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名古屋港ガーデンふ頭にある「名古屋港水族館」。東海エリアの方にとっては、おでかけスポットや遠足の目的地としても馴染みのある人気スポットですよね。
日本最大級のプールで繰り広げられるイルカパフォーマンス。現在、国内で2カ所でしか飼育されていないシャチの公開トレーニング。約3万5,000尾ものマイワシの群れが泳ぐ黒潮大水槽など、約500種5万匹もの海の生物に出会えます。
今回は名古屋港水族館の楽しみ方をまるっとご紹介していきます。
※本記事の情報は取材時点のものです(取材日:2020年9月)
名古屋港水族館へのアクセス&料金
地下鉄名港線「名古屋港」駅で下車して徒歩5分ほどの場所にある「名古屋港水族館」。南館と北館に分かれており、日本最大の延床面積を誇ります。
入館チケットをゲットし、さっそく行ってみましょう〜!並ばずに入館できる「電子チケット」もあるのでぜひご利用ください。
<入館チケット>
大人 :2,030円
高校生 :2,030円
小・中学生 :1,010円
幼児(4歳以上) :500円
当日であれば何度でも再入館が可能。17:00から入館できる夜の水族館を楽しむお得なチケット(大人:1,620円)もありますよ!夜の水族館(ナイトアクアリム)は、例年はGWや夏休み期間の開催となっています。
イルカやシャチに出会える「北館」
北館のテーマは、「北館 35億年はるかなる旅 〜ふたたび海へもどった生き物たち〜」。生命が進化する過程で、水中生活に適応して知性を発達させた海洋の生活者・鯨類の世界が紹介されています。
シャチ・イルカ・ベルーガなどに出会えますよ!シャチとイルカはパフォーマンスと合わせて、後ほどご紹介します。
愛くるしいベルーガに癒される「オーロラの海」
野生では北極圏の海に暮らしているベルーガ。シロイルカとも呼ばれています。真っ白でずんぐりとした体と、丸く膨らんだ「メロン」と呼ばれる頭が特徴です。なんと、日本でベルーガが見られるのは、4カ所の水族館のみなのだとか。
この日は、タアニャ・ナナ・ホドイ・ミライの4匹が出迎えてくれました。
名古屋港水族館で最年長ベルーガの「ホドイ」。ばっちりカメラ目線!おっとりした姿に癒されます。
こちらは、タアニャと娘のナナちゃん親子。2人はいつも一緒。スタッフさんの間では「タアニャ様」と呼ばれいるくらい、威厳たっぷりなのだとか。
それでは、北館の奥へと進んでみましょう〜!
5,300万年前のクジラは陸も歩けた?!「進化の海」
はるか昔、イルカやクジラはどんな姿だったのでしょう。
「進化の海」では、陸地で暮らしていた哺乳類が現在の海の中で暮らす鯨へと進化する過程を展示しています。
こちらが5,300万年前のクジラの姿。4本足で陸を歩くことも出来たんです。今の姿とは全然違いますよね。
貴重な化石のレプリカや、クジラの骨格標本の展示数は日本随一。イラストや映像でわかりやすく解説してくれるので、お子さんも一緒に学べます。
イルカたちの泳ぐ姿を、ゆっくりと観察「水中観覧席」
お隣にあるのは、「水中観覧席」。
縦4メートル×横29メートルの大きな水中観察窓から、ゆったりと泳ぐイルカたちの姿が見られます。絨毯敷きになっているので、腰かけてのんびりと。時間を忘れてしまうくらい、居心地の良い空間です。
では、北館から屋外の「しおかぜ広場」に行ってみましょう。
こんなに近いの?!と驚き
「でら近っ!ごまちゃんデッキ」
北館2階の扉から外に出ると、しおかぜ広場が広がっています。飲食もOKなスペースなので、ランチや休憩にぴったり!
しおかぜ広場にある「でら近っ!ごまちゃんデッキ」。2017年7月に新設されました。ここでは、ゴマフアザラシとケープペンギンを展示しています。
入ってすぐの場所にいたのは、ケープペンギン。「でら近っ!」という名前の通り、本当に近くで観察できちゃいます。
ペンギンなのに屋外で大丈夫なの?と心配になりましたが、ケープペンギンはアフリカ南部に生息する種類のため、名古屋の暑さでも平気なのだとか。ペンギンにも色々な種類がいるんですね。
お隣はゴマフアザラシ。黒いゴマのような模様の毛皮をもつことからゴマフアザラシという名前になりました。この模様は1頭1頭違うのだとか。
とってもお利口さんで、いろんなポーズを決めてくれました。
ゴマフアザラシをこんなに間近で見られるなんて、まさにでら近っ!!ぼけ〜っとした表情がなんとも言えません。
大人も子ども大興奮間違いなしなので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。