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こんにちは。愛知県在住の版画家・伊藤里佳です。
今回は、See Saw gallery+hibitで「少し先」というタイトルで開催中の、佐藤克久さんと、末永史尚さんのふたり展を観に行ってきました。See Saw gallery はおいしいコーヒーが飲めるので、そちらもレポートしたいと思います。
地下鉄名城線の「総合リハビリセンター」駅から徒歩3分ほど。See Saw gallery+hibit は閑静な住宅街にあります。
こちらが入り口。階段を登って奥の木の扉が入り口です。今日は番犬ルークがお出迎えしてくれています。
猫ちゃんたちもいます。
入り口を入ると正面に記帳台があります。ぜひこちらにお名前を書いていってください。感想などもぜひ。
まずは注文です。
ケーキセットを注文。コーヒーとお手製のタルトを注文します。タルトはブルーベリーだったり、カボチャだったり、季節のおいしいものが入っています。今の季節はりんごが多いそうです。
その間に作品を鑑賞してみましょう。
佐藤克久さんの作品、左から「そちこち」「空枠」
喫茶スペースと、作品が展示されている空間のギャラリースペースに作品があります。
佐藤克久さんの作品、左から「すずい」「こんがら」
「すずい」の拡大。めくられたキャンパスはカラフルでキラキラして見えます。
作家さんによっては作品がお庭に展示されていることも。
柱の白い作品は佐藤克久さん「ニャー」、壁のカラフルな作品も佐藤克久さん「ぴよぴよ(はんたいのえ)」奥にギャラリースペースが見えます。
こちらはカウンターのカフェスペース。末永史尚さん左手前から3作品とも「ふせん」
末永史尚さんの作品。
こちらのタイトルはなんでしょう?
正面からみたところ。ぽつんと置かれてすっきり!美しいです。
正解は「スポンジと石けん」です。
末永さんの作品は木にアクリル絵の具で描かれている作品が多いですが、これはなんだろう、と考えて、タイトルをみてすっきり!!という感覚があります。
こちらはギャラリースペース。佐藤さんと末永さんの二人の作品が展示されています。左から佐藤克久さん「とまり木とり」、「お祭りとり」。鳥は他にもいますよ。探してみてくださいね。
末永史尚さんの代表作の「段ボール箱」そして「テープ」
コンセントが両端に……?
右が作品でした。末永史尚さん作の「コンセント」。
佐藤さんと末永さんはは東京でお知り合いになり、20年来の友人なのだそうです。
生まれた場所や、学んだ場所は違えど響き合うものがあるのを感じました。それぞれに国内の様々な美術館やギャラリーで展示し、ご活躍されています。
2人展は、初めて。
佐藤さんと末永さんが出会って20周年。See Saw gallery+hibitは今年で10周年。See Saw galleryが20周年と時にもぜひお二人に展示してもらいたい、と初日のトークでお話をしていたそうです。
佐藤さんと末永さんの作品はアイディアや、配置の気持ちよさ、作品と対峙したときの気持ちよさ、もしくは違和感というものが作品の魅力だと思います。詩のような、読んだ後になんだかよくわからないけれど心に何かを残していくような、そんな感じです。
次は外へ行ってhibitのスペースに行ってみたいと思います。