【文化のみちを歩こう】四季折々の草花であふれる癒しの庭園「文化のみち百花百草」
目次
約70種類の草花。和洋折衷の庭園。
「文化のみち百花百草」の見どころは何といっても、和洋折衷の庭園。花は季節ごとに植え替えられます。
「百花百草」という名前は、徳川美術館に寄贈されている江戸時代後期の画家・田中訥言(たなかとつげん)の「百花百草図屏風(ひゃっかひゃくそうずびょうぶ)」(重要文化財)にちなんだもの。屏風に描かれている四季折々90余種の草花のうち、現在は約70種が庭園に植えられています。
訪れた日も少し肌寒い季節でしたが、こんなにもきれいな草花をみることができました。
庭園の中には、改修された土蔵があります。
内部はギャラリーになっており、普段は「百花百草図屏風」の解説がされています。
室内には、入り口付近にある日本庭園の植栽配置図も展示されていました。庭石の産地や、植栽の種類などのこだわりが書かれていました。
重要文化財である「百花百草図屏風」にちなんだ庭園は圧巻でした。まさか、街中でこれだけの草花に出会えるとは思っていなかったので、うれしい驚きです。「二葉館」「橦木館」など、文化の道の他の施設と比較すると少し入場料がかかりますが、文化の道散策の休憩場所としてもおすすめですよ。