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岡崎市のおもしろい、楽しいが体感できるマイクロホテル「ANGLE(アングル)」

泊まる

愛知県・岡崎市
2020.11.17
岩下 加奈

岩下 加奈

豊橋市在住のライター / 編集者

岡崎市のおもしろい、楽しいが体感できるマイクロホテル「ANGLE(アングル)」

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名鉄「東岡崎」駅より徒歩15分。2020年6月にオープンしたのが「Micro Hotel ANGLE(マイクロホテルアングル)」です。ここは、岡崎市内で一番古かったとされるカメラ屋さんをリノベーションした小さなホテル。部屋は全室で6室の完全個室。ミニマルな空間ながら、岡崎市のおもしろさ、楽しさのアングル(視点)を変えた、新たな拠点として注目を集めています。

オーナーの飯田さんにお話を伺いました。

知らない土地だからこそ、
人が集まれる場をつくりたい

オーナーの飯田圭さん

オーナーの飯田圭さん

– 飯田さんは山梨県出身なんですよね。なぜ岡崎に移住しようと思ったのですか?

飯田さん:「山梨県生まれで、地元・山梨の銀行に入行しました。銀行員時代に、東京の仕事百貨で行われているワークショップに参加し、岡崎市にある「Oka-Biz(オカビズ)」という中小企業支援機関があることを知って、自分のやりたいことができるかも!と銀行員を退社し、岡崎市へ移住を決めました。」

岡崎市内にあるCamping Office osoto / 転載(https://camp-fire.jp/projects/view/227070)

飯田さん:「そこで1年ほど勤務をして、(株)スノーピークビジネスソリューションズ「Camping Office osoto」で、コワーキングスペースの立ち上げと運営などを行いました。

岡崎に来たときは、友達や知り合いが少なかったので、同世代で何かおもしろいことをやりたいな、人が集まれる場をつくりたいなと思いました。場をつくってそこでイベントなど開催すれば、いろんな人が来てくれるんじゃないかなと。だからこそ、コワーキングスペースを立ち上げ、それが縁となり「Micro Hotel ANGLE(マイクロホテルアングル)」ができたんです。」

おもしろい場所だからこそ「宿」が必要!

– 岡崎市で宿をつくるという取り組みがすごいなと思いました。「Micro Hotel ANGLE」をスタートしたきっかけを教えてください。

飯田さん:「3年ほど前、行政のリノベーションスクール(空き家を改装して個人事業を行うことを学ぶ場)に参加し、チームで課題となっている物件のリノベーションを考える中で、宿という使い方を話され、誰がやるのかとなった時に、実際にやると宣言したのがはじまりでした。」

館内に置いてある康生通り周辺マップ

館内に置いてある康生通り周辺マップ

飯田さん:「実際にどこで宿をやろうかと考えていた時に、康生通りの周辺は、大正8年創業の「龍城温泉」や、90年続く洋食屋「菊や」など、長く続いているおもしろい個人店が多く、最近では素敵なセレクトショップも増えてきていて、古さと新しい個人店がバランスよく存在してるところにおもしろさを感じていました。

しかし、この周辺には泊まる場所がない……。僕の友達が岡崎にくる度に、おもしろい街だねと言ってくれることも多く、宿があればもっと長く滞在して、もっとおもしろい人が集まって来るんじゃないかと。だからこそ自分でやってみようと決意しました。」

リノベーションした外観

– この場所はカメラ屋さんだったそうですね。

飯田さん:「物件を探す際に何軒かアタックしたんですがご縁がなく。そして、この場所を紹介してもらいました。もともと小さなカメラ屋さんで、岡崎市で一番古いカメラ屋さんだったことを知りました。1階は店舗で、2・3階がが住居だったそうで、最上階にテラスがあるのがすごく魅力的でした。」

カメラ

飯田さん:「この場所に決めて、リノベーションと同時にクラウドファンディングを行い、たくさんの人に応援していただきながら、完成しました。」

ストーリーを感じられるような
デザイン、インテリアを。

Micro Hotel ANGLE(マイクロホテルアングル)

– リノベーションする中で、建物のデザインに対する想いについて教えてください。

飯田さん:「設計を担当したのはリノベーションスクールでお世話になった、「studio36」。構想から施工までの約2年半、こんな宿にしたいなどの価値観のすり合わせを大切にしました。特に大切にしたかった想いは「物語」です。地域の人がつくっているモノをホテルデザインに入れ込み、モノを通じて岡崎の魅力を知ってもらうように工夫しました。」

天井

飯田さん:「例えば、天井は地元の木材屋から廃材をもらってきて、自分たちできれいに削って大工さんに作ってもらったもの。実はこの廃材、康生通りで歩道を広げる社会実験の際に使用されていた材料なんです。」

– ひとつひとつのモノに物語があるって素敵ですね。

飯田さん:「他にも、カウンターの椅子は地元の製材会社が作ってくれたり、共有スペースにあるシャンデリアは、ここから徒歩2、3分のところにあるアンティークショップ「La Trouvaille (ラトルヴァイユ)」で購入したモノです。」

Micro Hotel ANGLE(マイクロホテルアングル)

Micro Hotel ANGLE(マイクロホテルアングル)

飯田さん:「奥三河の設楽エリアで活動する「木と革 aoyama」の椅子や、奥三河の稲武にある家具と暮らしのお店「ヒトトキ」の照明なども置いています。」

カウンター

飯田さん:「また、ホテルの受付カウンターは、岡崎にあるインテリアショップ「FILT.(フィルト)」が移転するときに不要になったカウンターをホテルに絶対合いそうなので!と買い取ったカウンターです。」

飛松灯器の照明

飯田さん:「飛松灯器の照明も、ここのデザイン決まる前から絶対にカウンターにつけたいと思っていました。」

踏み石

飯田さん:「踏み石は傷が付き、商品にならないものを購入したもの。それぞれ、ひとつひとつに物語あるモノをセレクトし、それに合うように空間設計をしてもらいました。」

シンプルながらとことんこだわった完全個室の客室。

客室

– 客室も素敵な雰囲気です!

飯田さん:「2階と3階には全6室のシングルルームとツインルームを用意しています。ドミトリーではなく個室というところを重要視しました。交流しながらも、部屋ではゆっくり個室で休めるように完全個室にしました。」

スタンドライト

飯田さん:「各部屋に置いてあるスタンドライトは「FILT.(フィルト)」と一緒に、このホテルのためにつくった特注品です。また、ベッドのマットレスは、岡崎にある「タキコウ縫製」が、高密度・高反発のウレタン製品を扱っておりそこで特注でつくってもらいました。」

– 3階にはテラスもあるのでさらに開放感たっぷりで良いですね。

テラス

飯田さん:「テラスがあるのもこの物件を決めたひとつの決め手でもありました。夜ここでゆっくりしたり、朝日を浴びたり、日向ぼっこをしたり。いろんな活用ができるのが良いです。」

オリジナルコーヒードリップバック

館内には、ミールカフェが焙煎したオリジナルコーヒードリップバックも。

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【ANGLE】
住所   :愛知県岡崎市籠田町21センガイドウビル
電話  :080-4541-5173
チェックイン :16:00~20:00
チェックアウト :8:00~10:00
駐車場  :なし

https://okazaki-angle.com

岩下 加奈

岩下 加奈

豊橋市在住のライター / 編集者

愛知県豊橋市在住。雑誌編集の専門学校を卒業し、10年ほど地元出版社に勤め、さまざまな媒体の編集長を経験。現在も東三河エリアを中心とした住宅情報誌の編集長を勤める。2014年に独立し、名古屋や東京などの雑誌・WEBのライティングや、編集を行う。ライター・編集歴は15年以上で、年間1000件以上の取材をこなす。豊橋市市役所広報アドバイザー、東三河の魅力を発信する講師活動、審査員なども務める。

https://www.infoalii.com

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