防災クッズを揃えよう!本当に必要な防災グッズまとめ

掲載日:2023.09.18
防災クッズを揃えよう!本当に必要な防災グッズまとめ

近い未来に、必ず来ると言われている南海トラフ地震や首都直下型地震などの大型地震から、台風や集中豪雨など他国と比べても自然災害が多い日本。そんな日本に住んでる以上、できる限りの備えはしておきたいものです。

そこで今回は、命を守る「防災グッズ」に着目。防災対策のために買っておきたいアイテムをセレクトしました。重要度も記載していますので、できることから対策をしていきましょう!

防災グッズ必需品の入った避難袋の用意

防災

災害が起こった際、多くのものを持ち出すことはできません。余震の危険性もあるため、できるだけ早く避難する必要があります。だからこそ、防災グッズが入った避難袋を事前に用意しておくのが大切です。避難袋はどんな状況でも持ち出せるよう、玄関脇・廊下・リビングなど、災害時にはすぐに掴んで持って行ける場所に置くようにしましょう。

避難袋に入れておきたい物は、状況によって変える必要がありますが、まずは、最低限必要なグッズを紹介します。避難する際に背負って歩けなければいけないので、自分に必要なものを吟味して揃えましょう。

重要度:★★★
絶対に備えておくべきもの!

ヘルメット(防災ずきん)

地震・火事・水害が起こった場合、家の中であっても、外であっても、何がどうぶつかってくるかわかりません。そのためヘルメットは落下や飛来物から頭を守るだけでなく、火災発生時の火の粉からも頭を守れるので非常に大切なアイテムです。

手袋・軍手

障害物をどける際に手を保護するために必要。冬場や寒冷地の場合は、寒さから手先を守るために重要な役割を担ってくれます。

懐中電灯、ヘッドライト

停電した場合は、電気も必須になります。長寿命で衝撃に強いLEDライト、両手を空けることができるヘッドライトがベストです。

 

雨具(レインコート・ポンチョ)

雨に濡れると、想像以上に体温が奪われます。暖が取れない場所では、体調を崩したり、最悪の場合は死に至ることもあります。そのため、レインコートやポンチョなどのレインウェアは必須です。できれば上下で揃えておきたいものです。

マスク

大地震直後の粉塵から喉を守ったり、避難所などでの感染症などの予防にも使えます。できれば予備も含めて備えておきましょう。

防災シューズ

災害時にはさまざまな路面状況が想定できます。地震が起きた場合は、液状化現象による地盤沈下や地面の隆起による道の崩壊、窓ガラスの破損によるガラスの散乱など……。足下の危険から身を守るためにもトレッキングシューズや防災シューズなどの頑丈な靴を用意しておくのがおすすめです。

以下も合わせて用意しておこう!

・飲料水(一人1日3リットルが目安)
・食料品(カップめん・缶詰・ビスケット・チョコレートなど保存のきくもの)
・身元や緊急連絡先が分かるもの(運転免許証のコピーや写真付き緊急連絡先カードなど)
・救急用品(ばんそうこう・包帯・消毒液・常備薬)
・携帯ラジオ(予備電池も忘れずに)
・衣類(人数分の着替え)
・毛布(避難所は寒くなることがあるので、保温は必須)
・洗面用具(歯ブラシ・タオル・ウェットティッシュ)
・携帯トイレ(トイレが使用できないこともある)

備えておくべき物はわかっても、実際にどんな物を選べばいいのか迷ってしまいますよね。ここからは、各ジャンルごとに備えておくと便利なお役立ちグッズを紹介します。

食糧編

災害時には欠かせない食糧は、冷蔵庫がなくても保存が効くものがおすすめです。

【小麦粉】重要度:★★★

うどんやすいとんなど、さまざまな形に変えて食べられる食材。保存も利くので非常食として一袋多めにおいておくといいでしょう。

【乾燥豆】重要度:★★★

乾燥豆は風味など気にしなければ、実質何年経っても食べられます。高タンパクであり、主食にもなるお豆は、非常時には欠かせない食糧のひとつ。

【はちみつ】重要度:★★★

はちみつも賞味期限があってないようなもの。栄養豊富でミネラル・ビタミン・アミノ酸・酵素など体に大切な栄養素がたっぷり詰まっています。吸収も早いので、体力が弱ったときはエネルギー源になります。殺菌作用もあり、傷口に使えるので、備えておくと間違いない万能食材です!できれば100%ピュアな蜂蜜がベスト。

▼ローハニー(YS Organic Bee Farm)
https://www.amazon.co.jp/dp/B000Z93FQC/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_5T-CFbSDVX4TB

【塩・みそ・醤油など、常温保存ができる調味料】重要度:★★

昔の人が旅するときも持ち歩いていたように、みそは塩分豊富で常温でも保存できる調味料です。冷蔵庫が使えなくても食事の用意ができるよう調味料は備えておきたいですね!

【お米をローリングストックしておく】重要度:★★

ローリングストックとは、3日分から1週間分の食料を家庭に在庫して使いながら、減った分を適宜買い足していくという方法です。普段kg入袋を購入する家庭なら、今使っている白米の他にプラス1袋を余分に買っておき、それを開封したらまた3kg買うようにしましょう。保存は冷蔵しておくのがベストですが、消費に1カ月以上かかる量で購入したいときは、白米よりも保存が効く玄米を買うのがおすすめです。とくに悪い環境で保管しなければ1年間はおいしくいただけます。

▼ローリングストックについて
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/network/rolling.html

【保存食をつくる】重要度:★★

時間があるときに保存食をつくっておくのもいいでしょう。例えば、大根が安いときに大量に買って切り干し大根をつくり保存したり、発酵食品や瓶詰めにして長期保存できる食材などをつくって備蓄しておくのもおすすめです。

【カット野菜を冷凍】重要度:★★

備蓄品というよりは備えておくテクニックもご紹介。
野菜をカットして冷凍庫に入れておき、ローリングストックとして日頃から食べて備えてを繰り返します。冷凍しておけば長期保存ができるので、少し多めに冷凍しておくことで、何かあったときに食べる物がある状態をつくっておけます。

【乾物・非常食】重要度:★★★

乾物や缶詰は長期保存ができるので、とても便利です。
乾物であれば春雨・高野豆腐・乾燥椎茸・切り干し大根・わかめ・オートミールなど。うどん・素麺など乾麺は食べきったら補充という形のローリングストックという形でおいておくと◎非常食であれば、非常食の定番アルファ米や缶詰パン・グリコ ビスコ保存缶など。できれば冷めてもおいしいもの、あたためなくてもいいものを選ぶようにしましょう!

▼非常食
https://www.bousaikan.jp/tokusyu/180129.html#4

Life Designs (ライフデザインズ)は、”東海エリア(愛知・岐阜・三重)の暮らしをもっと楽しく”をテーマに、情報発信するライフスタイルメディアです。

おでかけやランチの参考など、読者のみなさんの日常に寄り添えるメディアでありたいと思っています。運営しているのは、食・おでかけ・趣味に日々全力な編集部員たち。自分たちが東海エリアで生活する中で、出会ったモノや場所、琴線に触れたことをメディアを通してお届けしていきます。

おすすめスポット