「誕生70周年記念 ミッフィー展」が2025年12月6日(土)から2026年1月18日(日)まで、名古屋・松坂屋美術館にて開催中です。
オランダの絵本作家でグラフィックデザイナーのディック・ブルーナさんの手によって1955年に生まれた「ミッフィー(うさこちゃん)」が、2025年に誕生70周年を迎えました。それを記念して、「もっと、もっと、ミッフィー」をテーマに「誕生70周年記念 ミッフィー展」を開催。
本展では、初来日となる『うさこちゃんおとまりにいく』(1988年)、『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』(1996年)の原画をはじめ、ミッフィーシリーズの絵本全32作品の原画やスケッチなどを日本で初めて一堂に展示。あらゆる角度からミッフィーの魅力を紹介し、もっと深く、もっと楽しく、もっと、もっとミッフィーを好きになれる展覧会です。
目次


展覧会入り口には、歴代のミッフィーがずらり!こちらのスペースのみ撮影OKなので、記念撮影にぴったりです。
みどころ① ミッフィーシリーズの絵本
全32作品をたどる



1955年に誕生した『ちいさなうさこちゃん』(初版)から、2009年の『うさこちゃんのおじいちゃんへのおくりもの』まで、ブルーナさんが50年以上にわたって描き続けたミッフィーシリーズ。本展では、全32作品の原画やスケッチを日本で初めて一堂に展示しています。
素朴な線で描かれたミッフィーが、家族やお友だちとのあたたかいつながりの中でたくさんのことを経験していく様子を、1作品ずつ、みどころたっぷりにたどっていきます。
みどころ② 3つの作品から
「もっと、もっと」深く知るミッフィー


初来日となる『うさこちゃんおとまりにいく』(1988年)、『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』(1996年)の2作品に『うさこちゃんとたれみみくん』(2006年)を加えた3作品からは、特に多くの原画や資料を紹介しています。
ブルーナさんのデザイン的な冒険や遊び心、おばあちゃんの死をまっすぐに描いた物語、お友だちとの身体的な違いからミッフィーが気づいたことと勇気ある行動。
考え抜かれたシンプルな色と線で、子どもたちに対してやさしく正直に向き合って生み出されたミッフィー絵本の大切なエッセンスを感じ取ることができます。
みどころ③ アーティスト
デザイナーとしてのブルーナさん


アーティストを夢見ていた若きブルーナさんが描いた絵画作品をはじめ、父の経営していた出版社でデザインしたペーパーバックの装丁やポスターも展示します。デザインの仕事での挑戦が、ミッフィー絵本に与えた影響も興味深いですよ。


ブルーナさんの絵本は「ブルーナ・カラー」と呼ばれる、赤、青、黄、緑、茶、グレーの6色で構成されています。そんなブルーナさんの絵本づくりを体感できるコーナーも。
ミッフィー展オリジナルグッズが500以上!



「展覧会公式図録」をはじめ、ミッフィー展オリジナルグッズが500以上。ここでしか手に入らないミッフィーグッズがずらりです。

ぬくもりあふれるストーリーや、愛らしい登場人物たち、リズミカルな言葉や、グラフィカルな色、線、構図など、ミッフィーの魅力がギュッと詰まった展覧会です。「誕生70周年記念 ミッフィー展」は、2026年1月18日(日)まで、名古屋・松坂屋美術館にて開催中。ぜひ足を運んでみてくださいね!






