【スウェーデンの暮らし】待ちに待った夏日がやってきた!街のユニークな煙草の吸い殻入れ

スウェーデン
掲載日:2021.06.12
【スウェーデンの暮らし】待ちに待った夏日がやってきた!街のユニークな煙草の吸い殻入れ

気温も20℃近くになれば、ここスウェーデンでの人々の気分は「夏」。日本で20℃というと、春頃の気温でしょうか?この日は18℃前後だったのですが連日続いていた雨がようやく止み、快晴の良いお天気だったので街には沢山の人達が外へ出ていました!

今回は、そんなある5月の日を写真とともにご紹介していきたいと思います。

こちらは街の大広場に出ているドーナツ屋さん。真冬の寒い時でも、ここには列ができていました。ドーナツ、チュロス、トッピングが色々と選べるソフトクリーム、スラッシュに綿あめ、ドリンク各種を売っています。

良い天気だったので、きっとソフトクリームが人気だった事でしょう。スウェーデンのソフトクリームやアイスクリーム、濃厚でとても美味しいですよ!

そしてこちらはレストランのオープンテラス席。多くのレストランにカフェ、パブが外にも席を沢山用意しているので、この写真を撮影したのは午後2時すぎですがほぼ満席というくらい、外の席は埋まっていました。

こんな感じに。ここは3店舗が並んでいます。店員さんは店内に外にとサービスをするのに忙しそうですが、日差しの当たる外に出られて良い気持ちではないでしょうか。

スウェーデンの人々も、ようやく夏が訪れたので親しい人とそれぞれが各テーブルで外で過ごす時間を楽しんでいました。日差しが強いですが、見ての通りパラソルは1個も使用されていませんね!長くて暗い冬のある国に住むスウェーデン人、日光浴が大好きです。

こちらのレストランの外のテラスは日陰になっていたので、店内で食事を楽しむ人が多いです。ここは最近新しくオープンしたレストランなのですが、このコロナ禍でも新しいハンバーガーショップやレストラン、パン屋さんなどが続々とオープンしているので、このまま今まで通りお客さんの足も戻って繁盛するといいなと願わずにはいられません。

こちらは美味しそうな鮮やかなアメリカンチェリー。広場に出ているマーケットにて。アメリカンチェリーは今がシーズンなので、スーパーでもよく見かけるようになりました。夏の風物詩の1つ。スウェーデンではスーパーでもマーケットでも欲しいだけ袋へ入れて購入する量り売り方式。

ここ最近、お会計時に購入する袋意外にも、果物や野菜を小分けして入れる小さなビニール袋にも税が課されるようになったので購入者は有料の小分け用ビニール袋か無料の紙袋を選ぶことができます。紙袋はそのまま食材から出た不燃物を捨てるのに再利用できるようになっているのでエコですね。

こちらも鮮やかな色がまぶしい、今が旬のいちご。小ぶりで同じくらいのサイズのいちごがこれでもかとパックに入って並んでいます。

こちらはSmulbärと呼ばれるFragariaという実が大きくて株が丈夫なガーデンストロベリーと、vescanaという味は良いけれど実が小さいウッドランドストロベリーの2種類の良いところをかけ合わせてつくられたハイブリットいちごです!小さいので食べやすくとても甘いのが特徴。

こちらが美味しそうなフルーツや新鮮な野菜を売っている広場のマーケット。右側が野菜とフルーツ屋さんで、左側がお花屋さんになります。悪天候の日々が続いていたので、こうやって石畳の地面に映える青空が気持ち良いですね。

夏場には子ども達で賑わう街の噴水。ここは地面から直に噴水が出ているので、暖かい季節になると子ども達を遊ばせている家族連れが目立ちます。

こちらの写真の奥には最初にご紹介したドーナツ屋さんが、そしてその更に奥にはオープンテラス席が沢山の人達で賑わっているレストラン、その奥に先ほどのマーケットが並んでいます。

こちら!アイデアだなぁと思ったので思わずパシャリ。ドーナツ屋さんの屋台横になんだか見慣れないボックスが。こちらは煙草の吸い殻入れです。

スウェーデンやヨーロッパの多くの国では日本と逆で、外ではどこでも喫煙出来ますが店内はNGです。(日本ももうだいぶ店内で喫煙出来るお店も少なくなりましたよね。)ですので今までは道路にたばこの吸い殻がよく落ちていたのですが、こちらの煙草入れ、「どちらで自然を満喫するのが好き?」という質問が書いてあり、「森 / 公園」と好きな方に吸い殻で投票する事が出来ます。

タバコの吸い殻を捨てたい人がその辺にポイ捨てしずに「おっ入れてみるか!」となるようなアイデア吸い殻入れです。実際に沢山捨ててありますね!どうやら「公園」を選んだ人の方が多いよう。

こちらはカフェとライブハウスの間に出ていた中古販売のテーブル。こちらの記事でご紹介したよう、スウェーデンの人はセカンドハンドで中古のものを売ったり購入するのがとても日常的。こんな風に、ちょっとしたテーブルにもセカンドハンドストアをオープン。良い天気につられて外へ出て来た人達も手に取りやすいですね。

こちらは公園のミニゴルフ場でミニゴルフを楽しむ人々。ミニゴルフ場、結構色々とあるんですよ。簡単なので親子で楽しめるのが良いですね!

最後にこちらをご覧ください。以前ご紹介したオランダ発ブランドRITUALS…でスキンケアアイテムを購入したのですが、プレゼントでしたのでラッピングをお願いしたところこんな素敵なラッピングをしてくれました!本物のシナモンが飾ってあり、アースカラーのテープがナチュラルで素敵です。ちなみにこちら、無料でやってくれました。

紙袋の内側には商品を取り出すときに読めるよう
RITUALSはあなたの時間がゆっくりと流れ、小さなことにも幸せを感じる事が出来るようになるお手伝いをします。私たちの情熱は、毎日のルーティンをより意味のある儀式に変えることにあります。」という文章が。 

穏やかに時間が流れる、白夜で夜が来ない夏の長い1日を過ごすスウェーデンの人達にもぴったりの文章です。 

愛知県稲沢市出身。2007年1月よりスウェーデン在住。日本でプロボーカリストとして音楽活動に励んだのち、現在はフリーランスデザイナー、ライターとして活動中。スウェーデンから、リアルな北欧の暮らしを季節の写真とともにお届けします。

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