知多半島唯一のプラネタリウム『半田空の科学館』へ行ってきました!

半田市
掲載日:2021.12.02
知多半島唯一のプラネタリウム『半田空の科学館』へ行ってきました!

名古屋から車で約40分。「半田空の科学館」は、見る・触れる・遊ぶといった体験を通して地球や宇宙の不思議を楽しみながら学べる体験型の科学館です。

知多半島唯一のプラネタリウムだけでなく、科学や宇宙、地球の不思議に触れられる展示室は無料で楽しめます。また、屋上にある天体観測所では楽しいテーマで定期的に開催される「星見会」も人気。

今回は不思議大好き、宇宙も大好きな息子にぴったりな「半田空の科学館」へ行ってきました!

「半田空の科学館」入口。道路をはさんで向かい側に無料の駐車場があります。

入ってすぐの受付カウンターでは、当日9:00からプラネタリウムのチケットが購入できます。事前予約はできませんが、席に余裕があるためご安心をとのこと。

受付の横にある「スターボルダリング」。獅子座、さそり座など星座が描かれています。プラネタリウムの待ち時間に少し体を動かしてみては?

小さなお子さんも飽きさせないプログラムと
生解説が人気のプラネタリウム

同館のプラネタリウムは直径18mのドームに240席のシートが備えられ、満天の星空のもとでゆったりと夢の世界に浸れます。

特におすすめなのが、星座にまつわる神話の紹介をはじめ、星の魅力をわかりやすく紹介してくれる生解説。解説の中にはミニクイズもあり、小さな子どもたちが夢中で答えてしまうくらい盛り上がります。定期的に変わるプログラムは子どもはもちろん、大人も一緒に楽しめます!また、毎週木曜日の「リフレッシュプラネタリウム」では、アロマの香りの中でヒーリングプログラムを投影。癒されたい大人にピッタリかもしれませんね。

こちらのドームはステージ、ピアノがあり一部を開口すると多目的ホールに。音楽会や小演劇などのイベントも開催されています。

星空解説+番組(各回約50分)…大人500円、小人200円 
ヒーリング番組、解説無し(約30分)…大人220円、小人110円
全席自由で各回10分前から開場。チケットは当日券のみで9時から1階の受付で購入できます。

詳しくは▼
https://sky-handa.com/%e6%8a%95%e5%bd%b1%e7%95%aa%e7%b5%84/

1階展示室を通って奥にあるプラネタリウム入口。

プラネタリウムの周りは明るい日が差し込む居心地のいい休憩スペースも。

無料で遊べる展示室で楽しく学ぼう!

1階は「地球」、2階は「宇宙」をテーマにした小さな子どもから気軽に遊べる無料の展示室があり、楽しく学べる工夫がいっぱい。体を動かして遊べる場所もあるので、雨の日のお出かけにもおすすめです!

「地球」がテーマの1階展示室。隣接する体育館やプラネタリウムのスケジュールなどもこちらの画面で確認できます。

「ころころスペースツアー」。ボールを入れてハンドルを回したり、ひもを引っ張ったりするところころと転がり、どこから出てくるのかワクワクです!

ボタンを押すと流れる水にぴかっと光があたり、水滴が止まったように見える「ウォーターマジック」。

小さな穴から煙が出てきて、徐々に小さな竜巻が現れます。手で触れるかな?

地球の形をしたドームの内部。潜望鏡のようなしくみでドームの外の様子をのぞくことができます。

雪だるまによじ登ってすべり台を滑ったり、網でできたトンネルをくぐり抜けたりと子どもたちに人気の「地球探検アスレチック」。

「地震はなぜおこる?」。ステージ部分に乗ってボタンを押すとゆっくりと揺れはじめます。地震の不思議も小さなお子さんに説明しやすいですね。

続いては、「宇宙」がテーマの2階展示室へ。階段脇にはベビーカーや車いすでも上がれるようエレベーターもあります。

2階へ上がると大きな宇宙飛行士のパネルがお出迎え。1階とは違った雰囲気で、不思議に触れられる展示がさらにたくさん展示されています。

「星空を動かそう!」。中の座席に座ってボタンを押すと外側の球体とともに内部に描かれた星も周りはじめ、星座の動きを体感できます。

床も壁も天井も斜めに傾いた「不思議な部屋」。中に入ると平衡感覚が奪われてしまいそうです。

「プラズマボール」。ガラスのボールに触れると、イナズマのような電気の光が手に吸いついてくるように動くのを熱心に見ていました。

遊園地のミラーハウスのような「宇宙探検」。薄暗い内部は、入ってみると人に反応して音や光りが変化するので、小さいお子さんはちょっとドキドキです!

天体観測所では
毎月楽しいテーマの「星見会」も人気。

口径40cmのカセグレン反射望遠鏡をはじめ5台の望遠鏡があり、さまざまな天体が見ることができる屋上天体観測所では、月のクレーターを見たり、星の撮影会や流星群を見る会など毎月わくわくするテーマの「星見会」が開催されています。

土・日・祝日は天気が良ければ開催される「昼の星見会」は申込不要、参加費も無料。お昼に見る星もまた新鮮です。星見会は少人数制な上、ボランティアの方々も丁寧にサポートしてくれるので初心者の方にもおすすめです!

「星見会」などイベントの時にだけ屋根が開き、なかなか触れることのできない本格的な望遠鏡で星空観賞ができます。この日も「お昼の星見会」の案内放送が聞こえると、「お昼に星って見られるの?」と子どもたちは興味津々、目を輝かせていました。

ほかにもイベント時に、参加者各組で利用できるようひとつひとつのブースに天体望遠鏡も設置されます。

駐車場は営業時間が変更になることもあるので、確認を。

「半田空の科学館」主催で定期的にイベントが開催されている2階の「特別展示室」。

同じ施設内に「半田市体育館」もあり、半田市立図書館、半田市立博物館、任坊山公園が隣接しています。

「今は夜になっても街の灯りが明るいので、星を見つけるのも難しくなってしまったけれど、本来は自然の星に最初に触れてほしい。そこから興味を持ってくれるのが理想です。小さなお子さんの来館も多いけれど、大人も楽しめるプログラムもあるのでぜひ一度足を運んでほしいですね。」と今回お話をうかがった林さん。

お子さんの学びのために。大人の癒しのために。ご家族やお友達と「半田空の科学館」へ出かけてみてはいかがでしょうか?

スポット詳細

【半田空の科学館】
住所   :〒475-0928 愛知県半田市桐ヶ丘4-210
電話番号 :0569-23-7175
営業時間 :午前9時~午後5時(ホール使用は午後9時30分まで)
休館日  :毎週月曜日 (祝日の場合は翌日) 12月29日~1月3日 
      ※上記以外でやむをえず休館する場合があります。
駐車場  :無料 154台(うち障害者用8台)

web :https://sky-handa.com/
Instagram:なし
facebook :https://www.facebook.com/handanosora
twitter  :https://twitter.com/skyactio

名古屋市在住のフォトグラファー。百貨店内写真室勤務を経て現在フリーランス。一児の母。

旅行好き。子どもが生まれるまでは夫婦で一年に二回のペースで東南アジアへ。現地のディープでローカルなものから、ちょっと贅沢なラグジュアリーなものまでなんでもチャレンジする。現在は4歳児ママ目線で、育児に役立つ情報や親子で楽しめるお出かけ先や過ごし方を探求中。

https://www.yayoiyasui.com/

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