中川政七商店初の複合商業施設「鹿猿狐ビルヂング」が、ならまちにオープン!

奈良県
掲載日:2021.04.28

温故知新のすき焼きを味わう

photo by SATOSHI ASAKAWA

続いては、すき焼き店「㐂つね(きつね)」へ。

ミシュランガイド東京掲載レストラン「sio」のオーナーシェフ鳥羽 周作氏が、温故知新の精神ですき焼きをアップデート。大和牛を初め、奈良県産の食材をふんだんに使用しています。

大きなお揚げに大和牛が包まれた「㐂つねすき焼き重」をいただいてみました。お肉とお揚げがこんなにも合うなんて……!食を通して、奈良の豊かな自然を堪能することができますよ。

気軽に茶道文化を楽しむ

茶論 奈良町店

続いては、茶道ブランド「茶論 奈良町店」へ。茶論では、茶道の新しい楽しみ方、学び方を提案されています。

茶論 奈良町店

一押しは茶道体験を気軽に楽しめる初のテイクアウトメニュー。せっかくなので、私たちも点てていただくことに。今回は濃茶ラテをオーダー。

茶論 奈良町店

まるでお茶会のように、目の前で一杯ずつお茶を点てていただけるんです。丁寧に説明しながら点てていただけるので、茶道に興味を持つきっかけになるのではないでしょうか。

抹茶の約4倍の濃さという濃茶を使ったラテ。ふんわりとしたミルクと、濃茶の旨味が合わさり、ほっとする味わいです。

茶論ではテイクアウトメニューだけでなく、茶道体験も。

気軽に抹茶をたてられる抹茶と菓子つきの「自点て(1,980円)」、室町時代から伝わる茶の種類を飲み比べる「茶カブキ(2,750円)」、フォーマルな茶会、茶事の流れを学べる「茶事(3,300円)」の3種類。ぜひ参加してみてくださいね。

麻はがきづくりに挑戦!

麻はがきづくり

鹿猿狐ビルヂングでは、奈良の工芸に触れる体験も。

実際に「麻はがきづくり」に挑戦してみました!

中川政七商店でつくられている手績み手織り麻は、染め型を使って手作業で図柄をつけています。何度も色を重ねることで、こんなにも美しい麻に仕上がります。

体験では、手績み手織り麻のはがきにステンシルしていきます。染め型を重ねて、インクをつけて、ポンポンと。

薄く何度も重ねるのがキレイに仕上げるポイントなのだとか。少しずつ鹿の図柄が出来上がってきました。

同じ染め型でも色の重ね具合や濃さで、こんなにも印象が異なるんですね。

今回はお試しの染め型ですが、実際の体験では折々の季節にあわせた「奈良の風景」の図柄が用意されています。どんなデザインなのかはお楽しみに!

<麻はがきづくり(事前予約制)>
価格  :2,750 円(税込)
所要時間:60分

https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/pages/shikasarukitsune-experience.aspx

中川政七商店の創業の地に誕生した「鹿猿狐ビルヂング」。

「路地を巡り出会う、触れ、学び、味わう奈良」というコンセプトの通り、ここでは奈良のさまざまな魅力に出会うことができます。古都・奈良の魅力を堪能してみてくださいね。

スポット詳細

【鹿猿狐ビルヂング】
住所   :奈良県奈良市元林院町22番
定休日  :なし
営業時間 :
中川政七商店 奈良本店 10:00~19:00
猿田彦珈琲 9:00〜21:00
㐂つね 11:00~15:00(LO 14:00)/17:00~22:00(LO 21:00)
JIRIN 9:00~21:00
茶論 奈良町店 10:00~19:00(LO 18:30)

 

https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/pages/shikasarukitsune.aspx

Life Designs (ライフデザインズ)は、”東海エリア(愛知・岐阜・三重)の暮らしをもっと楽しく”をテーマに、情報発信するライフスタイルメディアです。

おでかけやランチの参考など、読者のみなさんの日常に寄り添えるメディアでありたいと思っています。運営しているのは、食・おでかけ・趣味に日々全力な編集部員たち。自分たちが東海エリアで生活する中で、出会ったモノや場所、琴線に触れたことをメディアを通してお届けしていきます。

おすすめスポット