愛知県豊川市の名鉄「国府」駅から徒歩約5分。大通り沿いにある小さなお店「咖喱処 コジゴロ」。2019年7月31日にオープンし、地元の人はもちろんですが、遠方からもカレーの味を求めてファンが多く訪れます。
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白と木を基調としたシンプルな佇まいは、一見コーヒースタンドやカフェと見間違えるほど、洗練されたデザインが印象的です。店内はカウンター6席のみの小さな空間ですが、カレーの香ばしさが一面に広がり、店主との会話も楽しめる空間です。
コーヒー移動販売車スタッフや、
流しのカレー屋として経験を積む。
「咖喱処 コジゴロ」を営むのが、店主の後藤充暁さん(通称:みっちーさん)と、奥様のこずえさん。二人の長年の夢が形となったのがこのお店です。
みっちーさんはこのお店をオープンする前は、コーヒーの移動販売車のスタッフとして、全国各地のイベントに出向きコーヒーを淹れていました。
-コーヒーの移動販売車のスタッフとして働いていたときのことを教えてください。
みっちーさん:「今から5年ほど前からここをオープンするまで、豊川市にあるコーヒー専門店“スペシャルティコーヒー蒼”のスタッフとして、コーヒーの移動販売車で各地を巡っていました。その中で、自分らしいものを提案できたらと思い、3年ほど前から、流しのカレー屋もスタートし、コーヒーとカレーを提供していました。」
– なぜカレーをはじめようと思ったのですか?
みっちーさん:「スパイスの調合はコーヒーのブレンドと似ている部分があって、どんなカレーをつくろうか、どんなスパイスを入れようかなどを考えるのが好きで。組み合わせ方のおもしろさや味わいの変化の楽しさにハマっていき、カレーの奥深さの虜になりスタートしました。」
– そこから流しのカレー屋もスタートしたんですね。
みっちーさん:「マルシェやイベントでの提供はもちろんですが、知り合いのカフェやセレクトショップなどの一角でカレーを振る舞うイベントを開催したりと、いろんな方面に出向いてカレーを提案しました。」