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三重県伊勢市で、オリジナルプロダクトを製作している「ichishina(いちしな)」。「一生一品」をコンセプトに、いつの時代でも変わらず、大切に使ってもらえるものをセレクト、オリジナルで製作したアイテムを扱う雑貨店です。
今回は、ichishinaの魅力をたっぷりとお伝えしていきます。後半では伊勢神宮へ参拝に行ったら買って帰りたくなるアイテムもご紹介してきますよ!
1とデザインされた暖簾がお店の目印です。
ichishina内宮店があるのは、伊勢神宮(内宮)の鳥居から徒歩1分ほどの場所。こちらの店舗では、三重県の作家さんを中心としたアイテムをメインに取りそろえています。
大正時代に創業。
はじまりは「伊勢うどん」から。
今回お話をお伺ったデザイナーの高田弘介さん。
最初に、ichishinaの経歴から伺いました。
高田さん:「ichishinaを運営する「奥野家」は、1910年(大正2年)に初代・奥野佐吉が伊勢神宮外宮前で伊勢うどんを振る舞ったことからはじまります。現在の場所に移転したのが、3代目のときです。当時は飲食業のほかに旅館の運営もしていました。
ichishinaが誕生したのは2008年のことです。伊勢神宮の土産だけでなく、日常生活で長く大切に使っていただけるプロダクトを提案する雑貨店として「ichishina」をオープンしました。現在では、飲食業、雑貨店以外にもギャラリーや、年に1回全国の作家さんを集めた「クラフトフェア」を開催しています。」
ichishinaに隣接する「牛ステーキ おく乃」
一生かけて大切にしたいと思えるものを
高田さん:「僕らのコンセプトは「一生一品」です。一生大切にしたいと思える、シンプルで長く大切に使ってもらえるものをセレクトしています。ものとの出会いも縁だと思いますので、持ち主にとって宝物のように思える「一品」に出会える場所を目指しています。
雑貨店は現在、内宮前店と船江店があり、内宮前店では三重県の作家さんを、船江店では県外の作家を中心にセレクトしています。他にも作家さんと共同でデザインしたプロダクトや、ichishinaオリジナルアイテムもそろえています。自分のために、贈り物としてもよろこんでいただけるはずです。」