両親の想いを受け継いで。古き良き純喫茶を味わえる「喫茶ニューポピー」
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名古屋にしかないコーヒースタイル
ハンドドリップのコーヒー。小倉トーストのモーニング。新築でありながら、どこか懐かしさを感じるインテリア。「喫茶ニューポピー」は、古き良き純喫茶の空気感を味わえるお店です。そこには尾藤さんのこんな想いがありました。
尾藤さん:「この場所は海外のお客様もとても多いエリアです。どこの国行ってもカフェはありますよね。だけど、日本古来のコーヒー文化って喫茶だと思うんですよ。特に、名古屋だと頼んでもいないのにパンがついてきたり、海外のお客様の中にはとてもびっくりされる方もいらっしゃいますけどね。でも、皆さん喜んで行かれますよ。
コーヒーをやるなら、どこの国にでもあるものじゃなくて、日本にしかないスタイルでやりたいなと。さらに、名古屋にしかないスタイルというと、家業である”喫茶”だったんですよね。」
コーヒーの生産から提供まで
「BEANS BITOU」として焙煎豆卸もしている尾藤さん。もちろん「喫茶ニューポピー」で提供されるコーヒーもすべて自家焙煎です。コーヒーについてのこだわりを教えていただきました。
尾藤さん:「お店をつくる上で、絶対に焙煎をお店でできるようにしたいという想いがありました。もともとは日進の方に焙煎所があったのですが、「喫茶ニューポピー」になるタイミングで一緒にお引越ししました。焙煎は豆の良さを引き出せる煎り加減と、お客様においしく飲んでいただける煎り加減のバランスを大切にしています。
昨年からは、東ティモールでコーヒー豆の生産もスタートしました。豆の生産から、お店での提供まで一貫してできるようにしていきたいです。」