海外のような雰囲気の中で、珈琲時間を楽しむ「APOLLO COFFEE WORKS(アポロコーヒーワークス)」
カフェ
豊橋市の「高師駅」から徒歩10分ほどの場所に位置する「APOLLO COFFEE WORKS(アポロコーヒーワークス)」。倉庫の建物と青い扉が目をひきます。こちらでは、こだわりのコーヒー豆を購入できるのはもちろん、カフェスペースではコーヒーやスイーツを楽しむことができます。
店内に足を運ぶと、広々としたカウンターと青の壁が印象的で、ラフなスタイルはまるで海外のような雰囲気。地元の人はもちろんですが、遠方からも足繁く通うファンも多いのだとか。
古い倉庫を自分たちで改装してオープン
APOLLO COFFEE WORKSは2009年にオープンしました。もともとあった倉庫を、オーナーの橋本さんご自身で改装。このお店をオープンするにあたって、橋本さんが以前ニュージーランドへ旅をしたことが一つのきっかけとなったそうです。
−お店をオープンしたきっかけを教えてください
橋本さん:「1994〜95年頃、たまたまニュージーランドに旅行に行きました。そのときに、ニュージーランドのカフェ文化におどろきました。雰囲気もすてきで、いろんなところにカフェやコーヒー屋が点在していて、いろんなお店を巡りながら、メモで書き留めていたんです。そんな雰囲気の空間をつくりたいと思い、2009年にお店をオープンしました。」
−以前、ここは倉庫だったんですよね?
橋本さん:「そうです。義父が営む工場の物置となっていました。この倉庫を使って自分のお店を作ろうと思い改装しました。ほとんどは自分の手で改装したので、約5ヶ月くらいかかりましたね。」
−ご自身で改装されたんですね
橋本さん:「お店をオープンする前は、名古屋で店舗設計の仕事をしており、つくることも大好きでした。近くにあるホームセンターなどに行き、いろんな部材を購入してつくりました。ニュージーランドで出会ったカフェの空間を思い描きながらつくりあげました。」
−倉庫のままの雰囲気を活かしたところはどこですか?
橋本さん:「床や窓ガラスですね。床は綺麗に塗るよりも、昔の味わいを活かそうと思い、そのままに。窓も当時のすりガラスを使っています。お客様からも懐かしいデザインだねと言われます。」
店内にある細かなディティールにも注目
細かいディテールにこだわっているのもAPOLLO COFFEE WORKSの楽しみ方の一つ。こちらの収納棚には可愛いカップや鍋、ハサミやボウルをかけたりと、暮らしの参考にもなります。
APOLLO COFFEE WORKSのロゴを入れた折りたたみのイス。ヴィンテージ感あふれる雰囲気に心惹かれます。
テイクアウト用のコーヒーカップ。店内のカラーでもある「青色」をメインにしたカップはとってもキュート!
入り口にあるヴィンテージの扉。改装する際に、この扉を主役に窓の大きさなども考えたそう。細かいところまでAPOLLO COFFEE WORKSの世界観を感じることができます。
昔ながらのコーヒー器具に心惹かれる
「古い器具を集めるのが大好き」と話すオーナーの橋本さん。APOLLO COFFEE WORKSでは、60年代に製造されたエスプレッソマシーンなどのコーヒー器具が店内のいたるところにあります。
1961年に世界で初めて電動ポンプを搭載したエスプレッソマシーン「FAEMA」の復刻モデル。コーヒー器具マニアたちからも愛されているモデルです。クラシックな雰囲気で、存在感も抜群!
レトロでかっこいいフォルムの器具たちは、APOLLO COFFEE WORKSの雰囲気をつくりあげてくれる一つにもなっています。訪れる際は、コーヒーを楽しむのはもちろんですが、レトロで価値のあるクラシックなコーヒー器具を見て楽しむのもおすすめです。
【APOLLO COFFEE WORKS】
住所 :豊橋市西高師町沢向20
電話 :0532-48-6090
営業時間 :10:00-18:00
定休日 :月・火曜(※臨時休業あり)
駐車場 :5台あり
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