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近鉄名古屋駅から車内で足湯が体験できる「足湯列車」が運行されているのをご存知でしょうか。
三重県菰野町にある「湯の山温泉」の開湯1300年を記念して昨年に初運行し、今年は2年目。2019年11月30日(土)〜2020年3月22日(日)の土・日・祝日を中心に、近鉄名古屋駅~湯の山温泉駅間で運行されているんです。
足湯に浸かりながら電車に乗れるなんて、なんだか夢のような話ですよね。今回ライフデザインズ編集部は実際に、足湯列車に乗って湯の山温泉へ観光に行ってきました。
この冬のおでかけの参考にしてみてくださいね!
湯の山温泉とは?
湯の山温泉は、三重県北部の最高峰、御在所岳の麓にあります。約1300年の歴史を持ちながら、歓楽街化していない大自然に囲まれた温泉地です。温泉街には御在所ロープウエイの山麓駅があり、御在所山上へ12分であがることができるほか、主要な登山道の出発地となっています。
アクセスもとてもよく、名古屋からは電車1時間程度、最寄り駅「湯の山温泉駅」からもバスやタクシーで約5分と好立地。湯の山温泉の名が一般に知られるようになったのは、西郷隆盛が反乱を起こした「西南の役」。その際に、この地が負傷兵の臨時療養所として利用されたことから、療養を終えた兵士が湯の山の景勝と温泉の効用を全国に伝えたとされています。
近鉄名古屋駅から出発!気になる料金は?
それではさっそく湯の山へ出発です。観光列車「つどい」には、近鉄名古屋駅と近鉄四日市駅の2カ所から乗車が可能。運賃は各区間の乗車券に加えて、観光列車料金(大人510円、小学生260円※片道)がかかります。
また足湯の利用には、当日車内で販売する「足湯利用券(別途100円〈大人、子どもとも〉、タオル付き)」の購入が必要です。
意外にもかなりお得に、足湯列車に乗れてしまうんです!
運行情報はこちらから
https://www.kintetsu.co.jp/senden/tsudoi/
私たちも電車に乗り込みました。
乗車時間は近鉄名古屋駅からですと(10:06発)帰りは湯の山温泉駅(15:38発)。往復で足湯列車に乗りたい方は、時間をしっかりと確認しておきましょう。
足湯利用券をゲットしよう!
乗車時に、足湯利用時間の希望時間を決めて利用券をもらいます。もし人員に余裕があれば2回足湯に入ることもできますよ。
中へ入ると、さっそく足湯がお出迎え!想像以上に本格的です!私たちが乗車した日はクリスマスだったこともあり車内はクリスマスの飾りつけがされていました。
季節ごとに変わり湯もあるのでチェックしてみてくださいね!
子どもたちにもうれしい。キッズスペースも完備!
車内はお子さんたちが飽きないようにと、楽しい工夫が随所にされています。1号車にはなんと!キッズスペースが用意されているんです。ここでは、お子さんたちが楽しそうに走り回っていましたよ。
ママさんたちも、お子さんが遊んでいる間に足湯でのんびりできますね。
3号車には「こども運転台」も設置されているんです。ここでは、ハンドルやレバーを操作しながら、運転手さん気分を味わえます。
これはお子さんが喜ぶのではないでしょうか。ちょうど名古屋から四日市間は運転方向が先頭になるので、気分はすっかり運転手さん♪
お子さんが退屈しない工夫がされているのは、とてもうれしいポイントです。