2023年3月、名古屋市金山エリアにオープンした「ART&WINE BAR NAGOYA(アートワインバーナゴヤ)」。真新しいクリエイティブな体験ができる、東海エリア初上陸の注目スポットです。
場所は「金山総合駅」の南口をでて徒歩約2分のところにある「メイプル金山」の3階。駅からも近く、仕事終わりなどでも気軽に足を運ぶことができてアクセスも◎
ここ「ART&WINE BAR NAGOYA」は、ワインを飲みながら絵画やアート創作のレッスンを受けて楽しめる、一風変わった新しいカタチのクリエイティブ活動。欧米を中心に流行中の「Paint and sip(ペイント&シップ)」を取り入れています。
「Paint(描く)+Sip(ちびちび飲む)」という名前の通り、仕事終わりや休日にバーやレストランなどでお酒を片手にみんなで楽しく絵画を描く、そんな絵画レッスンのスタイルを「Paint and sip」といいます。アルコールが入ることで開放的になり、リラックスした状態で絵を描くことができるのが魅力。
目次
あの名作から、話題のアート技法まで!
世界で一枚しかない、自分だけの作品
明るくて綺麗な店内では、最大約10人ほどが参加するグループレッスンを受けることができます。
必要な画材道具はすべて用意されているので、参加者は手ぶらでOK!使用する絵の具や筆も、綺麗にセッティングされています。洋服が汚れないようにエプロンの貸し出しもあるのが嬉しいポイント。
レッスンではひとつの作品を題材とし、グループのみんなと一緒に各自で絵を完成させていきます。プロ講師の方による丁寧な指導があるので、初心者や絵に自信がない方でも心配不要!
題材となる絵画のジャンルは豊富で、エドヴァルド・ムンクの「叫び」やゴッホの「ひまわり」などの有名な作品をはじめ、フルイドアートやペインティングナイフアートなどさまざまなアート技法を使ったレッスンを体験できます。
ソムリエが厳選!
テーマに合わせたワインを片手にアート創作。
「ART&WINE BAR NAGOYA」では、絵画のテーマに合わせたワインを楽しめます。
その日取り扱う作品のテーマや色彩、歴史などに合わせたこだわりのワインを、J.S.A.ソムリエが厳選。ワインと作品のペアリングを堪能することができます。
絵を描きながらワインを嗜む優雅なひとときは、非日常を味わえる大人な時間。ほろ酔い気分で開放的になることで、創作意欲もより高まります。
飲み放題用のワインも用意されており、好きなタイミングで好きなだけ自由に飲むことができるので、ワインが好きな方も必見です。ノンアルコールのドリンクも用意されているので、お酒が飲めない方も安心して参加してくださいね。
実際にアートレッスンを体験。
モネの「睡蓮」に挑戦してきました!
今回は、印象派を代表するフランスの画家 クロード・モネの作品「睡蓮」のレッスンを実際に体験してきました!
本格的な絵画を描くのは今回がはじめて。ワクワクドキドキなレッスンの様子をお届けします。
今回の題材「睡蓮」のペアリングワインは、「アティチュード」という白ワイン。
レモンやシトラス、グレープフルーツなどのフルーティーな味わいが上品で、モネの美しい作品とよく合います。作品をイメージしながらワインを飲むと、より軽やかに筆先が進み、心地よい気持ちに。
お手本を参考に、講師の方の説明を聞きながらひとつずつ工程を進めていきます。
今回講師をしていただいたのは、WEBデザインなどを手がけているアーティストのオカさん。それぞれのお客さんのペースに合わせて丁寧に進行してくれます。
同時進行で講師の方も絵を描きながらポイントを解説。細かい部分や難しい描写も実際の筆の動きが見れるので、とてもわかりやすく初心者でも不安なく進めることができました。
たまにワインを飲みながら、ひと休憩。絵に夢中になると、ついついワインの存在を忘れてしまいます(笑)
ここで最大のポイント、水面に浮かぶ睡蓮の葉を描くのに苦戦中!
ただ丸く葉を描くのではなく、位置によって葉のサイズや形状を変えなければいけません。アドバイスを受けながら、ひとつずつ睡蓮の葉を仕上げていきます。
色が加わるごとに絵が仕上がっていくので、一緒に気持ちも上昇!細かい陰影の表現にも力が入ります。
最終工程が終わっても、気になるところや物足りないところは後から微調整ができるので、細部までこだわりを追求できますよ。
今回は時間が余ったので、キャンパスの上下左右にも色を塗っていきます。この部分に色が入ると、より本格的な絵に変身!キャンパス全体に一体感が生まれますね。
そして、ついに完成です!はじめはうまくできるか心配でしたが、なんとかオリジナルの「睡蓮」ができあがりました。
世界でひとつしかない、自分だけの作品に感動。終始おしゃべりを挟みながらも、楽しく絵を仕上げることができました。おいしいワインのおかげで、より自分の中にあるクリエイティブ力が発揮できた気がします!
額縁に入れると、自分が描いた絵とは思えないほどの見栄えに驚き。できあがった絵画は、その日に持ち帰ることが可能です。インテリアとしておうちに飾るのも素敵ですね!
SNSでも話題!
色の流れを楽しむ「フルイドアート」
「ART&WINE BAR NAGOYA」では先ほど紹介した絵画の模写だけではなく、さまざまなアート技法を使った人気のレッスンもあるんです。
今回は、そんな中でも今SNSなどで話題となっている「フルイドアート」を体験してきました。
フルイドアートとは、絵の具の流動性を利用して制作されたアート作品のこと。 液体の絵の具の流動性(フルイド)が描き出した芸術(アート)という意味で「フルイドアート」と呼ばれています。
選んだ色が偶発的に混ざり合って模様をつくり、ひとつのアートが生まれます。アクリル絵の具と特殊な液剤などを混ぜ、キャンバスに流したり垂らしたりするだけなので、誰でも簡単に作品をつくることができます。
たくさんある色の中から、好きな色の絵の具を3〜4種類チョイス。フルイドアートは、この色選びがとても重要です!この色とこの色を組み合わせたらどうなるか頭の中で想像を繰り返しながら、慎重に選んでいきます。
今回は、イエロー×ターコイズグリーン×レッドパープル×ブルーの4色とグレー×ピンク×ブルー×ネイビーの4色、計8色を選択。各4色ずつ2種類のフルイドアートをつくっていきます。
指示通り、絵の具に液剤を入れてまぜまぜ。気泡が入らないように、丁寧に混ぜていきます。
絵の具とオイルを混ぜ終えたら、カップに絵の具を重ねるように入れていきます。順番も量も好きなように自由に入れてOK。仕上がりをイメージしながら、絵の具の層を重ねていきましょう!
ここからがフルイドアートの見どころ!カップに入れた絵の具を、キャンバスの上に流していきます。予想外に混ざり合う色の姿に、ワクワクドキドキが止まりません。
セル(気泡)づくりにもチャレンジ!
液剤を混ぜた絵具にオイルを数滴入れ、ガスバーナーで軽く炙ることでセルが出てきます。ポツポツとできるセルがおもしろい。このセルがアクセントになって、よりアートに深みが出る気がしますね。
キャンバスを上下左右に傾けて、絵の具を垂らしたり模様を伸ばしたり。キャンバスの上で絵の具を自由自在に操って、デザインを仕上げていきます。縁までしっかりと絵の具を垂らしたら完成です!
フルイドアートは、絵の具が乾くまでに約1週間ほどかかるため、後日発送になります。
出来上がった作品がこちら!どちらもそれぞれの個性が溢れる、素敵な作品に仕上がりました。つくる人のセンスによってまったく異なる作品になるので、見ているだけでもおもしろいですね。
最後までどんなデザインになるのか、予想がつかないフルイドアート。新鮮かつおもしろい、おしゃれなアート体験に、きっとあなたも夢中になることでしょう。
「ART&WINE BAR NAGOYA」は、お酒を嗜みながらアート体験ができる、魅力的な場所です。自分の中に眠る、クリエイティブな一面が引き出されることまちがいなし。レッスンの予約はネットから簡単にできます。
非日常的なアート空間で、世界に一つしかないあなただけの作品をつくりましょう!