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古民家風の建物が特徴的なフラワーショップ&カフェ「United bamboo(ユナイテッドバンブー)」。店内には、アジア各国を旅したオーナーが仕入れるうつしくユニークな草花や、タイで買い付けしたアジアンテイストの雑貨が並びます。また、店内の奥にはカフェスペースも併設しており、都会の喧騒から離れてゆったりと過ごすことができるお店です。
お店があるのは、名古屋の中心部から1時間ほどの場所にある愛知県海部郡「飛島村」。古民家風の建物が目印です。
店内に入ると、花や緑に囲まれた空間が広がります。
店内には、オーナーの佐藤さんが仕入れたセンスの良い花々やドライフラワーが並んでいます。
−お店をオープンしたきっかけ、コンセプトを教えてください。
佐藤さん:「僕はもともとアジアが好きで、フリーターをしながら各国を旅していたんです。24歳のときに、たまたま入ったお花屋さんのオーナーが男性の方だったんですね。手に職を付けたいと思っていたので、こういう業界も良いなって思って、学びはじめたのが、花屋をはじめたきっかけです。
ユナイテッドバンブーをオープンしたのは、2001年のときです。アジアが好きなので、 「和とアジア」をコンセプトにした花屋さんをスタートさせました。2003年には、店の奥にカフェも併設して、現在のスタイルでやっています。」
−店名の由来はなんですか?
佐藤さん:「店名の由来は、「和とアジア」を連想させるものをイメージしたときに「竹」という字を付けたいと思ったんです。それで「バンブー」。「ユナイテッド」は集まりって意味があるので、お店の成長と、ここで出会った人たちが外に出たときに竹のように伸びて成長していければいいなって想いを込めました。」
−お花の仕入れやお客様からはどんなご注文が多いですか?
佐藤さん:「最近は相変わらず、ドライフラワーの人気が高いので、生花でもドライフラワーになるものを中心に仕入れています。うちでもドライフラワーをつくっているので、それを目当てに来られる方も多いですね。レッスンでは、季節のお花を使っています。変わったお花だねって言われるようなものを仕入れるようにはしていますね。
あとは、ドライだと色がないので、生花の状態で購入して、飾っているうちにドライになるようなものをつくって欲しいというオーダーもいただきます。」
プロテア。ドライフラワーとしてもとても人気のあるお花です。
紫の花はバンクシアと呼ばれるもの。人工的に色を付けているそう。
こちらは観賞用のゼンマイ。なかなか普通のお花屋さんでは見かけることが少ない個性的なものも多く扱っています。
プロテアをドライにしたもの。
−ドライフラワーをきれいな状態でつくるポイントはありますか?
佐藤さん:「買ってきてすぐドライにするのが一番きれいな状態になります。最低でも2、3日でドライにした方がいいですね。例えばバラだと花が開いてくると散ったり、花粉が落ちてきてしまうので、なるべく閉じてるきれいな状態でドライにするのがいいと思いますね。痛んでくると葉っぱもきれいじゃなくなるので、新鮮なうちにがポイントです。」
人にプレゼントするためにレッスンのくる方も多いのだそう。
ユナイテッドバンブーでは、毎日(イベントやマルシェ出店、定休日を除く)フラワーアレンジメントのレッスンを開講しています。自分のライフスタイルに合わせてレッスンが自由に受けられるそうなので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
レッスン中の様子。