全国で300店舗以上を展開する「串カツ田中」。店名の通り串カツはもちろん、大阪名物を味わえるお店です。
ハワイやシンガポールなど海外でも展開し、2022年には新ブランド「TANAKA」として海外へも進出。大阪の食文化が気軽に味わえると、日本を訪れる外国人観光客からも人気を集めています。
今回は「串カツ田中」の人気メニューを実食レポをお届けします。
目次
先代から受け継いだ伝統の味
まずは定番の「串カツ」から。
「串カツ」は、一口サイズに切った具材を串に刺し、パン粉をつけて油で揚げた料理です。大阪下町を中心に、昭和の時代からB級グルメとして親しまれてきました。
それぞれの家庭やお店が秘伝の味を守っているのだとか。「串カツ田中」のソースは、先代から受け継いだ大阪市西成区の「田中家の味」を再現しています。
串カツは30種類以上とバラエティー豊か。串カツや野菜などの定番メニューだけでなく、「タコウィンナー」「ネギ焼き」などユニークなメニューも!
「バナナ」「クッキー&クリーム」など、甘い串まで!
「え〜甘い串カツ〜?」と少し戸惑っていたのですが、想像以上に絶品!特にバナナは熱でトロトロになり、チョコレートソースとの相性がバツグンでした。
大阪発祥のB級グルメも楽しめる!
大阪発祥のB級グルメが楽しめるのも「串カツ田中」の魅力!
河内の特産物「さいぼし」
馬肉を燻製にした「さいぼし」。河内地方、大阪府羽曳野市の特産品です。お好みで生姜やにんにくをつけて食べるのですが、これがお酒に合う!
サッパリとしているので、串カツとの相性も◎乾杯のお供におすすめです。
大阪の郷土料理「牛すじ土手」
大阪の郷土料理といえば「牛すじ土手」。特製味噌で丁寧に煮込まれているので、とろっとろ。これもお酒のお供には欠かせません!
紅生姜マヨと合わせて!「さきいかの天ぷら」
関西の居酒屋の定番おつまみと言えば「さきいかの天ぷら」。天ぷらのサクサク感と、噛めば噛むほど広がるさきいかの旨みは、一度食べるとやみつきに。特製の紅生姜マヨネーズで味変も楽しめますよ!
カルビーとの共同企画「ポテりこ」
大阪名物ではありませんが、こんなユニークなメニューも発見!
カルビーポテトとのコラボ企画「ポテりこ」。新感覚のフライドポテトスティックです。注文を受けてから店内で揚げているので、揚げたてホクホクが味わえます。これは大人も子どもも大好きな味!
大阪のソウルフード・たこ焼きも作れちゃう!
「串カツ田中」では、大阪のソウルフード・たこ焼きも作れちゃうんです!たこ焼き器を持っていないとなかなか経験できないので、これは嬉しい!
「手作りたこ焼き」を注文すると、ガスコンロの上にセットされたたこ焼き器と、たこ焼きの生地と具材、竹串が運ばれてきます。
生地を流し入れてタコと紅しょうがを入れます。
竹串でくるっと丸めてよく焼いたら完成!「なかなかうまく焼けない〜」とワイワイするのも手作りならでは。
お出汁が効いているのでそのままでも美味しいですよ!もちろんお好みでソースをかけても◎
なんと小学生以下のお子様は「手作りたこ焼きセット(9個)」が無料なので、ぜひファミリーで挑戦してみてくださいね。(※¥1,000以上のご利用でサービス対象)
大阪名物ドリンクも充実
おすすめは大阪名物ドリンクの「冷やしあめ」。冷やしあめとは、大阪で昔から飲まれている生姜と水飴でつくった飲み物のこと。ソフトドリンクだけでなく、サワーもありますよ!
最後の〆はこれ!
最後の〆におすすめなのが「かすうどん」。大阪風のお出汁が効いたうどんに、牛ホルモンを油分や水分が抜けるまで揚げた「油かす」をのせたもの。大阪で「油かす」は、お好み焼きやおでんに入れたり、さまざまな隠し味として使われるのだとか。
上品なお出汁に油かすの甘みが広がり、さらに薄く削られたおぼろこんぶの旨みがベストマッチ。お腹いっぱいでも、なぜかスルスル〜っと食べられてしまう優しい味わい。
「串カツ田中」で大阪グルメを堪能してみてくださいね!