【イベントレポート】東美濃の地酒を、自分で選べる美濃焼の酒器で飲み比べ!「MEETS HIGASHI-MINO」
目次
東濃の魅力を体験!「ワークショップ」
MEETS HIGASHI-MINOの楽しみ方は、お酒やグルメ、ショッピングだけではありません。3種類のワークショップが開催され、美濃焼の魅力に触れることができるんです。
① 焼きたてお猪口づくり
多治見に窯を構える陶芸家・宮木英至さん率いる7rinzの皆さんによるワークショップ。素焼きのお猪口に自身で釉薬をかけます。その場で、七輪で焼き上げて完成!そのまま持ち帰ることもでき、自分のつくった器で東濃のお酒を楽しむこともできます。
② 銅版転写絵付け体験
今年から開催された「美濃焼おかみ塾」によるワークショップ。素焼きの器に、好みの銅板絵柄を貼り付けて、絵付け体験を楽しめます。絵柄はなんと100種類以上!お猪口・冷酒カップ・豆皿・酒器セット・マグカップと、器の種類が豊富なのもうれしいポイントです。
③ 一献盃( いっこんはい)で呑み比べ体験
1つの日本酒を、カタチの異なる4つの盃で味わう体験イベント。同じお酒でも、器が違うと味が変わるのだと言います。使うのは土岐市の窯元・カネコ小兵製陶所がつくる「一献盃」。日本酒の特徴は、大きく4つに分かれ、一献盃は日本酒の特徴を最大限に生かしてくれる盃(さかずき)です。
最後にお話を伺った多治見市役所の柳生(やぎゅう)さんに、今後の展望をお聞きしました。
柳生さん:「イベントはあくまできっかけづくりです。会場にいる市役所の職員や、蔵元の杜氏など各市町の人たちと会話も楽しみながら、東美濃ってこんな場所なんだと知っていただきたいですね。そして、実際に東美濃に足を運んでいただけるきっかけになるイベントにしていきたいです。」
MEETS HIGASHI-MINOは、東美濃の魅力を伝えたいという、東美濃の人たちの熱い想いが込められたイベントでした。東海エリアには、まだまだ知らないすてきな産業や文化があるんですね。こうしたイベントを通して、東海の魅力を発見するのも良いのではないでしょうか。次回の開催が今から楽しみでなりません。