世界遺産白川郷にある合掌造りカフェ。「喫茶・落人(おちうど)」

白川村
掲載日:2019.05.30

あの超人気漫画家も来店!

僕は大のマンガ好きですので、マンガ好きにはたまらない情報もぜひ伝えさせてください!

実はこちらのカフェにはあの「ワンピース」の作者、尾田栄一郎さんがお忍びで来店し、こんなイラストを店内の落書き帳に残していったというエピソードがあります。

その後、麦わらの一味が落人の前で宴をしているイラストがジャンプで公開されたり、オモチャ会社の人が写真左上のストラップを開発したりと、ワンピースファンの間では密かに有名なお店なんです。

さらにその数年後、尾田さんとも親交の深い「NARUTO-ナルト-」の作者、岸本斉史さんも来店しイラストを残されています。

うちの旅館に泊まられる海外のお客さんの中には、日本のアニメが好きだという方が少なくありません。そういった人たちに、この落人さんのエピソードを伝えるととても喜ばれます。

目一杯のおもてなしを・・・

店主の長瀬吉実さん
白川郷とこの合掌造りに魅せられて移住してきた奥さんの美代子さん。

お店を切り盛りするのは長瀬ご夫妻です。

現在は開店前からお客さんが並ぶ日も少なくない落人。

「お店をオープンした当時(昭和50年ごろ)はこんな風になるとは思いもよらなかった」と創業当時を振り返る店主の長瀬さん。「10年前くらいまでは特に冬の時期は暇すぎて時間をもてあましていたから、絵を描いたり編み物をしたりしていた」と奥さん。今では季節を問わず、世界中から訪れる観光客がひっきりなしに来店します。

しかし、「時代は変わったけど、こんな山奥に来てくれたのだから、目一杯のサービスをしたいという気持ちは変わらない」と店主。さまざまな国から訪れるお客さんに分け隔てなく声をかけ、会話やコミュニケーションを大切にしている姿からもその想いを感じることができます。

取材の終わりがけに、「でも話に没頭し過ぎて動いてくれないから、おしゃべりはほどほどにね!」と奥さんからクギを刺され、苦笑いの店主でした(笑)

白川郷を散策中、どこからともなくカレーのいい匂いがしたら、それはきっと落人のカレーです。匂いに誘われるがまま、ぜひ一度、足を運んでみてください。

その空間と長瀬ご夫妻にココロが癒されること、間違いなしです!

白川郷の世界遺産エリア内にある1日4組限定の宿
「味と心の宿 城山館」

味と心の宿 城山館

白川郷の世界遺産エリア内にある1日4組限定の宿。明治時代に建てられた建物は、国重要伝統的建造物に選定。4代目館主、松古卓也が創る繊細な料理と、家族ならではの温かなおもてなしで全国・世界中にリピーターをもつ。どこか懐かしくて温かい、まるで故郷に帰ったような気持ちになれる宿です。

創業明治末期。明治時代の面影をいまに残す客室


ぶな|和室10畳

城山館は、4代目館主・松古卓也氏の曾祖父にあたる松古清次郎氏が、明治時代に建てたと言われています。国重要伝統的建造物にも選定されているんです。

明治時代に建てられた城山館は、これまでに増築・修理を行いながら当時の趣を壊さぬように大切に守り続けられてきました。まるでタイムスリップしたかのような風情溢れる空間をぜひ楽しんでみていただきたいです。

一日4組様限定。まるで故郷に帰ったような気持ちになれる宿


城山館は、スタッフさん全員が家族。あたたかいおもてなしに心がほっこりします。

城山館は、1日4組限定の宿です。

その理由は、お客様ひとりひとりに、きちんと接していきたい、お客様に満足して帰っていただけるよう細やかなおもてなしをしたいという想いから。白川郷の魅力を感じてと、ご主人自らが車で村内をご案内する、泣き笑いありの「白川郷ツアー」も開催されています。また、日本料理の世界で腕を磨いてきた御主人がつくる、地元の食材を使った本格的な季節の料理も、お客様一人ひとりのペースに合わせてながら、提供してくれるんです。


「白川郷ツアー」の様子

世界遺産 白川郷の中に佇む明治末期の趣を感じる古き良き宿「城山館」。1日4組限定だからこそできる、細かななおもてなしをぜひ堪能してみてくださいね。

 

【城山館】
http://shiroyamakan.jp/
https://www.facebook.com/shiroyamakan/
https://www.instagram.com/feel_shirakawago/

スポット詳細

【喫茶・落人】
住所   :岐阜県大野郡白川村荻町792
電話番号 :090-5458-0418
営業時間 :11:00~17:00
定休日 :不定休

愛知県稲沢市出身。大阪で帽子職人としてモノづくりと商いを学び、その後、縁あって飛騨へ。世界遺産白川郷にある明治末期創業の旅館「城山館」の若女将と結婚したことを機に、白川郷へ移住。現在は旅館の更なる発展のため、前職の広告・編集業で培った経験をもとに、情報発信力のある若旦那として旅館や白川郷の魅力を発信中。

また、子煩悩な二児の父親。自宅が職場なので一日中子供たちと過ごしているため、そのイクメンぶりは村内でも有名。

白川郷 城山館のWebサイト

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