両親の想いを受け継いで。古き良き純喫茶を味わえる「喫茶ニューポピー」
目次
「喫茶ニューポピー」のおすすめメニュー
ここからは、「喫茶ニューポピー」のおすすめメニューをご紹介していきます。
一杯ずつハンドドリップ。自家焙煎のコーヒー
まずは、自家焙煎のコーヒー。朝からハンドドリップのコーヒーをいただくと、1日がとても豊かになりますよね。深煎りの「ポピーブレンド」と、浅煎りの「ニューポピーブレンド」の2種類のブレンドを楽しめます。
先ほどご紹介した東ティモールのコーヒーもいただけます。「喫茶ニューポピー」で一番浅煎りだそうですが、酸味が強すぎるということもなく、スッとした飲み心地。酸味が苦手だなという方にもぜひ一度飲んでみていただきたいコーヒーです。
名古屋の喫茶と言えばこれ!モーニング
名古屋の喫茶と言えば、モーニングですよね!もちろん「喫茶ニューポピー」でも、モーニングが楽しめます。
【モーニングタイム 8:00〜11:00】※表示価格はすべて税抜き+100円で自家製小倉 or ローゼルジャム
◯お飲物代のみ
トースト+ゆで卵+サラダ◯モーニングセット お飲物代のみ+150円
トースト2枚+ゆで卵+サラダ◯カレーモーニング お飲物代のみ+500円
ポピーのカレーライス(150gサイズ)
トーストにはぜひ自家製小倉のトッピングがおすすめ!
こちらの小倉は、尾藤さんのお母様が毎日つくっている手づくりなんです。あずきの味が残るように炊かれた小倉は、やさしい味わい。朝からほっこりします。
そして名脇役がポテトサラダ。こちらもお母様が毎日手づくりされています。尾藤さんが子供の頃から大好きな味なのだそう。
コーヒーライスでつくる「ポピーのカレーライス」
そして、ユニークなカレーとして話題になっているのが、コーヒーライスでつくる「ポピーのカレーライス」です。どのように誕生したのでしょうか。
尾藤さん:「カレーの隠し味として、チョコレートやコーヒーを入れますよね。それなら、ごはんにコーヒーを入れてみたらどうかな?と思ったのがきっかけです。そしたら、想像していた以上に、お米とコーヒーがマッチしたんですよ。コーヒーライスに合わせて、スパイスも調合しました。
喫茶店のカレーって、洋食屋のカレーとも違う。スパイスカレー屋さんのカレーとも違う。どことも被らないもの。被って欲しくないものだと思うんですよ。子どもの頃、喫茶店で連れって行ってもらったときに食べたカレーのワクワク感をつくりたいなと。なので、喫茶店だかこそのカレーをつくりました。」
お酒を飲んだあとの「夜喫茶」
最後に今後についてお話を伺いました。
尾藤さん:「今後は「夜喫茶」を広めていきたいですね。このあたりは飲み屋さんが多いので、週末の金曜土曜だけ22時まで営業しています。照明を少し落として、BARのような雰囲気にしています。お酒を飲んだあと、最後の締めとしてコーヒーを飲んでいただけたらなと。みんなでワイワイしていたけれど、2次会には行かないけど、もう少し外で時間を過ごしたい。そんなときにふらっと訪れていただける場所になりたいです。」
オープンしてまだ半年ほどですが、どこか懐かしく落ち着いた空気感が広がる「喫茶ニューポピー」。きっと、「喫茶ポピー」「BEANS BITOU」「喫茶神戸館」と、さまざまなお店の歴史や想いを引き継いでいるからなのだと思います。モーニングから夜喫茶まで、ほっとしたいときに訪れたいお店です。