中部エリアの空の玄関口として、2005年にオープンした「中部国際空港 セントレア」。
ショッピングやグルメをはじめ、展望風呂からアートまで、フライトまでの時間を楽しく過ごせるスポットが満載。2018年には複合商業施設「フライト・オブ・ドリームズ」がオープン、2021年には入場無料エリアとしてリニューアルし、ますますパワーアップしました。名古屋駅から中部国際空港駅までは電車で約28分なので、日帰りおでかけスポットとしてもおすすめ!
今回はフライトなしでも1日満喫できる「セントレアの楽しみ方」をご紹介します。
目次
大人も子供も楽しめる!
「フライト・オブ・ドリームズ」
まずは2018年に中部国際空港セントレアにオープンした複合商業施設「フライト・オブ・ドリームズ」へ。ターミナルビルからは、アクセスプラザ経由で立体駐車場P1連絡通路をA棟に向かって進みます。
1階は、ボーイング787初号機(ZA001)を中心に、楽しく遊びながら航空や空港について学べる無料エリア「フライトパーク」。2階と3階は「シアトルテラス」。ボーイング創業の街シアトルをテーマにした商業エリアです。
※フライトパーク:一部コンテンツは有料です
航空や空港について学べる無料エリア「フライトパーク」
フライトパークでは、飛行機について学べる「飛行機エリア」、セントレアについて学べる「空港エリア」、お子さんに大人気な「キッズエリア」の3つのエリアが楽しめます。
まずは「飛行機エリア」に行ってみましょう!
中央には、ボーイング787初号機(ZA001)がどーんと、展示されています。
こんなにも航空機を間近で見られる機会はなかなかありませんよね。ジャッキアップされているので、飛行機の真下からもじっくり鑑賞できます。
コックピットも見学できますよ!
本物のエンジンを間近で見ることができるコーナーも!なんと直径2.8mもあるんです。
ボーイング787や飛行機について、実際の飛行機を見ながらその役割や仕組みについて理解を深められます。
続いては「空港エリア」へ!
中部国際空港 セントレアの概要や、航空に関する仕事について紹介しています。パネルは、実際にセントレアで働かれている方達がつくられたのだそう。普段はなかなか知れない内容ばかりなので、お子さんの自由研究にぴったり!
0歳から12歳を対象とした「キッズエリア」。本物の飛行機の間近で、天候や気温を気にすることなく思う存分遊べます。
有料で楽しめる大型ネット遊具「もくもクラウド」。
たっぷり遊びたいという方は、1日フリーパス券がおすすめ!フライト・オブ・ドリームズ内には、食事ができる「シアトルテラス」があるため、ランチの後にもう一回遊ぶなんてこともできちゃいますよ。
<対象>
未就学児(3歳以上)〜小学生まで<利用料金>
1日フリーパス:¥500
1回券:¥300
※同伴保護者:こども1人につき1名無料<ご利用条件>
大人(中学生以上) :大人のみのご入場は不可
小学生 :同伴保護者の入場が不要
未就学児(3歳以上):同伴保護者の入場が必須
0〜2歳 :遊ぶことはできません
「シアトルテラス」でランチ!
たっぷり遊んだあとは、2階・3階にある「シアトルテラス」でランチタイム!
ボーイング創業の街「シアトル」の街並みをテーマにしたエリアです。飛行機の間近で食事が楽しめるのもポイント!
シアトルの老舗クラフトビール
「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR」
今回は、シアトルの老舗クラフトビール「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR」へ!本場アメリカンクラフトビール醸造所の直輸入ビールが楽しめる、オンリーワンのレストランです。
現地の「THE PIKE BREWING(パイク醸造所)」に併設されている「THE PIKE PUB」は地元市民のみならず、世界中から観光客が訪れる人気店です。
ランチにおすすめなのが、シアトル本店でも人気な「ビーフバーガー」。ほんのり甘いバンズと肉汁あふれるパテは、本場シアトルの味わい。
「ケイジャンシュリンプ」は、海老とガーリックの香ばしいにおいが食欲をそそり、ビールとの相性も抜群です。
絶品のクラフトビールとアメリカ料理を楽しみにぜひ行ってみてくださいね!
【THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR】
営業時間:11:00〜19:00(L.O.18:30)
場所 :フライト・オブ・ドリームズ 3階https://www.centrair.jp/shop-dine/restaurant/pike-brewing.html
ターミナルビルでアート鑑賞
ランチのあとはターミナルビルへ。
実はターミナルビルでは、アート鑑賞が楽しめるんです!常滑焼の壁画をはじめ、日本や飛行機をイメージさせるアートが展示されています。
フライトなしでも楽しめるアートスポットを巡ってみましょう。
セラミックアート「The water of life」
第1ターミナル1階に展示されているのは、世界的に活躍する常滑の美術陶芸家・吉川正道さんのセラミックアート「渚(みぎわ)”The water of life”」。高さ2.8m、幅27mの大陶壁と球体の立体で構成された、青白磁による美しい作品です。
セントレアのある愛知県常滑市はやきものの町。開放的な空間で、やきものの魅力を感じられるアート作品です。
1902年製ライト兄弟グライダー(レプリカ)
第1ターミナル4階 スカイタウンの吹き抜け部分にあるのは「1902年製ライト兄弟グライダー(レプリカ)」。ライト兄弟が1902年に制作したグライダーの機体を厳正に再現した実物大複製品です。米国の歴史家、リック・ヤング氏が愛・地球博のアメリカ館の為に制作し、展示されていたものがセントレアに寄贈されました。
空港にぴったりなアート作品ですね!
陶板アート 冨士
出発ロビーから少し進んだ先にある「センターピアガーデン」では、2つの陶板アートが楽しめます!センターピアガーデンは静かな空間で、本当に美術館を訪れているような感覚に。
こちらは日本画家・故片岡球子さんの原画「冨士」を陶板レリーフにした作品です。高さ4.1m、幅4.6m。富士山と桜という日本の代表的な景色が迫力満点に描かれています。
陶板アート 天空翔翔
漆芸家・故高橋節郎さんによる陶板レリーフ「天空翔翔」は、高さ 4.1m × 幅13.7mの作品。金・銀色の自由に羽ばたく鳥たちが印象的です。
到着コンコースにもアート作品が展示されているので、セントレアに到着した際にもぜひチェックしてみてくださいね!
日本で一番近くに飛行機を感じられる
「スカイデッキ」
続いては、「スカイデッキ」にやってきました。
このスカイデッキは日本で一番近くに飛行機を感じられる展望デッキとも言われています。スカイデッキ先端から滑走路までの距離が300m、飛行機が滑走路まで移動する誘導路までは、わずか50m程度ととっても飛行機との距離が近い!
小さなお子さんや車椅子の方でも絶好の眺望を楽しめるようにとスカイデッキの8箇所に設置されているのが「フーのビューポイント」。天気が良ければ、対岸の伊勢志摩がくっきりと見えたり、名古屋港を行き交う大型貨物船もよく見えるのだそう!
「くつろぎ処」でリフレッシュタイム!
なんとセントレアではお風呂まで楽しめるんです!
ターミナルビル4階にある「くつろぎ処」へ。展望風呂「SOLA SPA 風の湯」、韓国料理・和食レストラン「お食事処 えびす」、アジアンスパ「SANATIO SPA」が楽しめる総合リラクゼーション施設です。
展望風呂「SOLA SPA 風の湯」は、種類豊富なお風呂が楽しめるだけでなく、伊勢湾に沈む夕陽や飛行機の離着陸を望める絶好のビュースポット。サウナも併設され、外気浴が堪能できる展望デッキも◎
【SOLA SPA 風の湯】
営業時間:8:00〜22:00(最終受付21:00)
場所 :第1ターミナル 4階 スカイタウン<入浴料>
・大人(中学生以上):タオル付 1,500円(税込)、タオルなし 1,300円(税込)
・小人(小学生):タオル付 900円(税込)、タオルなし 700円(税込)
・幼児(3歳以上):タオル付 600円(税込)、タオルなし 400円(税込)
※2歳以下無料
「セントレアオフィシャルショップ SORA MONO」で
オリジナルグッズをGET!
最後はスカイタウンにある「セントレアオフィシャルショップ SORA MONO」へ。
オリジナルキャラクターのセントレアフレンズのアイテム、SORA MONO オリジナルグッズ、航空ファン必見のエアライングッズなど、豊富な品揃え。
セントレア開港時からオリジナルキャラクターとして親しまれている「なぞの旅人 フー」。ニコッと笑った表情に癒されます。
セントレアオリジナルグッズも豊富!ちなみに「SORA MONO」で販売している商品の一部はオンラインショップでも購入可能です。
【SORA MONO】
営業時間:8:00〜21:00
場所 :第1ターミナル 4階 スカイタウン
※営業時間は予告なしに変更する場合がございます
「フライトなしでも楽しめる!中部国際空港セントレアの過ごし方」をお届けしました。今回ご紹介したのは、セントレアのごく一部。そのほかにもさまざまなショッピングやグルメなど、楽しめるスポットが満載です。
またほとんどのスポットが屋内なので、天候や気温を気にせずに楽しめるのもポイント!ぜひ日帰りおでかけスポットとして、セントレアを訪れてみてくださいね。