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金山駅から10分ほど歩いた、静かな場所にある北欧カフェ「Rajakivi(ラキヤヴィ)」。店主の石塚さんが営むこちらのお店は、店内のインテリアや照明はもちろん、食器やカトラリーにいたるまで、北欧ブランドで統一されています。
「日本特殊陶業市民会館」から2ブロック南へ向かったところにあります。
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店主の石塚さん
石塚さんは、生まれ育った金山でカフェをはじめたいと考えていたそう。会社員から転身して、約7年前にオープンしたこちらのお店。オープン時には、本格的な北欧カフェがほとんどなく、フィンランドで現地の料理を学んだり、北欧料理の本を読んで研究しながらメニューをつくりあげたのだそう。
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スウェーデン紅茶「KOBBS」 ¥1,500
食材はできるだけ北欧直輸入のものを使用。お店のメニューにもある、スウェーデン「KOBBS(コブス)」の紅茶は、店内で購入もできます。
色味がおさえられた店内は、静かで落ち着きます。
リピーター率が高いこちらのお店。来店する度にいろいろなメニューを試して、自分好みの一品を決める、という方もいらっしゃるそう。メニュー名はフィンランド語やスウェーデン語などで書かれています。料理名からは味が想像しづらいものもあり、色々と注文して試してみたくなります。
ドリンクメニューもミントチョコフレーバーのコーヒーや、エルダーフラワーのドリンクなど、女性が喜ぶメニューがずらり。女性客が9割を占め、一人で来店する方も多いのだとか。
入口の左側には、フィンランドでは一般的だという、4種の北欧パンがディスプレイされています。朝8時から11時まではモーニングサービスとして、1ドリンクにつき、お好きな北欧パンを1種類とヨーグルトがサービスされます。北欧パンはモーニング以外でも注文できます。
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「カルヤラン・ピーラッカ」と「ペルナ・ピーラッカ」は、どちらも1つ150円。
「ピーラッカ」はフィンランド語で「パイ」を表します。「カルヤラン・ピーラッカ」は、ミルクで炊いたおかゆをライ麦生地で包んでいます。
「ペルナ」はジャガイモを意味します。「ペルナ・ピーラッカ」はマッシュポテトをライ麦生地で包んでいます。2種類の見た目は、色も形もそっくりですが、「ペルナ・ピーラッカ」は、キッシュに近い味わい。
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「ヴォイ・シルマ・プッラ」と「コルバ・プースティ」は、どちらも1つ150円
「プッラ」は、「カルダモンの香りのする甘い菓子パン」の意味。「ヴォイ・シルマ・プッラ」は、「ヴォイ」が「バター」、「シルマ」は「目」を意味し、トッピングのバターが目に見えるとのことから、こういった名前がついているのだとか。シュガーバター味です。
「コルバ・プースティ」の意味は「パンチされた耳」。シナモンバターペーストを練り込んだ、シナモンロールです。