疫病除けの「津島神社」でご利益アップを!
目次
コロナウイルス終息のお祈り
津島神社では、3月1日より毎日コロナウイルス平癒祈願を行っています。祢宜を務める中野敬太さんにお話を伺いました。
中野さん:「毎朝8時30分より日供祭という、ご神前に朝ごはんをお供えする神事を執り行っていますが、3月1日より毎日、日供祭に併せて新型コロナウイルス平癒祈願を行っています。津島市内はもとより、日本全国・全世界の人々の健康祈願とコロナウイルスの終息を願いを込めて祈っています。氏子さん(神社が鎮座する周辺の一定地域に居住する人々)も、拝殿前で毎朝一緒にお祈りしていますよ。」
– 同じ頃から「悪疫退散門札」と「特別御朱印」の授与をはじめ、多くの人々が参拝に訪れているのだとか。
中野さん:「悪疫退散札は家の玄関に貼り、入口から疫病・厄難が入ってこないように須佐之男命様の御神徳を仰いで頂きたいです。これまで、悪疫退散門札は4,000体、特別御朱印は3,000枚授与しています。」
おすすめの参拝コースでご利益アップ
– 境内のパワースポットについて教えてください。
中野さん:「境内全体がパワースポットですが、ぜひ六社参りをして、須佐之男命様のより強い力を受けて頂きたいです。」
六社参りとは、本殿をはじめ、荒魂社・柏樹社・和魂社・居森社・疹社の六社をお参りすること。この六社は、津島神社の御祭神である「建速須佐之男命」をお祀りしており、同一境内に、同祭神をお祀りしているのは、全国的にも珍しいのだとか。
中野さん:「それぞれのパワーを持つ六社にお参りし、コロナ禍の中で、何とか須佐之男命様の力をみなさんに得ていただければ。」と話してくださいました。
① 本殿 直霊
② 荒御魂社(あらみたまのやしろ) 荒魂
③ 柏樹社(かしわぎのやしろ) 奇霊
④ 和御魂社(にぎみたまのやしろ) 和魂
⑤ 居森社(いもりのやしろ) 幸霊
⑥ 疹社(はしかのやしろ) 和魂
六社参りの詳しい説明と案内図は授与所でもらえますよ。
御守の紹介
コロナ禍の今、悪疫退散の御守を求める人も多いそうです。
悪疫退散の「蘇民将来守(そみんしょうらいまもり)」
一般の方へのご祈祷・門札・お守の郵送は通常対応していませんが、終息するまでの期間は特別に対応しているそうです。詳しくは社務所に問い合わせてくださいね。
日々の健康を願うなら、全体的な身守りとして「錦守」
七五三の期間限定「こどもみくじ」もありましたよ。
御朱印をいただきました
通常の御朱印(左)と3月15日から授与を始めた特別御朱印(右)をいただきました。(初穂料300円)御朱印の副印は菊でした。時期によって、お祭や季節の花の副印に変わりますよ。
津島神社オリジナルの御朱印帳を授かりました。津島といえば藤の名所。かわいらしい色合いの藤に、津島神社のシンボルである鳥居と楼門のデザインがほどこされています。
安心安全にお参りするために
津島神社では、授与所にビニールシートを設置するなど、感染症対策が随所に見られました。
拝殿の入口に消毒スタンドを設置しています。安心して祈祷を受けることができますね。
また、七五三の祈祷期間は例年ですと、10月から開始していますが、今年は新型コロナウイルスを考慮し、1ヵ月早めて9月から開始することで分散化をはかっています。
七五三期間中、コロナウイルス終息を願って、祈祷を受けられるお子様の記念品にマスクを渡しています。
手水舎も感染対策として、多くの人が触れる柄杓の利用を取りやめ、パイプに変わっています。パイプから流れ落ちる水で手と口を清めることができます。
巫女さんたちの発案で、11月1日から花で手水を彩る花手水を始めるそうです。「コロナ禍の中でも、より多くの人に楽しんでいただけたら。」という思いが込められています。
境内の様子や祭典など、巫女さんたちがインスタグラムを更新していますので、チェックしてみてくださいね。
▼Instagramはこちら
https://www.instagram.com/tusima_official/
津島神社は、厄除け・疫病・厄難災除にご利益があり、さまざまな歴史的建造物が点在する神社です。苦しいときの神頼みといいますが、こんなときだからこそ、悪疫退散祈願をしてみてはいかがでしょうか。終息後には、お礼参りも忘れずにしましょう。