幼いころ、お小遣いの100円を握りしめて向かった近所の駄菓子屋さん。ずらりと並ぶ駄菓子の中から限られた予算の中でどれだけ買うことができるか、子どもながらに必死で吟味していた記憶があります。
大人になった今でも、ふとしたときに子どものころの駄菓子の味が恋しくなることはありませんか？今回は、そんな子ども時代に誰しもが一度は夢にみた「駄菓子の大人買い」をしてきました！
目次
駄菓子の問屋街、
名古屋市西区 明道町
名古屋市営地下鉄 鶴舞線「浅間町駅」から、徒歩10分ほど。名古屋駅からも近い名古屋市西区の明道町には、駄菓子をはじめおもちゃや文房具などがお得に買える卸問屋街があります。
今回お邪魔した、駄菓子の問屋 左上：堀商店、右上：たつや、左下：桜井商店、右下：杉山商店
明道町に足を踏み入れれば、そこには至る箇所に駄菓子の問屋さんが。ここ明道町は、全国的に最大規模の駄菓子問屋街といわれているそう。外まであふれ出る山積みのお菓子たちに、ワクワクが止まりません！
今回は、そんな明道町にある4つの問屋「堀商店」「杉山商店」「桜井商店」「たつや」にお邪魔してきました。
堀商店
まずはじめにご紹介するのは「堀商店」。1〜2階までお店が展開されており、駄菓子はもちろん、縁日グッズやおもちゃ、文房具までさまざまな商品を取り揃えています。
昔ながらの紙風船やちょっとしたゲームなど、懐かしくておもしろい商品がたくさん！
お祭りでよく見かける、光るおもちゃの品揃えも豊富。
店内に入ると、まず商品の数に驚きます。なんだか昔懐かしい商品や見たことないような真新しい商品など……。これはどんなおもちゃ？なんて思いながら、ついつい楽しくて長居してしまう充実した品ぞろえです。
お寿司？と思いきや、こちらの正体はポン菓子！
ラーメンスナック「キリマル」がたくさん入った、オリジナルギフト「ラーメン丼」
「堀商店」が取り扱うお菓子たちは、ユニークなものも多いんです。そんな中でぜひおすすめしたいのが、堀商店でしか手に入らないオリジナルギフト！今回は、厳選した2つのギフトをご紹介します。
「愛知でらうみゃあ弁当」
愛知県発祥のお菓子がぎゅぎゅっと詰まった「愛知でらうみゃあ弁当」。実は駄菓子って意外にも、東海エリアで生まれたものが多いのです。
中でも注目ポイントは、お弁当のお箸までもがお菓子になっているところ！このお箸部分には、名古屋市にある三ツ矢製菓の「ビスくん」が起用されています。ちょっとした愛知土産にもピッタリですね。
「駄菓子おつまみ わくわくジョッキ」
お次は、こちらの「駄菓子おつまみ わくわくジョッキ」。ビール？！かと思いきや、この中にはお酒のおつまみに最適な選ばれし駄菓子たちが入っています。
サラミにするめ、ビッグカツなど……。ビールがすすむ、おつまみ系駄菓子の定番が揃っています。お子さんからビール好きのお父さんへプレゼントすると、きっと喜ばれますよ！
杉山商店
次に紹介する「杉山商店」は、おもちゃがメインの問屋さん。人気のキャラものから懐かしのものまで、たくさんのおもちゃを取り揃えています。もちろん、駄菓子も豊富！
店内どこを見渡しても、ぎっしりとおもちゃや駄菓子が詰まった商品の棚。なんだが、お宝探しをする気分になっちゃいますね！
さくらんぼ型のケースにビーズが入ったフルーツビーズやくまさんが愛くるしいシャボン玉など……。「レトロかわいい」おもちゃにも出会えちゃいます。
これぞまさしく問屋ならではの駄菓子の箱売り。カラフルなパッケージのガムやラムネなど、さまざまなお菓子がたくさん並んでいます。
桜井商店、たつや
道路を挟んで横に並ぶ「桜井商店」と「たつや」は、袋詰菓子に特化した問屋さんです。店前にずら〜っと並ぶ、袋詰めのお菓子たちは圧巻！駄菓子を大人買いするには、もってこいのお店です。
お菓子の詰め合わせだったり、みんな大好きな「うまい棒」の大容量セットなど……。胸がときめくラインナップ。
駄菓子の問屋街へ訪れると、子どものころの楽しかった気持ちがよみがえり、童心に帰った気分に。大人になった今でも、たくさんのお菓子を前にすると、ワクワクが止まりませんね。
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