にも、卵の殻を原料とした壁紙「エッグウォール」など、捨てるところが一切ありません。
驚くべきは、このベンチ。こちらは製造過程で発生した破棄になる廃プラスチックを利用してつくれた「リサイクルベンチ」なんです。環境にも徹底的に配慮されているのがわかりました。
見学が終了すると、参加者全員へ手土産がいただけます!この日はドレッシングとマヨネーズをいただきました。中身はその日のよって変わるので、こちらも訪れた際のお楽しみに!
お子さまには持ち運びしやすい絵本と小さなマヨネーズがいただけます。とても豪華ですよね。(時期によって変更)
オリジナルアイテムを手に入れよう!
最後は、オリジナルグッズやセレクトされた商品の一部が購入できます。かわいらしいアイテムがそろっていましたよ。
スーパーではあまり見かけない瓶マヨネーズも売っていました。チューブタイプが主流の現代でも、これじゃなきゃだめ!という根強いファンが多いのだとか。
今回工場見学をさせていただき、商品への徹底したこだわりと品質管理、環境への配慮などキユーピーが長きに渡り愛され続けられている理由がわかりました。スタッフさんたちの愛があるからこそ、私たちの食卓にも愛が届けられています。
商品の裏側を知ることは、食べ物を大切にしようという気持ちが芽生えたり、環境について考えるきっかけになります。ぜひ工場見学へ足を運んでみてくださいね。