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家もファッションと同様にさまざまなスタイルを選んでもいいんじゃないか? Look for a Quality of oneself「自分らしくある為に」をコンセプトにクライアントのライフスタイルを重視した住空間を形にする「MINERBASE (ミネルベース)」。おうちづくりだけに止まらず、空間デザインやブランディング、イベントの運営など幅広く手がけられています。
今回は、豊田のショールームにお邪魔して、代表の大内さんにお話を伺ってきました。
好きなことを仕事に
まずは、ミネルベースの経歴からお伺いしました。製材業と工務店業を営なむ稲武製材株式会社の3代目として生まれた大内さん。なぜ、ミネルべースを立ち上げられたのでしょうか。
大内代表:「僕は稲武製材株式会社の3代目なのですが、昔から、自分の好きなこと、楽しくできることを一生の仕事にしたいという想いがありました。自分らしい家づくりをしたいと思い、稲武製材株式会社を母体に、ミネルベースというブランドを立ち上げたのが約8年前です。ブランドイメージとなるショールームは4年前にオープンしました。
倉庫を改装したショールームの中は、4つのスタイルに分かれています。入り口の打ち合わせスペースもリビングをイメージしていますし、オフィスも妥協することなく、見せる空間にしています。」
本物の素材を使った家づくり
−ミネルベースが得意としていることや強みはありますか?
大内代表:「ミネルベースの家づくりでは、素材を大事にするようにしています。自然素材はもちろんですが、フェイクのものは使いたくないと思っています。
例えば、壁に貼るクロスはレンガ風のものもあるけど、せっかくなら本物のレンガ貼ろうよ!って、本物のよさを伝えていくようにしています。製材会社を母体に持つからこその強みでもありますし、素材を適材適所に空間へマッチングさせるのは得意ですね。」
趣味のある暮らしを。
−ミネルベースで建てられる方は多趣味な印象ですが、やはり趣味のあるが多いですか?
大内代表:「ミネルベースを選んでくださるきっかけとして、アウトドアをはじめ、趣味のある方が多いですね。ショールームを見てもわかると思うんですが、僕自身がかなり多趣味な人間なんです。サーフィンやスケートボードなど、横ノリ系は全般。他にも自転車をやったり、植物やアウトドア、なんでもかいつまんでやっています。
なので、お客様が来社されて、まず僕らが聞くことは、お客様の趣味です。ミネルベースを立ち上げた理由として、僕自身が自分の好きなこと、楽しくできることを仕事にしたいという思いがあったので、家づくりをする上で、趣味があるかないかは、とても重要です。
趣味に囲まれてる家っていうのは、帰るのが楽しみになりますよね。だからこそ、趣味のための収納が必要だとか、好きなものをかっこよく飾る場所など、家づくりをする上でとても重視していますね。
建築家って、生活にまつわるすべてのことを網羅していないといけません。だからこそ、流行には、敏感にアンテナを張っています。そうじゃないと、お客様へ楽しい生活、いい生活を伝えてあげられないので、あらゆるところに視野を広く持つようにしています。」
デザインに関わるあらゆることを
ミネルべースでは、注文住宅だけでなく、空間デザインやブランディング、ロゴの作成など幅広く手がけれられています。そのことについても、お伺いしました。
大内代表:「会社自体は基本的には、注文住宅の会社ですが、空間デザインやショップデザイン、ブランドさんのブランディングなど、デザインに関わることは幅広くやっています。
他にも、イベントの主催をしています。
僕みたいなのを器用貧乏っていうですよ(笑)。外部のデザイナーさんも入れてるんだけど、どうしても自分でしたくなってしまうんです。だめだなっておもってるけど、つい動いてしまうんですよね。ただ、最近ではスタッフが図面やデザインを手伝ってくれているので、今まで自分が一から十までやっていたことを少しずつ、スタッフに任せるようにしています。」
遊びを通して豊かなライフスタイルを提案する
「FIELDSTYLE(フィールドスタイル)」
幅広く手がけられている、ミネルベースですが、2017年より、総合アウトドア&ライフスタイルフェス「FIELDSTYLE(フィールドスタイル)」クルーの一員としても活躍されています。
大内代表:「FIELDSTYLEは「遊び」をテーマに楽しく豊かなライフスタイルを提案するイベントとして2017年にスタートしました。僕はディレクターとして、ロゴ、メインビジュアルのポスターやノベルティ、コンテンツづくりに携わっています。ミネルベースのPRブースもあるので、イベントをきっかけに知っていただく方もいますね。
このイベントをはじめたきっかけは、建てたあとも、ライフスタイルを楽しんでいただきたいという想いからなんです。家づくりって、人生の中で、一番ワクワクするものですよね。でも、僕らは、そのワクワクを、つくっただけで終わりにはしたくありません。だからこそ、このFIELDSTYLEを通して、海や山、自宅のリビングや庭など、ライフスタイルに合わせた「遊び」の演出を提案しています。
また、アウトドアでの遊びを通して、普段から防災に役立つ経験や知識も培っていただきたいと思っており、防災を学んで、体験できるエリアも設けています。家族で楽しむこと、家族の身の安全を守ること。暮らしにまつわるすべてのことをFIELDSTYLEでは伝えていきたですね。」