お庭づくりのプロに聞いた!庭づくり&エクステリアの7つのポイント。(GREEN STYLE)
目次
④植物の数はできるだけ少なくする
安藤さん:「植物は成長して必ず大きくなるので、数はできるだけ少なくするようにしています。数を多くするのではなく、バランス良く仕上げるようにしています。あとは、植物以外のアイテムを加えるのもおすすめですよ。GREEN STYLEの場合は、アンティークのオブジェや木製のボードを置いたりしています。植物の量が少なくても雰囲気良く演出できますし、植物の成長に合わせて調整もできます。飽きたら模様替えもできますしね。」
アンティークのはしごやガーデンウィールをアクセントにして。
植物の量が多くなくても、バランス良く配置することで、雰囲気良く仕上げられます。
テキストの入った木製のボードをプラスすることで、一気にお店のような雰囲気に。
古材やトタンを使用したオリジナルの木製門柱。門柱一つでもこんなにもオリジナリティ溢れるものにできます。
門柱にこだわるだけで、グッとオリジナリティのあるお庭に仕上がりますよ。
⑤庭は家を引き立たせる額縁である
安藤さんの庭づくりの心得を教えていただきました。
安藤さん:「お庭はお家を引き立たせるための額縁だと考えています。なので、絶対にお家より目立たせない。そして、額縁と絵画のようにバランスが取れてなくてはなりません。お庭だけが豪華でもバランスが悪くなってしまいます。
そしてお庭はお家の印象を変えることもできます。3階建のお家を建てて想像よりも大きく感じてしまうなという場合は、通常よりも大きな木を植えてあげることでカバーできます。外観の色が暗く感じてしまうという場合は、明るめの植物やレンガを置いてあげることで、色味の調整も可能ですよ。
コンクリートを曲線にすることで、外観デザインと馴染む柔らかな印象に。また、コンクリートの割りを、駐車ラインと合わせないことで広く見せる効果も。
色鮮やかな植物たちが、シンプルな外観をより一層引き立たせています。