植物を育てる楽しみを教えてくれるお店。「-Naptime- 小林植物店」
目次
小林さんお気に入りの植物たち
店舗横にある温室
温室の中は輸入の植物が中心。原産地としては、南アフリカやマダガスカル、中東など。
ご自身も植物マニアな小林さん。特にお気に入りの植物を紹介していただきました。
パキポディウム
マダガスカルの植物である「パキポディウム」。球体の部分は、大きいものだとバスケットボールほどの大きさになります。ワシントン条約にも指定されている希少植物。
非売品の小林さんのコレクションも特別に見せていただきました。小林さんの植物への情熱をひしひしと感じます。
ディッキア
小林さんが植物にはまるきっかけになったという、ブラジル原産の「ディッキア」。エアプランツの仲間の多年草で、パイナップル科の植物です。
ビルベルギア
こちらもパイナップル科の「ビルベルギア」。うつくしい葉の模様と色が魅力的です。
植物の育て方のポイント
お気に入りの植物に出会ったら、大切に育てたいですよね。植物の育て方のポイントを教えていただきました。
ポイント① 水やりのタイミングがわかりやすい鉢を選ぶ
まずは、水やりのタイミングがわかりやすい鉢を選びましょう。初心者の方には、写真のような素焼きのポットがおすすめです。水やりをすると色が変わるので、目でみても水やりのタイミングがわかりやすいですよ。種類やサイズ、季節にもよりますが、3〜4日くらいが目安。
ポイント② 風通しをよくする
植物は日当たりだけでなく、風通しも大切。オフィスやアパートなど、風通しが悪い場所だと失敗しやすいのだそう。窓が開けにくい場合も、サーキュレーターや扇風機で部屋に空気の流れをつくることで、元気に成長してくれます。
ポイント③ 自身がないときは、プロに頼る
それでも冬場など自信がないときってありますよね。そんなときは、プロにお任せしましょう!「-Naptime- 小林植物店」では、植物のお預かりもしています。毎年冬になると預けに来られる方もいらっしゃるのだそう。
また、処置がわからないときにはInstagramやfacebookのメッセージで相談も可能。それでもどうしようもないという場合は、お預かりして入院させることもできます。根っこが死んでさえいなければ、大抵の場合は復活できるそうです。
困ったときにサポートしてもらえるのは、安心ですよね。
実際に植物を購入してみました!
筆者も実際に植物を購入し、自宅で育ててみました!多肉植物は、花や樹木のように日々大きな変化はありませんが、ほんのわずかな変化が愛おしくて毎日ながめております。
インテリアとしてだけでなく、生き物として捉える。小林さんのお話を聞いてから、植物に対する考え方が変わりました。
店名の「Naptime」とは、日本語で「お昼寝」という意味。”日の光をたくさん取り入れられる店内で、植物たちが心地良くうたた寝できる環境をつくってあげよう”という想いが込められています。
「-Naptime- 小林植物店」の植物たちは、小林さんご夫婦の愛情をたっぷり受け、どれでもイキイキとしていて個性豊かでした。インテリアとしてではなく、生き物として育ててたい!と思わせてくれるものばかり。「-Naptime- 小林植物店」は、植物を育てる楽しみを教えてくれるお店です。植物好きな方は、ぜひ訪れてみてくださいね。