世界中の淡水魚に出会える水族館「アクア・トト ぎふ」|岐阜・各務原

2019.3.13
アクア・トトぎふ

岐阜県、各務原市にある「アクア・トトぎふ(以下:アクア・トト)」。同施設では、「木曽川・長良川源流から河口まで」と「世界の淡水魚」をテーマに自然環境を再現した世界最大級の淡水魚水族館です。魚類・両生類・水生植物など約250種25,000点もの生き物を見ることができます。

 

今回は淡水魚が詳しくない方でも、一日中楽しめる「アクア・トト」の魅力を徹底レポートしていきます!

 

アクアトトの外観


アクア・トトがあるのは、岐阜県各務原市川島笠田町。名古屋からは、車で約50分ほどの場所にあります。東海北陸自動車道に隣接しているため、「川島PA・ハイウェイオアシス」に車を停めて高速道路を降りずに入館できます。もちろん一般道からも入館できますよ。

 

 

 

4F:木曽三川・長良川源流から世界へ

 

木曽三川・長良川源流から世界へ

 

木曽三川・長良川源流から世界へ

 

アクア・トトでは、長良川の源流から展示がスタートし、世界の川の展示へと続きます。魚類を中心に、爬虫類・両生類・鳥類など水辺の生き物が生息する環境を再現しています。

 

 

 

まずは4Fからスタートです。

 

ここでは、木曽三川・長良川の源流のひとつ、郡上市高鷲町、叺谷(かますだに)の滝や渓谷が再現されています。窓からは光が降り注ぎ、本物の植栽が植えられているため、まるで実際の渓谷を歩いてるかのような気持ちになりました。

 

 


このエリアでは、ヤマトイワナやアマゴの泳ぐ姿を見ることができました。渓流釣りを趣味とする人でないとなかなか目にすることができない淡水魚です。海や湖に下るものをサツキマス、川に生息するものをアマゴと呼びます。サツキマスは幻の魚ともいわれています。

 

4F 長良川源流フロアで見ることができる主な生き物

・ヤマトイワナ
・サワガニ
・クロサンショウウオ
・アズマヒキガエル

 

 

 

3F:長良川上流から中流

 

長良川上流から中流

 

 

続いては3Fに移動しました。ここでは長良川上流から中流の清流、郡上市・美濃市の河川環境を再現。自然の風景をそのまま切り抜いたかのような空間で、生き物たちがイキイキとくらす様子を観察できます。

 

サツキマスとアマゴ

 

この水槽では、サツキマスとアマゴを同時に見られます。もとは同じ魚なのに、川にいるアマゴマスと海にいるサツキマスでは、サイズが全然違うんです。

 

カワウソのフィーディングウォッチ


ちょうどタイミングよく「カワウソのフィーディングウォッチ」が行われていました。絶滅種に指定された二ホンカワウソにかわり、コツメカワウソが飼育展示されています。上手に前脚を使ってエサを食べる様子が愛しくとってもかわいかったです。

 

「カワウソのフィーディングウォッチ」は1日3回開催(10:00~、13:00~、16:00~)。

 

カワウソ

 

カワウソ

 

カワウソは陸上でじゃれ合う愛らしい姿、水の中を力強く泳ぐ姿が見られますよ。

 

カワウソ
寄り添って寝るカワウソ夫婦。ラブラブな姿を見せていただきました。

 

シュレーゲルアオガエル
シュレーゲルアオガエル

 

アオダイショウ
アオダイショウ

 


他にも、アオダイショウやかわいらしいフォルムのシュレゲールアオガエルや、岐阜といえばのアユがコケを削り取って食べる様子を見ることができます。

 

3F 長良川源流フロアで見ることができる主な生き物

・サツキマス
・オオサンショウウオ
・モリアオガエル
・シュレーゲルアオガエル
・オイカワ
・アユ
・アオダイショウ
・コツメカワウソ

 

 

 

3F:身近な水辺の生き物たちが棲む、長良川中流から河口

 

長良川中流から河口こちらでは、コイやギンブナが泳ぎ、穴にはナマズやウナギが隠れる、中流から河口の様子を再現しています。岐阜県絶滅危惧種に指定されている魚類も展示されています。

 

 


こちらは、岐阜に広がっていた田園風景を再現した水槽です。ハリヨやウシモツゴなど昔はどこにでもいた懐かしい生き物たちに出会えるので、年配の方は懐かしむ方も多いのだとか。

 

カメラを向けると、こっちを向いてくれました!ファンサービス旺盛です。

 

 

 

いよいよ長良川の旅も終盤です。ここではボラやモツゴが泳ぎ、ハゼの仲間たちが底に付く様子を観察できます。

 

 

 

ひなたぼっこするクサガメや干潟にすむカニの仲間もたくさんいました。

 

 

 

3F 長良川中流から河口フロアで見ることができる主な生き物 ・ニホンウナギ
・ナマズ
・コサギ
・ハリヨ
・シロヒレタビラ
・テナガエビ
・カルガモ
・トビハゼ

 

 

 

2F:淡水魚博士の探検小屋

 

淡水魚博士の探検小屋

 

長良川の旅が終わり、世界の川へ広がっていきます。こちらは、「博士がメコン川の環境調査をしながら、日本とアジアの淡水生物の研究をしている。 」というコンセプトのエリア。博士の研究所らしく、生活感漂う雰囲気がたまりません。

 


ここでは、 日本と中国、朝鮮半島の淡水生物が展示されています。

 


アジア最大の川として知られる中国揚子江の淡水魚。日本の淡水魚と違い、サイズがダイナミックです。

 

 

2F 淡水魚博士の探検小屋フロアで見ることができる主な生き物

・イトウ
・オヤニラミ
・エンツユイ
・オオアタマガメ
・アオウオ
・コクレン

 

 

 

2F:世界6カ国間を流れる国際河川、メコン川

 

メコン川

 

 

全長約4,400km。チベット高原から南シナ海へ注ぐメコン川。中国・ミャンマー・ラオス・タイ・カンボジア・ベトナムを流れるメコン川に棲む淡水魚を観察できるエリアです。

 

メコンオオナマズメコンオオナマズ

 

中でも、貴重な魚が、メコンオオナマズ。過去には3m、350kgにもなったものが捕獲されたとの記録もある、世界最大級のナマズとして知られています。

 


他にも、メコン川に生息するさまざまな淡水魚が見られますよ。

 

2F メコン川フロアで見ることができる主な生き物

・メコンオオナマズ
・パーカーホー
・イエローフィンバーブ
・テッポウウオ
・オニテナガエビ
・スポッテッド・インディアンナイフ
・ワラゴ・ミクロポゴン
・パールム

 

 


まるで船の中にいるようなスロープを通って、アフリカ大陸へ。世界を旅しているかのようでとっても楽しいです!

 

 

 

アフリカを代表する大河、コンゴ川

 

レッドジュエルフィッシュ
レッドジュエルフィッシュ

 

全長4,667km。アフリカの中央部を流れるコンゴ川。ジャングルを流れるこの川には、特異な形態や生態を持った魚が多く生息しています。

 

バタフライフィッシュ
バタフライフィッシュ

 

アロアナに近い仲間であるバタフライフィッシュは、胸ビレを大きく広げて水面を泳ぎます。落ちてくる虫や水生昆虫を食べるほか、ジャンプして虫を捕らえます。

 

2F コンゴ川フロアで見ることができる主な生き物

・サカサナマズ
・テトラオドンムブ
・レッドジュエルフィッシュ
・ニシアフリカコガタワニ
・タイガーフィッシュ
・ゴライアスタイガーフィッシュ
・プロトプテルス・アネクテンス
・ポリプテルス・コンギクス
・ポリプテルス・デルヘジ

 

 

 

2F:大地溝帯がつくった巨大な湖、タンガニーカ湖

 

タンガニーカ湖の魚

 

アフリカ大陸の東にある巨大な古代湖、タンガニーカ湖。32,000㎢にも及ぶ巨大な湖は、岐阜県の約3倍。ここの湖には約300種類の魚たちが⽣息していますが、魚の多くは多種多様なカワスズメ科の魚です。

 

2F タンガニーカ湖フロアで見ることができる主な生き物

・シノドンティス・マルチプンクタータス
・キフォティラピア・フロントーサ
・トロフェウス・モーリー
・オフタルモティラピア・ベントラリス
・ロボキロテス・ラビアータス
・ネオランプロローグス・セクスファスキアータス
・オランプロローグス・ブリチャージ

 

 

 

1F:世界最大の河川アマゾン川

 

シルバーアロワナ
シルバーアロワナ

 

最後は、全長6,500km、3,000種類以上の魚が生息するといわれる大河、アマゾン川。アンデス山脈にはじまり、南米大陸の熱帯雨林を横切って大西洋に注ぐアマゾン川は、世界最大の流域面積を誇り、流量は世界の川の20%を占めています。

 

ピラルクー
ピラルクー

 

世界最大の淡水魚のひとつ、ピラルクー。生きた化石と呼ばれており、1億年もの間、その姿を変えずにいると考えられています。大きいものだと4mにもなるのだとか。

 

デンキウナギ
デンキウナギ


さまざまな姿をしたナマズが見られるのもアマゾン川の特徴です。遊泳に適した紡錘(ぼうすい)形をした種から、落ち葉のように平たく底に潜む種など、変化に富んでいます。

 

 

 

動物たちと触れ合おう!

 

カピバラ

 

子どもたちに大人気のカピバラ。世界最大級のネズミであるカピバラは、アマゾン川流域に棲み、木の葉や水中の草などを食べて過ごします。

 

毎日開催しているふれあい体験では、カピバラにエサをあげることができますよ。

 

清流ふれあいプール
清流ふれあいプール。プールの近くにはエサの販売機があるので、エサを購⼊したらエサやりにチャレンジしてみましょう!

 

アシカショー


アクア・トトでは、かわいいカピバラや魚たちへの餌やり体験やアシカショーなど、見るだけでなく、体験を通して、動物たちの魅力に触れることができます。

 

 

 

ミュージアムショップ「Fish Tank」でお土産を買って帰ろう!

 

ミュージアムショップ「Fish Tank」


水族館を楽しんだあとは、オリジナルグッズが楽しめるFish Tankへ。

 

ノート
アクア・トトにいる淡水魚や水生動物が描かれたノート 350円(税込)

 

金平糖カピバラとコツメカワウソの絵がかわいい金平糖。各540円(税込)


他にも、アクア・トト ぎふ限定オリジナルグッズやお菓子、淡水魚や水生生物をモチーフにしたオリジナル商品が豊富にそろっています。お帰りの際はチェックしてみてくださいね。

 

 

全館を通して、淡水魚の魅力が凝縮されたアクア・トト。日本の淡水魚から世界の淡水魚までこれだけの数を見ることができるのは、日本でもここだけです。岐阜県を観光される際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね!

 

【世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ】
住所  :岐阜県各務原市川島笠田町1453 MAP
開館時間:平日 9:30〜17:00(最終入館は16:00)土日祝日 9:30〜18:00(最終入館は17:00)
休館日 :年中無休( ただし年数回、河川環境楽園にあわせて臨時休館することがあります。)
電話番号:0586-89-8200
https://aquatotto.com/