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京都と言えば、神社や抹茶、八つ橋などの和菓子を連想する方が多いのではないでしょうか。そんなイメージのある京都ですが、意外にも一人当たりのコーヒー消費量が日本一。
京都は名古屋から車で1時間半程度と割と行きやすい場所にあります。私自身もよく京都へ遊びに行きますが今ではおいしいコーヒー屋さん、すてきなカフェや喫茶店を巡るのが京都旅行の楽しみになっています。
今回は、京都へ訪れた際はぜひ、行っていただきたいお店をいくつかピックアップしてご紹介していきます!
TRAVELING COFFEE (トラベリングコーヒー)
最初にご紹介するのは、高瀬川沿いにある「TRAVELING COFFEE」です。ここは元・立誠小学校の職員室で営業していましたが、現在は図書館やホテルを併設する複合施設の工事に向けて仮説事務所内に図書館を開設。その一角で、コーヒーを楽しむことができます。
もともとこの場所は1869年に開校した京都私立誠小学校として存在していました。現在の建物は1927年に鉄筋コンクリート造校舎として完成した当時のもの。1993年3月に閉校して以来、さまざまなイベント、交流の場として活用されてきました。
卒業生には、坂田藤十郎さん、中村玉緒さん、近藤正臣さんら多くの著名人がいます。
レジの背面には年季の入った木製のバットがインテリアの一つとしてレイアウトされています。このバッドも小学校で使われてきたと思われます。
そんな元・立誠小学校校舎内で営業しているのが「TRAVELING COFFEE」。2015年春ART GRID KYOTOの一環として期間限定でオープンしていたのがきっかけで、その後も常設店としてオープンされています。
メニューの中には月替わりで変わるシングルオリジンもあります。
店内は図書館と併設しているため、コーヒーを飲みながら本を読むこともできます。図書館の書籍はブックディレクター「BACH」の幅允孝氏が選書したものが並べられています。
今回私たちが注文したのは、カフェオレ400円、ホットコーヒー300円。街中にあるにも関わらず、値段がかなりお値打ち。一杯ずつ丁寧に淹れてくださいます。口のなかに豊かな香りとコクが広がって、何度でも飲みたくなるコーヒーでした。
氷にもこだわっており、氷は京都の湧き水を凍らせて一枚板にしたものを砕いて使っているそう。値段以上のこだわりが詰まったコーヒーです。
この日は、過ごしやすい気候だったため、高瀬川を眺めながらコーヒーを飲んでる方もちらほらいました。小学校の面影が残るTRAVELING COFFEEは居心地がよく、何時間でも居座ってしまいそうな心地良さがありました。
立地も京都の中心地河原町にあるので、ぶらりとお買い物ついでに寄ってもいいですよね。
【TRAVELING COFFEE (トラベリングコーヒー)】
住所 :京都府京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310-2
営業時間:11:00~20:00
定休日 :不定休
https://www.facebook.com/kyototravelingcoffee/
Community Store TO SEE
(コミュニティストア トゥーシー)
お次にご紹介するのは、京都御所西にある「Community Store TO SEE(コミュニティストア トゥ シー)」です。こちらのお店は、京都を中心に活躍している写真家・中島光行さんが、2016年12月9日にオープンさせたお店。1階がコーヒースタンドとセレクトショップ、2階はギャラリーになっています。コーヒーはテイクアウトのみの利用もOKです。
コーヒー豆は、エチオピアとマンダリンの2種類から選ぶことができます。
Community Store TO SEEが提供するコーヒー豆は愛知県蒲郡の「喫茶hiraya」の豆を使用しています。
コーヒー豆だけでなく、淹れ方も喫茶hirayaの淹れ方を再現されているそう。
コーヒーのマグカップは、店内で展示している作家さんや取り扱いのある作家さんのマグカップでコーヒーをいただくことができます。
coffee [Hot] ¥500(+TAX)
今回選んだマグカップは、展示会を開催していた「3RD CERAMICS」のもの。とても飲みやすくすっきりとした味わいのコーヒーでした。ギャラリースペースもとってもすてきなアイテムが多いので、ぜひギャラリーと合わせてコーヒーを楽しんでみてください。
【Community Store TO SEE(コミュニティストア トゥ シー)】
住所 :京都市中京区衣棚通竹屋町上ル玉植町244
営業時間:11:00 〜19:00
定休日 :火曜日・不定休
https://www.instagram.com/to_see_jp/