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独特のユニークさで大人気になっている「竹島水族館」をご存知でしょうか?
竹島水族館は、愛知県蒲郡市に1962年に建てられた、日本で4番目に小さな水族館です。大水槽も、イルカショーもありません。ですが、年々来館者が増え、2018年度には過去最高の45万人を達成!「ユニークな展示が笑える!」「年パスが欲しいくらいおもしろい!」と話題沸騰中の、竹島水族館の魅力にたっぷりと迫ってみたいと思います。
竹島水族館とは

入り口すぐの場所では、ミズクラゲが出迎えてくれました。
館内は、さささ〜と見学するだけなら、10分〜15分ほどで周れるくらいの広さです。
竹島水族館は、愛知県蒲郡市竹島町にある市営の水族館です。市営ということで、料金は大人500円(小・中学生200円)とかなりリーズナブル。
ですが展示内容はかなり本格的で、館内には、常時500種類前後・約4,500匹の生き物を展示しています。珍しいオオワニザメやタカアシガニをはじめ、地元の漁師が三重沖や和歌山沖で捕獲してきた深海魚が約100種類も紹介されています。
スタッフ紹介のポップ。これだけでもかなりおもしろいです。
竹島水族館の魅力は、なんといっても「アットホームさ」。館内のいたるところには、思わず笑ってしまうようなユニークな手書きのポップや解説文が添えられています。スタッフさんたちの「楽しく過ごしてほしい!」という思いやりがひしひしと感じられます。
今回は、そんな竹島水族館の魅力を4つのポイントでご紹介したいと思います!
竹島水族館の4つの魅力
① 思わず笑ってしまう!ユニークな手書きのポップ
竹島水族館をご紹介する上で欠かせないのが、手書きのポップ!竹島水族館は、「日本一解説が読まれている水族館」と言われているほど。館内には、いたる所に手書きのポップが貼られてあり、手づくり感満載!ゆる〜いイラストたちが、なんともクセになります。
「魚もご近所付き合いは大変です」。ジョーフィッシュの解説には、明日のジョーのイラストが!
バード・ビークの解説は、「驚きの吸引力」。タイトルだけでついつい読んでしまいます。
レッドテール・キャットは、最近はとても大胆になったそうです。笑 こうした解説を読んでいると、魚たちがとても身近に感じてきます。
ポップの中でも、特に話題になっているのが「魚暦書」。職歴・資格・どんな水槽で暮らしたいですか?など、その生き物になりきって、履歴書形式で紹介されています。一つひとつおもしろくてついつい読み込んでしまいます。解説を読んでいるだけでも、かなり長居してしまうので、時間を忘れないように注意です
② 生き物の習性を生かした展示方法
2つ目のポイントは、生き物の習性を生かした展示方法です。例えば、こちらは狭いところが好きなカサゴの習性を生かした「カサゴマンション」。
301号室のマエダさん、204号室のゆりやんちゃん。カサゴたちがくつろいでいました。
こちらは、ウツボのキモチ悪さを逆手にとった「ウツボ軍団水槽」。もはやアート作品のようです。
「上からサンゴ」は、2018年の再オープンのときにリニューアルされました。全面アクリルの水槽に一新し、これまでは水槽を上からのぞきこむだけだったのが、横からも見られるように。うつくしいサンゴをじっくりと観察できますよ。