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【スウェーデンの暮らし】スウェーデンのナショナルデー Nationaldag

海外

スウェーデン
2019.06.27
新谷 友海

新谷 友海

スウェーデン在住

【スウェーデンの暮らし】スウェーデンのナショナルデー Nationaldag

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緑豊かな大自然、おしゃれなインテリア、ゆったりと流れる時間。北欧の暮らしって憧れますよね。特集「スウェーデンの暮らし」では、現地からリアルな北欧の暮らしをお届けします。紹介してくれるのは、スウェーデン在住のライター新谷 友海さんです。

6月といえばスウェーデンでは1年で1番日が長い時季。日本より一足早く、夏真っ盛りの時です。現在は白夜で、深夜0時になっても真っ暗になる事はありません。

日照時間は、これを書いている6月中旬、私の住んでいるストックホルム近郊で19時間程。日の入りは22時半頃、そして日の出は3時頃です。頃……と書いたのは、1日に5分以上、夏至に向けて日が長くなっているので、1週間も経てば日はもっと長くなるからです。日が暮れてもまたすぐに昇るので、冬のように真っ暗になることはありません。

ちなみにオーロラが有名なKiruna(キールナ)などの北部では、この季節は日は全く沈まず1日中空に昇っています。寝る時は遮光カーテン必須です。

夜も遅い時間、1日の終わりに明るい外に出て、静かな中コーヒーで一息つくのもなかなかいいものなんです。

さて、太陽が大好きなスウェーデン人。そんな1年で、皆のテンションが一番上がるこの6月には、さまざまなイベント行事があります。夏至祭に高校生の卒業バレードに……そして今回ご紹介する、スウェーデンのナショナルデー「Nationaldag(ナショナルダーグ)」です。

今年のナショナルデーは快晴で、とてもとても暑い夏日となりました。そんな今年のお祝いのイベントの時の様子をご紹介したいと思います。上の写真ではスウェーデンカラーの青いシャツを着た男の子が両手にスウェーデン国旗を持っています。会場となった大きな広場では、たくさんの人たちがスウェーデン国旗を手にして集まっていました。

このナショナルデー、「スウェーデン国旗の日」でもあるんです。

このナショナルデーは、2005年より正式に「祝日」と認められるようになりました。

毎年この日には、カール16世グスタフ国王をはじめとするロイヤルファミリーも市民と共にお祝いをするのですが、今年はBorlänge(ボーレンゲ)、 Ludvika(ルードヴィーカ)、Solna(ソールナ)そして Stockholm(ストックホルム)でお祝いのイベントに参加されたそうです。

ストックホルムの最後には、有名な野外博物館Skansen(スカンセン)でイベントに参加されました。参加されたのはPrinsessan Madeleine(マデリーン王女) Prinsessan Sofia(ソフィア姫)、 Prins Carl Philip(カール・フィリップ王子)、 Kung Carl Gustaf(カール・グスタフ国王)、 Drottning Silvia(シルヴィア王妃)、 Kronprinsessan Victoria(ヴィクトリア王女)、 Prinsessan Estelle(エステレ姫) とPrins Daniel(ダニエル王子)。それぞれが、青と黄色のスウェーデンカラーの民族衣装を着用されます。

民族衣装は、まさにこの写真の左の女性が着用しているようなもの。青がスウェーデンの夏の青空と同じ色をしていて、夏至祭やこのナショナルデーを彷彿させます。

ナショナルデーのお祝いのメインイベントは何といってもダンスでしょう。スウェーデン人は踊るのが大好き。夏至祭でもお祝いのダンスを皆で踊ります。

ここでは、スウェーデン各地から民族衣装を身に纏ったフォークダンサーが集まり、伝統的な音楽に乗せて、伝統的なダンスを披露してくれました。

ペアのダンス、4人でのダンス、そして最後には手を取り合って全員で輪になって。中にはコミカルな振り付けの曲も。皆がそれぞれ違った民族衣装を着ています。そしてこの後に、イベントの目玉、一緒に踊りたい人全員で手をつないで大きな輪を作ってするダンスです。

こちら、わかるでしょうか?たくさんの人たちが全員手をつないで1つの列になり、大小の輪が出来皆で踊っているんです。

青い空の下、自然に囲まれて隣になった見知らぬ人とも手をつないでみんなで踊る。軽快な伝統音楽のメロディーに乗せて、とても幸せな空間が広がります。

年も関係ありません!小さな子からお年寄りまで。皆手をつないで踊ります。

司会の方が「それでは今から皆で踊りましょう!」と言った時、「待ってました!」とばかりに皆駆け出して輪をつくっていったのがとても印象的でした。

こちらはダンスが始まった時に一目見ようと駆け出す男の子。その手には、しっかりとスウェーデン国旗が握られています。服もスウェーデンの目が覚める青。ナショナルデーに合わせて青や黄色の服を着てきている人も多いです。

踊るも良し、見学するも良し、持ってきたおやつとコーヒーでFIKA(フイーカ)するも良し。皆思い思いに、同じ場所で過ごします。ただ今年は本当に暑く、持っていたスマホがオーバーヒートしてしまうほど。この日は朝から「小さな子やお年寄りの体調に注意!」と警告が出ていたほどの夏日となりました。

最後には地元の音楽クラスの生徒たちの合唱ステージもあります。ステージに上がった子たちの友達、家族がスウェーデン国旗を持って応援しています。ステージ横にはこちらもカラフルなスウェーデンカラーの風船がたくさん。

うつくしい歌声と共に、大変夏らしい今年のナショナルデーとなりました。

もう夏至祭まで残すところあと1週間。すでに職場が夏休みに入ったところも多く、1~2ヵ月休みをとって夏を満喫、海外旅行へ、国内の避暑地へと出かけて行く人が大勢います。これだけ長い休みが取れるの、日本から見ると大変羨ましいですよね。

スウェーデンでは今、長い長い夏の1日を大切に皆満喫しています。

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新谷 友海

新谷 友海

スウェーデン在住

愛知県稲沢市出身。2007年1月よりスウェーデン在住。日本でプロボーカリストとして音楽活動に励んだのち、現在はフリーランスデザイナー、ライターとして活動中。スウェーデンから、リアルな北欧の暮らしを季節の写真とともにお届けします。

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