堀川の岸も川面も楽しめるお祭り!「堀川ウォーターマジックフェスティバル」

2018.10.10
船上バー「トロワリヴェール号」

9月28日(金)に名古屋市の堀川で開催された「堀川ウォーターマジックフェスティバル2018」に行ってきました。川面の船でカブトビールが楽しめる「船上ビールバー」、ハリボテが川に浮かぶ「KWArt(カワアート)」、同時開催の「なやばし夜イチ」など、河川に親しみながら堀川の岸も川面も楽しめるイベントです。

 

堀川1610年、名古屋城の築城にあわせて開削された堀川は、2010年に開削400年目を迎えています。


まずはじめに、企画運営を手掛ける丹坂さんにお話を伺ってきました。


ー 「ウォーターマジックフェスティバル」をはじめたきっかけを教えてください。


丹坂さん:「もともと堀川は、名古屋城や城下町をつくる物資を搬送するために使われていました。これまでにも浄化・再生をテーマに取り組んできましたが、なかなか一般の市民の方に河川整備の重要性をお伝えするのが難しかったんです。

 

そこで、少しでも河川に親しんでもらい、河川整備の理解を深めようとはじまったのが「ウォーターマジックフェスティバル」です。2003年に開始され今年で16回目になります。イベント名の「マジック」という言葉には、川が持っている力や可能性を感じていただきたいという想いが込められています。」

 

堀川


ー 今後の展望を教えてください。

 

丹坂さん:「水上交通が当たり前のように生活の中にあるようにするのが目標です。そして、名古屋の一番の観光地といえば名古屋城ですが、アクセスが悪いのが課題。そこで、名古屋駅に立ち寄り、街を楽しみながら歩いて、納屋橋や円頓寺から堀川を船で向かうというルートをつくりたいと考えています。そのためにも、まずはたくさんの方に堀川に親しんでもらって、河川に興味を持っていただけたらうれしいですね。」


ここからはイベントの様子をレポートしていきます。

 

 

堀川初の「船上カブトビールバー」

 

船上カブトビールバー

 

まずは今回のイベントの目玉ともいえる「船上カブトビールバー」へ。

 

船上でカブトビールが飲める船上バーが一日限定でオープンしました。堀川に浮かぶトロワリヴェール号への移動手段は小舟だけ。まさに河川を楽しめるイベントなんです。(往復乗船券+ドリンク1杯 ¥500)

 

 

小舟に乗って船上バーへ

 

小舟へ乗船

 

錦橋横から小舟に乗り込みます。

 

小舟に乗船

 

船上バー「トロワリヴェール号」に向かって出発。なんだかアトラクションのようでワクワクします。

 

堀川

 

堀川

 

堀川は道路や歩道から見下ろす風景がほとんどですが、船に乗り、水面から見る街並みは全く違う景色にみえました。昔の人はこのように川を使って行き来していたんですね。

 

船上バー「トロワリヴェール号」


秋風が心地よいな〜と船に揺られること、約1分。船上バー「トロワリヴェール号」が見えてきました。

 

船上バー「トロワリヴェール号」

 

船上バー「トロワリヴェール号」


こちらが「トロワリヴェール号」の船内。レトロな雰囲気がすてきです。

 

 

幻のビール「カブトビール」

 

カブトビール左:明治カブトビール 右:大正カブトビール


さっそく「カブトビール」をいただいてみました。

 

カブトビールは愛知県半田市で、1889年から1943年のおよそ半世紀の間だけ生産され、幻のビールとも呼ばれています。明治時代のはじめは、サッポロ・キリン・エビス・アサヒなど名だたるビールが誕生しました。そんな中、カブトビールは大手4大ビールメーカーに迫る勢いで普及し、1900年に開かれたパリ万博に金賞に輝きました。残念ながら太平洋戦争によって工場は閉鎖に追い込まれ、カブトビールの製造は終了。幻のビールとなったカブトビールですが、復刻したいという熱い想いをもつ地元の方々が中心になって、長い年月を経て復刻されました。

 

カブトビール
スタッフさんにカブトビールの歴史や製造について教えていただきました。


でもなぜ今回の「堀川ウォーターマジックフェスティバル」でカブトビールのイベントが開催されたのでしょうか。

 

その理由は、カブトビールはここ名古屋納屋橋に「カブトビール名古屋支店」を開設していたから。文字通り全国展開への営業拠点として、戦前まで地域の人々に親しまれていました。現在は、カブトビール名古屋支店として納屋橋からすぐ近くの「TWILO」でカブトビールを飲むことができますよ。


【納屋橋TWILO】
http://nayabashi-gakubuchi.jp/publics/index/25/

 

明治カブトビール明治カブトビール


カブトビールは2種類あります。

 

こちらは、「明治カブトビール」。明治時代のパリ万博で金賞を受賞した本格ドイツビールです。アルコール度数は少し高めの7%。黒ビールに見えますが、赤ビールなので渋みが少なくスッキリとした飲み心地なんです。

 

大正カブトビール大正カブトビール

 

そしてこちらの黄金に輝いているのが「大正カブトビール」。クセがなく爽やかな飲み心地なので、グイグイっと飲めちゃいます。

 

カブトビール船上で飲むビールは格別です!

 

カブトビール
スタッフさんとカブトビールを持って「はい、チーズ!

 

 

同時開催「なやばし夜イチ BEER FESTIVAL」

 

なやばし夜イチ BEER FESTIVAL

 

出店川岸には出店が並んでいます。

 

手作りの看板手作りの看板にほっこり。

 

夜イチビール
夜イチビール


愛知県名古屋市 納屋橋で月一回第4金曜日に開催されるナイトマーケット『なやばし夜イチ』。今月は「BEER FESTIVAL」ということで、選りすぐりのクラフトビールとグルメが大集結しました。

 

運営スタッフのあいざわさんにおすすめのお店をいくつか教えていただきました。

 

石窯PIZZA屋台「boccheno」

 

石窯PIZZA屋台「boccheno」移動販売車の先駆けとも言われています。

 

まずは、石窯PIZZA屋台「boccheno」。石窯を積んだ移動販売車で本格ナポリピッツァを届けています。国産小麦と天然酵母は注文を受けてから焼き上げます。

 

石窯PIZZA屋台「boccheno」

 

せっかくなので、一番人気という「マルゲリータ」を注文してみました。

 

石窯PIZZA屋台「boccheno」

 

石窯で焼くことおよそ1分。

 

石窯PIZZA屋台「boccheno」

 

あっという間に美味しそうなマルゲリータが完成しました。国産小麦と天然酵母のピッツァはもちもちカリカリ。焼きたてのアツアツをほおばるのは格別ですよね。ビールとの相性も抜群。

 

【石窯PIZZA屋台 boccheno】
http://boccheno.com/

 

 whoopie frites

 

こちらは、ホクホクのフレンチフライを販売する「 whoopie frites」。オリジナル特製ソースをかけたニューヨークスタイルのポテトが楽しめます。中でも人気なのは、「塩辛ポテト」です。

 

【whoopie frites】
https://whoopiefrites.com/

 

Big Buns Burger

 

愛知県内を中心にキッチンカーで営業している「Big Buns Burger 」。自家製ソース、無添加バンズなど『子どもたちにも安心して食べさせられるハンバーガー』がコンセプト。名古屋の老舗洋食店「マ・メゾン」で料理長を経験されたオーナーがつくるハンバーガーは絶品ですよ。

 

【Big Buns Burger】
https://www.facebook.com/bigbunsburger/
https://www.instagram.com/bigbunsburger/

 

かずcoがcoffeeと旅をする。

 

「かずcoがcoffeeと旅をする。」という店名が印象的な自家焙煎coffee豆屋。「旅するように、生活に味わいを。」をテーマに、愛知県内のイベントやマルシェで、珈琲と触れあう機会を提案しています。

 

【かずcoがcoffeeと旅をする。】
https://kazucocoffeetrip.com/#
https://www.instagram.com/kazucocoffeetrip/

 

おそら

 

美味しそうな匂いに誘われて向かったのは、「おそら」。スパイシーチキンとカレーを販売していました。今回は残念ながらありませんでしたが、特製のカレーパンも人気メニューです。

 

【おそら】
https://ameblo.jp/bigfoot0565/

 

ばかたれ家


ビールにぴったりのグルメを発見しました。「ばかたれ家」の台湾蒸し餃子。ピリッと辛い餡がお酒に合います。2個で300円でカップに入っているので、食べ歩きにもってこい。

 

【ばかたれ家】
https://ameblo.jp/bigfoot0565/
https://www.facebook.com/94bakatareya/

 

「TABI CAFE」のベーグル


行列ができていたのが、名古屋の神宮前にある旅するカフェ「TABI CAFE」のベーグル。チョコ・コーヒーなど定番のものから、カツカレー、ホイコーローなど他ではなかなかないものまで種類が豊富でした。明日の朝食用にと、まとめ買いされている方もいらっしゃいましたよ。

 

【TABI CAFE】
https://tabicafe.jimdo.com/

 

 

「KWArt -カワアート・堀川は宇宙-」

 

 

円頓寺と納屋橋のコラボレーションで開催された「KWArt -カワアート・堀川は宇宙-」。円頓寺商店街・七夕祭りの名物である「ハリボテ」を堀川に浮かべようという企画です。堀川でつながっている円頓寺と納屋橋でなにか一緒にできることはないか?とスタートしたのだそう。

 

KWArt -カワアート・堀川は宇宙-円頓寺七夕まつりで展示されていたダルマのハリボテ

 

KWArt -カワアート・堀川は宇宙-
納屋橋へ到着しました。

 

実はLIfe Designsを運営しているアライブ株式会社は、堀川の目の前に位置しています。毎日眺めている堀川ですが、今回の「堀川ウォーターマジックフェスティバル」は、河川への関心を持つきっかけとなりました。丹坂さんの言葉通り、もっと河川交通が豊かになってほしいなと思います。普段見慣れている風景でも、背景や歴史を知ることで、違った印象に見えるものです。

 

堀川では、「堀川ウォーターマジックフェスティバル」の他にも、「なやばし夜イチ」「堀川まつり」をはじめとするさまざまなイベントが開催されています。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

【堀川ウォーターマジックフェスティバル】
http://horikawa-wmf.com/
https://www.facebook.com/horikawa.wmf