「UN Kanye(アンカニエ)」元喫茶店を改装したほどよいレトロ感が残る、いい意味で”蟹江らしくない”カフェ

蟹江町
掲載日:2023.11.06

「UN マスターになれちゃう!」
スペシャルランチコース

UNマスターになれちゃうスペシャルランチコース

ランチメニューには、UN Kanyeの看板メニューを抑えらえるスペシャルランチコース(2,750円)がおすすめ。これを食べたらあなたも「UNマスターになれちゃう!」という贅沢なメニューです。

スープ、前菜のデリ5種、ゴロゴロお肉のボロネーゼor牛すじ味噌煮込みカレー、カニアンヌ、ドリンクがセットになっています。

栄養バランス抜群!カラフルでヘルシーなデリプレート

5種の定番デリが盛り付けられたランチのカラフルなデリプレート

デリにもUN Kanyeのこだわりがたっぷりです。10種類以上あるデリは、どれも無添加・保存料なしで、すべて店内で調理しています。その中でもベーシックな5種が盛られた鮮やかな彩りのデリプレートが前菜です。

特に「塩サバのブランダード」と「ビーツのフムス」は珍しいのではないでしょうか。ブランダードは塩サバとジャガイモ、フムスはビーツとひよこ豆で作られていて、どちらもふわふわな食感が新鮮でした。

「キャロットラペ」「パテ・ド・カンパーニュ」「ブランダード」はフランス料理、「フムスは」中東料理、「ザワークラウト」はドイツ料理と、ワンプレートでヨーロッパ旅行の気分です。

華やかな見た目に加え、肉・魚・野菜と栄養バランス抜群で、素材の味を生かしたヘルシーな美人デリプレートですね。

濃厚で深みのある味わいの、牛すじ味噌煮込みカレー

牛すじ味噌煮込みカレーは、ほろほろになるまで煮込んだ牛すじとスパイスたっぷりの濃厚なカレールーがとてもおいしかったです。辛さは3種(甘辛・中辛・辛口)から選べ、名古屋名物の赤味噌を隠し味に、自家製スパイスと共にじっくり煮込まれています。

カロリーの罪悪感のない商品のことを、ギルトフリーというそうです。このカレーは、グルテンを使用せず、カロリー控えめの美と健康を兼ね備えたカレーです。日本ではまだあまり認知されていないギルトフリー、これからの食選びの選択肢になりますね。

福神漬けの代わりに、ミョウガ、オクラ、大根のピクルスがちょうどいい酸っぱさのアクセントになっていました。濃厚なカレーにサッパリのピクルス、おいしくてスプーンが止まりません。

ジンジャーがピリリ、大人のマンゴーラッシー

混ぜるのがもったいないくらいきれいな2層の色合いのマンゴーラッシー

セットドリンクは、コーヒー、紅茶、オレンジジュース、アップルジュースから選びます。

セットドリンク以外にも差額の追加料金で通常メニューからも選べるということで、今回選んだのは、カレーにぴったりの「マンゴーラッシー」です。

「ジンジャーが効いていて、大人のラッシーですよ」と山田さん。

ラッシーにジンジャーってどういうことだろう、と思って飲むと、なるほど!ごくんと飲み込むと、のどの奥にジンジャーのピリリがきました。まろやかなヨーグルト味がカレーのピリ辛にもよく合って、ちょうどよかったです。

厳選したクラフトビールと夜カフェメニュー

目移りしてしまうカラフルでポップなパッケージのクラフトビール

店頭ショーケースに並ぶカラフルなクラフトビールも目を引きます。各クラフトビールの紹介がメニューにていねいに記載されているので、あまり詳しくない人でも安心して注文できます。

夜カフェの時間には、お酒に合うフードメニューから、コーヒーや紅茶に合うスイーツメニューまで充実しています。

近隣にはあまりないという夜カフェは、昼間の明るく柔らかいムードとは違い、照明を落としてゆったり穏やかな雰囲気。一人でふらりと来店したり、カップルや友達同士などで人気です。

名前に込められた
3つの「UN(アン)」の想い

UN Kanyeには、3つの「UN(アン)」の想いが込められています。

一つ目は、フランス語の「1(アン)、2(ドゥ)、3(トロワ)」の「1(アン)」です。美容室・エステの4店舗を経営するオーナーが、初めての飲食店のお店をオープンさせたということで、その第一歩という意味です。

二つ目は、お店の看板商品カニアンヌの餡(アン)です。名古屋といえばあんこ、あんxバターのオリジナル焼き菓子につながる意味を、お店の名前にも込めました。

三つ目は、英語の「〜ではない」「〜らしくない」という意味の「UN(アン)」です。いい意味で「蟹江らしくない」おしゃれなお店を目指す想いです。

スタッフのおすすめ本が並ぶUN Library

お店の外にある、スタッフが栽培するフリルレタスなどの自家菜園 UN Farm

ライブラリーや自家菜園など、スタッフの意見を積極的に取り入れた活動も推進。

不定期で開催しているマルシェでは、キッチンカーや手作り雑貨・お菓子のお店などが並びます。

山田さん:「この店を、人と人がつながる空間にしたいんです。UN Kanyeをきっかけに人の輪が広がって、多様性のある場所と空間になったらいいなと思います」

マルシェだけでなく、今後は体験教室などもっと幅広い企画を検討中で、地元 蟹江のお店とコラボしたメニューなど蟹江を盛り上げる活動も考えていきたいそうです。

UN Kanyeがこれからつくっていく人と人の輪が、今からとても楽しみですね。地域に愛される「蟹江らしくない」UN Kanyeに、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

スポット詳細

【UN Kanye(アンカニエ)】

住所    :愛知県海部郡蟹江町今市之坪26-1
電話番号  :050-5600-9049
営業時間  :10:00〜22:00(dinner 月・火定休)
定休日      :不定休
駐車場   :14台
アクセス  :JR蟹江駅 徒歩3分
Instagram:https://www.instagram.com/sotoha_kanie/?hl=ja

浜松市出身、名古屋市在住。メーカーのバイヤーを12年経験後、家族の転勤を機に2021年よりWebデザイナー&ライターとして活動中。

趣味は旅行やお出かけ、クラフトビール&日本酒、海、言語、デジタルイラスト。国内も海外もたくさん旅行へ行き、産後は息子と一緒に行けるお出かけ先探しを楽しんでいます。旅先ではローカル寄りの過ごし方やご当地文化が大好き。フットワークが軽く、実際に自分が見たり聞いたりして現地現物を大切にしています。地域の文化や人やお店の魅力を、よりわかりやすくお伝えできるライターを目指しています。

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