古墳時代の歴史を体感できる新施設。見て触れて体験して楽しむ「体感!しだみ古墳群ミュージアム・SHIDAMU(しだみゅー)」
目次
古墳人に大変身!
古墳人体験コーナーでは、当時の衣装を再現した服をきて、古墳時代の人に変身できます。「えらい人」「武人」「巫女」「庶民」とさまざまなパターンで楽しめます。
実際に私たちも着てみました!
私たちが選んだのは、「えらい人」と「巫女」。少し恥ずかしかったですが、着てみるとまんざらでもない気がします。
身分の高い男性は「みづら(美豆良)」という、両サイドを束ねた髪型をしています。また巫女は、頭の上で一つにまとめた結髪。小さめのサイズもあるので、ぜひ親子で着てみてはいかがでしょうか。これならお子さんも楽しみながら古墳時代をお勉強できますね。
続いては埴輪づくりや勾玉づくりができる「体験活動室」へ。今回は「埴輪づくり(300円)」に挑戦してみました!
※参加する方は総合案内にて受付してくださいね。
埴輪は3種類の中から選べます。左から円筒埴輪・巫女形埴輪・にわとり形埴輪。円筒埴輪は簡単とのことなので、今回は難易度の高い、巫女形とにわとり形に挑戦です!
果たして、うまくつくることができるでしょうか。
それぞれのつくり方をスタッフさんが丁寧に教えてくださるので安心です。
使う素材は、焼かずに焼いたような風合いが楽しめる土粘土「ニューテラコッタ」。
まずは半分に切りわけます。
粘土の端を1㎝ほど残し、4つに分けます。
切り分けたら、ねんどひもを4本(12㎝)つくります。このとき太さはなるべく均等に。
ねんどひもを芯に巻きつけ、つなぎ目をくっつけてなくします。ここまではどの埴輪も共通です。
にわとり形埴輪は胴体部分の形成に入ります。
巫女形埴輪は頭と胴体をつくっていきます。これがとっても難しい!
少しずつにわとりらしくなってきました。
2人ともめちゃくちゃ真剣です。粘土遊びなんて、本当に久しぶりなので、童心に帰って楽しんでしまいました。
作業すること約50分!完成しました〜。
想像してた以上にぼてっと、2人とも個性をだしはじめたので、ちょっと埴輪らしくない気もしますが、大満足です。
できあがったら、箱に入れてくださるので、帰りも安心して持ち帰ることができます。約3日ほど乾燥させたら、完成です!
お子さまの自由研究のネタにもおすすめですよ。