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工場見学も、味噌グルメもダブルで八丁味噌を楽しむ!「カクキュー 八丁味噌」

グルメ

愛知県・岡崎市
2020.10.29
岩下 加奈

岩下 加奈

豊橋市在住のライター / 編集者

工場見学も、味噌グルメもダブルで八丁味噌を楽しむ!「カクキュー 八丁味噌」

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東名高速道路「岡崎IC」より車で約10分の場所にある「カクキュー」。江戸時代初期(1645年)より味噌づくりを行い、「八丁味噌」の代表格として地域はもちろん、今では世界中の人々から愛されています。

敷地内には、八丁味噌づくりや歴史を学べる史料館&工場見学、カクキューの八丁味噌などが購入できる売店、グルメが味わえる「岡崎カクキュー八丁村」など、八丁味噌のこだわりや味がギュッと楽しめる施設になっています。

カクキュー「八丁味噌」の歴史とこだわり

カクキュー

今川義元の家臣であった、カクキューの創業者でもある「早川新六郎勝久」は、桶狭間の戦いで今川義元が敗れたため、岡崎の寺へ逃れ武士を辞め、名前を「久右衛門」と改名しました。久右衛門は寺で味噌づくりを学び、数代後に現在の場所である岡崎市八帖町(旧八丁村)へと移り、1645年に業として八丁味噌をつくりはじめました。

カクキュー

その後は、現在まで場所を変えることなく、ここで伝統製法でつくる八丁味噌を守り続けています。

そもそも八丁味噌は、徳川家康公生誕の岡崎城から西へ八丁(約870m)の距離にある八丁村(現・八帖町)でつくられたことからその名がつきました。

味噌蔵

大豆と塩のみが原料。大きな杉桶に仕込んで、天然の川石を山のように積み上げて重石にして、天然醸造で二夏二冬(2年以上)の間、じっくりと熟成させます。大豆のうま味がギュッと凝縮した濃厚なコクと酸味など独特の風味が特徴的です。

八丁味噌

最近では、世界各国でも消費されており、アメリアやヨーロッパ各国など約35ヵ国に出荷しています。世界的に味噌の評価も高まっており、日本食を好む人はもちろんのこと、発酵食品として自然食が好きな人、ベジタブルな人など、食事に気を遣っている人にも注目されています。

カクキューの工場見学に行ってみた!

八丁味噌

「カクキュー」の最大の魅力は工場見学!史料館や味噌蔵、売店などを楽しむことができます。工場見学の場合は売店内にあるこちらの受付へ。無料で工場見学ができると、幅広い人に愛されています。

【見学時間】
平日10:00~16:00(毎時00分開始)
土日祝日9:30〜16:00(毎時00分・30分開始)※ただし12:30の回はお休み

※新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ご案内時間などが変更となる可能性もあります。詳しくはカクキューのホームページまたはお電話にてお問い合わせください

カクキューの工場見学

すべてガイドがついているので、カクキューの味噌のことをしっかりと知ることができます。今回ガイドをしてくれたのは髙木さん。

髙木さん:「カクキューの本社屋は大正時代末期から建てはじめて、昭和2年に完成したものです。木造建築ながら教会風の佇まいのデザインが特徴です。平成8年に愛知県内第一号の登録有形文化財に登録されました。」

味噌を梱包する作業

味噌を梱包する作業

工場見学がスタート!まず最初に見ることができるのは、カクキューの味噌を梱包する作業。

髙木さん:「江戸時代から続く八丁味噌は硬さのある質感が特徴なので、梱包作業は基本手作業でひとつひとつ行っています。」

熟成蔵

髙木さん:「こちらが熟成蔵で、大正13年に建設されました。八丁味噌の香りが蔵全体に広がります。この6尺の木桶の中に6トンほどの八丁味噌を仕込み、2年以上天然醸造で熟成させます。木桶の上に職人が手作業で350個ほどの石を円錐状に積み上げます。」

蔵

髙木さん:「こちらが明治40年に設立された蔵。今は史料館として活用しています。石垣があるのは、当時すぐ隣の矢作川が氾濫をしたこともあり、このように石垣を用いて高さを出しています。」

史料館

史料館

史料館

髙木さん:「こちらが史料館の中です。本社屋と共に登録有形文化財に登録されています。館内では、味噌づくりの様子を実物大で展示している他に、昔の原料買い付け帳などの展示も行っています。」

看板

髙木さん:「入り口には、昭和時代に旧国鉄時代の岡崎駅に掲げられていた看板を掲示しています!」

髙木さん:「こちらは江戸時代から昭和2年まで旧東海道沿いにあったカクキューの店先を再現しています。正面には結界(帳場格子)があり、奥では番頭が大福帳をつけているという場面です。江戸時代には参勤交代の大名たちも利用したとも言われています。」

カクキューの工場見学

カクキューの工場見学

髙木さん:「こちらは仕込みをする場面。味噌玉を二階に運ぶ人や、大豆を蒸す作業などの道具なども飾っています。」

カクキューの工場見学

カクキューの工場見学

髙木さん:「発酵が進んだ味噌玉を、塩と水とでこね合わせて仕込み桶へ運ぶところです。」

カクキューの工場見学

カクキューの工場見学

髙木さん:「水の量を測りながら見守るのが主人。水と塩の割合を決めるので最も重要なポジションです。実はこの人形はすべて本物の職人をモデルにつくっているので、より雰囲気がでます!」

カクキューの工場見学

髙木さん:「1839年にできた当社で最も古い六尺の桶です!こんなに大きいんですよ。」

カクキューの工場見学

カクキューの工場見学

カクキューの工場見学

髙木さん:「創業の歴史や、昔のパッケージなど、当時の情景を感じられる展示物も人気です。」

味噌汁の試食

このように貴重な資料などがいっぱいの史料館。見学最後には味噌汁の試食ができます!

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【カクキュー】
住所   :愛知県岡崎市八帖町字往還通69 
電話   :0564-21-1355
駐車場 :あり(無料)

https://www.kakukyu.jp

岩下 加奈

岩下 加奈

豊橋市在住のライター / 編集者

愛知県豊橋市在住。雑誌編集の専門学校を卒業し、10年ほど地元出版社に勤め、さまざまな媒体の編集長を経験。東三河エリアを中心とした住宅情報誌の編集長を勤める。2014年に独立し、名古屋や東京などの雑誌・WEBのライティングや、編集を行う。ライター・編集歴は15年以上で、年間1000件以上の取材をこなす。豊橋市市役所広報アドバイザー、東三河の魅力を発信する講師活動、審査員なども務める。

https://www.infoalii.com

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