2023年大河ドラマ『どうする家康』で主人公の徳川家康。誰もが知っている戦国武将の1人ですが、そんな徳川家康にゆかりのある場所が愛知県にはたくさんあります。
今回は徳川家康生誕の地である岡崎に焦点を絞って、家康ゆかりの地をめぐって行きたいと思います。
目次
電車に乗って岡崎へ!
名鉄では、名鉄電車往復券+ミューチケット割引券+大河ドラマ館入場券+岡崎城入場券がセットになっている「どうする!?岡崎 家康公きっぷ」を発売中。
岡崎城以外も周りたい方には「どうする岡崎 家康公 周遊きっぷ」もおすすめです。
名古屋から名鉄に乗って家康ゆかりの地へ行くのはいかがでしょう?
【参考】
https://www.meitetsu.co.jp/plan/campaign/detail/1273735_8034.html#A
ではさっそく、徳川家康ゆかりの地を巡っていきたいと思います!
岡崎城
徳川家康が生まれた場所「岡崎城」。
岡崎城主・松平広忠と於大の長男として生まれた家康は、6歳まで岡崎城で過ごしたのち、人質として今川家へ。桶狭間の戦いで今川家が敗退すると織田側に移った家康は帰城し、19歳〜29歳までを岡崎城で過ごしました。
現在の天守閣は昭和34年に復興されたもの。今は一帯が岡崎公園となっており、桜の名所としても知られています。
岡崎城内の家康スポット【東照公産湯の井戸】
家康が誕生したとき産湯に使われたと伝わる「東照公産湯の井戸」。実際に汲み上げられている井戸水が流れており、実際に触ることもできます。
岡崎城内の家康スポット【出世ベンチ】
岡崎城の前にある家康と竹千代の石像が並んだベンチ。2人の横に座れるようになっているので、岡崎城を背景に一緒に写真撮影もできるスポットです。
岡崎城内の家康スポット【龍城神社】
岡崎城の足元にある「龍城神社」。家康が生まれたとき、岡崎城上空に金色の龍が現れ昇天したという伝説が残るパワースポットです。
龍の井戸は、龍神があわられこの井戸の水が噴出し龍神に注いだと伝えられており、出世・開運・安産・厄除けのご加護があります。
御祭神として家康公と、岡崎城最後の城主であった本多氏の祖、忠勝公が祀られています。
岡崎城内の家康スポット【三河武士の館(大河ドラマ館)】
岡崎城公園内にある「三河武士のやかた家康館」をリニューアルし、2023年1月21日(土)~2024年1月8日(月・祝)の1年間限定で開館中の「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」
1階ではドラマの世界観、地下では家康の生涯や三河武士の歴史に基づく史料などを展示。物語とリアルな歴史を交えて楽しめます。
カクキュー八丁味噌「八丁味噌の郷」
家康も愛したとされる食材の一つが「八丁味噌」です。岡崎市で製造され続ける豆味噌で、家康が江戸に移った後も取り寄せて食してたとか。
カクキュー八丁味噌「八丁味噌の郷」では、江戸時代初期から続く味噌蔵を無料で見学することができます。お土産を購入できる売店やフードコートも併設されており、ここでしか食べれない?!赤味噌ソフトクリームが絶品なんだとか。
伊賀八幡宮
徳川家康の祖先である、松平家4代当主・親忠が一族の氏神として創建した神社で、家康も大きな合戦の前には必ず参詣したと言われています。
本殿は家康と、三代将軍・家光の合作で珍しい権現造りの社殿。江戸初期の建物も多く、国重要文化財に指定されています。
大樹寺
桶狭間の戦いで敗れた家康が逃げ逃れ、自害を試みた寺。「厭離穢土(おんりえど)欣求浄土(ごんぐじょうど)」はその際に住職から授けられた言葉と言われています。
位碑堂には、代々徳川将軍の等身大位碑が安置されています。
瀧山寺 瀧山東照宮
平安時代末期の創建といわれている「瀧山寺」。その脇に三代将軍・家光が東照宮を創建しました。日光東照宮とともに日本三大東照宮に数えられています。
東岡崎駅前の「徳川家康公の騎馬像」
名古屋から電車で来る方はぜひ「東岡崎駅」で降りてみてください。
名古屋駅から名鉄名古屋本線に乗って30分ほど。駅に到着し、東口を出ると「徳川家康公像」があります。
騎馬像としては日本最大級の「徳川家康公像」は、高さ9.5m。松平から徳川姓になった25歳当時の家康公の姿をモチーフにしているそうです。台座には家康公が旗印に使っていた「厭離穢土(おんりえど)欣求浄土(ごんぐじょうど)」の言葉も刻まれています。
大正庵 釜春 本店
お腹が空いたら岡崎公園前駅目の前にある「大正庵釜春本店」へ行ってみてはいかがでしょうか?
釜揚げうどんの元祖として有名な老舗の「大正庵釜春本店」。
特注の桶に入った釜揚げうどんや、地元の八丁味噌を使ったみそ煮込みうどんが人気なのはもちろん、テレビでも紹介されたことのある「もろこしうどん」を求め他県からもお客さんが来るのだとか。
たっぷり入っているとうもろこしと、創業以来変わらないという秘伝のお出汁がたまりません。
家康愛溢れる岡崎。この機会にみなさんも岡崎を訪れてみてはいかがでしょうか?