虫が苦手な人も夢中に。知的好奇心をくすぐるアートな昆虫標本がいっぱい! 子どもも大人も魅了する「名和昆虫博物館」
目次
クイズで遊ぼう!学ぼう!
不思議な昆虫の世界
クイズ標本に囲まれた、知的好奇心あふれる2階フロア。
クイズの標本内には、マニア必見のお宝昆虫も混ざっていて、あちこちにワクワクが潜んでいます。
クイズ標本も全部で13ヶ所。知的好奇心を爆発させて、全問クリアしよう!
その他にも、海外の美しい蝶などが展示されていて、昆虫トークが弾むフロアです。
そして、フォトジェニックなスポットがこちら。
圧巻の「モルフォチョウ」の標本!
光の角度によってさまざまな美しい輝きを放つモルフォチョウ。優しく光るブルーのコントラストが感動的。あらゆる方向から覗いてみると、いろんな表情を持っているのがわかりますよ。
こんな風に茶色に見える角度を発見!
モルフォチョウ自体は、実は茶色っぽい色で、光によって、ブルーなどに輝いて見えているんです。不思議な蝶ですね。
年に一度!欲しい標本が貰えちゃう?!
とことん来館者を楽しませてくれる名和昆虫博物館。2階のクイズに答えて応募すると、昆虫の写真集や標本が抽選で30名に当たっちゃうんです!
アンケートに協力すると、自分の欲しい昆虫が、抽選で貰えちゃうという、太っ腹企画も!
抽選は、どちらも年に一回!何度でも応募できるので、たくさんチャレンジして、欲しいものをゲットしてくださいね。
インテリアや、コレクションとして
ここでしか入手できない標本や昆虫アイテムが手に入ります!
どれにしようか迷うほどの標本がズラリ!
近年の昆虫ブームで、標本を購入される人が増えているそうです。
昆虫キーホルダーは、お土産に最適ですよ!
名和昆虫博物館では、図鑑では知りえないことが楽しく学べて、昆虫トリビアも満載!
友達やファミリー、カップルで 、昆虫トークをしながら……。じっくりと観察をしたい人はお独りで。どんなシチュエーションでも楽しめます!
入館時は虫から目をそむけていたお母さんが、帰りには「楽しかったぁ~!」と、子どもと一緒に目を輝かせて帰るという、微笑ましいエピソードも多数。
参加型の展示によって、苦手な気持ちが克服できてしまうんです!虫が苦手な人にも昆虫入門として、ぴったりなスポットです。
建築家や歴史マニア必見の建物!
そして、昆虫だけでは終われないのが名和昆虫博物館。
写真は、建物の2階を支えている巨大な丸柱。奈良・唐招提寺建立の際に使われたヒノキ材です。
金堂と講堂の解体修理のときに、白蟻被害の古材を、もらい受けて修復し、再利用して使っています。1300年以上の間、柱として頑張っています。
さらに歴史誇るのは、博物館北側にある「記念昆虫館」。
明治40年(1907年)に竣工された標本収蔵庫で、「岐阜市重要文化財」に指定されています。基本的に、一般公開はしていませんが、名和館長が在館されていれば、記念昆虫館の中を見せてもらえるそうです。
ご興味がある方は、ぜひ、予約してから訪れてくださいね。