100年の歴史がつくる、本物の食器。「ノリタケの森」
目次
オールドノリタケの魅力に触れる
(ノリタケミュージアム4階)
クラフトセンターの3階、4階はミュージアムになっています。4階では、「オールドノリタケ」の魅力を堪能できます。オールドノリタケとは、1800年代末から第2次世界大戦終結までに森村組と日本陶器によって、製造・販売された陶磁器の総称です。多くの骨董愛好家から愛されています。
ノリタケ製品は、使われている裏印によって製造年代を知ることができます。こちらでは創業当時から、太平洋戦争終結年までに使われていたものが紹介されています。
デザイン画帖。森村組がニューヨークの販売拠点として設立した「モリムラブラザーズ」から日本に送った、当時のデザイン画をまとめたもの。
その時代ごとの、流行や市場であるアメリカのニュースソースがデザインに反映されていました。
時代とともに変化するデザイン
(ノリタケミュージアム3階)
3階では、1904年の創立以降、工業製品としてつくられたディナーウエアを中心に展示されています。壁一面に飾られた歴代のディナー皿は圧巻です。その時代の流行を取り入れ、変化するデザインの変遷を知ることができます。
1932年ノリタケが初めて製造に成功した、日本初のボーンチャイナ。
3階では、企画展も行われています。この日は、「技法は技宝 ノリタケ食器の技と術」というテーマでした。
「オールドノリタケ」「デザイン画帖」など、他ではなかなか目にできない貴重なものばかり。どれも、デザインや色使いなどがとても繊細で、感性を豊かにしてくれます。
【ノリタケミュージアム】
営業時間:10:00~17:00
定休日 :毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
入場料 :大人及び学生500円、高校生300円、中学生以下無料
(クラフトセンターと共通のチケットです)
それではここからは、ノリタケの食器に実際に触れることができる、カフェ&ショップの建物をご紹介します。こちらの建物は、「テーブルから広がる心地よい暮らし」をテーマに、2016年8月にリニューアルオープンしました。
ライフスタイルショップ
「ノリタケスクエア名古屋」
「テーブルから広がる心地よい暮らし」をテーマに、ノリタケの食器はもちろん、キッチンアイテムや雑貨も充実しているライフスタイルショップです。高級なイメージがあるノリタケブランドですが、20〜30代のファミリーにもカジュアルに楽しめるラインナップになっています。
「カラーウェイブ」シリーズ。普段使いしやすい価格なので、家族でカラーを変えて揃えても◎18cmボウルは、¥1,200(+税)
アテハカコレクション。日本に伝わる伝統的なモチーフや縁起の良い文様をモダンにあしらったデザイン。10.5cmプレートペアセット(紗綾型・鹿の子)¥5,000(+税)※写真手前
「かたぞめ」シリーズ。モダンにもクラシックにも使えるシンプルなデザイン。21cmプレート¥1,300(+税)
アウトレットコーナーもありました。
もちろんノリタケの伝統的な洋食器や、ボーンチャイナなども販売しています。まるでギャラリーのように、気品溢れる空間でした。
日本における最高級の洋食器メーカー
クラフトセンターで製作したボーンチャイナが販売されています。
ノリタケの伝統的なディナーセットなども、数多く販売されています。
【ノリタケスクエア名古屋】
営業時間:10:00〜18:00
定休日 :毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
http://tableware.noritake.co.jp/shop_noritake/nagoya.html
ノリタケの食器とともに一休み
「CAFE DIAMOND DAYS」
ノリタケスクエアには、カフェが併設されています。こちらでは、実際にノリタケのお皿やカップでランチやティータイムを楽しめます。店内は、ナチュラルな雰囲気で、落ち着いた空間。この日も、ファミリー、女性お一人、男性グループなど、さまざまな方がランチやティータイムを楽しまれていました。
また、ほとんどのお皿が隣接しているノリタケスクエアで販売しているので、気に入ったら購入することもできますよ。
私たちも実際にランチをいただいてみました。ランチセット(¥1,480〜)は月替わりのメイン料理が選べ、サラダ、スープ、パンが付いています。お子様連れに嬉しいキッズセット(¥1,200)もありましたよ。
ワタリガニのトマトクリームパスタ
黒毛和牛ミートソースとポテトのキッシュセット
味はもちろんですが、ノリタケのお皿を実際に使ってみることができるのが一番のポイント。クラフトセンターや、ミュージアムでお皿のことをしっかり学んだ後なので、「これはどのような製法なのかな?」「これは転写かな?」などお皿一つひとつを見るのが、とても楽しかったですよ。
ショッピングや、園内の散策の合間に、こうしてくつろげる空間があるのは嬉しいですよね。また施設内には、創作フレンチを楽しめるレストラン「Kiln(キルン)」もあります。
【CAFE DIAMOND DAYS (カフェ ダイヤモンドデイズ)】
営業時間:10:00〜18:00(L.O.17:30)
定休日 :毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
http://www.castle.co.jp/noritake-kiln/
今回はノリタケの森では、食器についてたくさんのことを学ぶことができました。食器などテーブルウエアを選ぶときには、デザインだけでなく、「つくり方」「素材」「つくっている人」などその食器の背景にも目を向けてみるのも大切だと気づかされました。これまでノリタケの食器は高いというイメージを抱いていましたが、そうではなく相応の価値があることを実感しました。こだわりの食器を選ぶことも、暮らしを豊かにしてくれるポイントの一つです。
名古屋駅から徒歩15分という街中に位置してるとは思えないくらい自然豊かな「ノリタケの森」。緑に癒されて、本物の食器に触れてみてはいかがでしょうか。