江戸時代から続く日本最古のみりん蔵を有する「九重味淋」へ行こう!
目次
みりんの専門博物館「九重みりん時代館」
ガイドツアーのあとは、DVDを鑑賞して資料館を見学します。
「九重みりん時代館」には、三河みりんおよび九重味淋の祖・石川家に伝わる古い道具や古文書が展示されています。
大切に使われていた道具は、当時の人々の息吹きを感じることができます。
中にはこんなみりんもありました。
実はこれ、1936年(昭和11年)戦時中に保管されていた約80年前の「九重櫻」。真っ黒な色をしていますが、腐敗はしていません。匂いは紹興酒に近いそう。
みりんは飲むお酒だった?
みりんが飲むためのお酒だったことを知っていますか?
みりんは甘いため、女性が男性のお酒の相手をする際の「甘いお酒」だったそうなんです。今でいう、カクテルのような存在でしょうか。
ほかにも、江戸時代の地図・大福帳・雑記・昔の看板など歴史を語る貴重な資料が満載です。