昭和48年にオープンし、当時のままのレトロな雰囲気が残る「養老ランド」。屋外はもちろん、雨の日でも楽しめる屋内施設にも300円以下で楽しめるアトラクションがいっぱいです。遊園地のほかにも、犬やヤギと触れ合える動物ふれあい広場やゲームセンターもあり、お子さん連れにおすすめのお出かけスポットです。
今回は、昭和感満載のちびっこ遊園地「養老ランド」をまるっとレポートします。
※情報は取材時のものです。
ご利用の際には、各施設・各店舗の最新情報をご確認ください。
目次
「養老ランド」は、養老天命反転地で有名な養老公園に隣接し、名古屋からは車で約50分、東海環状自動車道養老ICから約5分で到着することができます。
駐車場は1日300円。おもに平日は無料です。連休や紅葉の時期など、満車の場合は近くにある岐阜県こどもの国の駐車場も利用可能です。
広大な敷地には、桜や梅など豊かな自然にも恵まれ、四季折々の風景も楽しむことができます。
入場券売り場で、入場券を購入。のりもの券は、園内の各所にある乗りもの券うりばで購入できます。
【入場料】
大人(中学生から)…… 600円(税込)
小人 …… 400円(税込)
2歳未満 …… 無料
雨の日でも楽しめる室内遊園地
開業当初ボウリング場だった建物は、現在は雨の日でも楽しめる施設として利用されています。
入るとまず目に飛び込んでくる屋内メリーゴーランド(200円/1回)。豪華な電飾をバックに巨大なハート型のフォトスポットで記念撮影もぜひ。
屋内の乗りもの券うりば。ソフトクリームや飲み物、ぬいぐるみなどのグッズも販売されています。
屋外の遊園地へは、乗りもの券うりばの横にある出入り口からアクセスできます。
アップダウンのあるレール状の道をレーシングカーやバイクに乗ってぐるぐる回る「フォーミュラーワン」(200円/1回)。
室内遊園地で一番人気の「プレイポート」(300円/1回1周)。
靴はめずらしい丸い形の靴箱へ。靴を脱いで楽しみましょう。
中は、大きなボールのボールプールやゆらゆらする橋、トンネル、ネットのアスレチックなど体を動かして遊べる工夫がいっぱいです。
最後は、すべり台からダイブ。何周も大興奮で楽しんでいました。
そのほかにも、エアホッケーや小さなお子さんが無料で楽しめるエリアなどもあります。
屋内遊園地の下階は、コインで遊べるゲームコーナー。
ワニワニパニックやクレーンゲームなど年代物のゲームがぎっしりです。
懐かしい初代のプリクラ。残念ながら現在は調整中ですが、画面に映し出される画像をスマホで撮影して記念にする方も多いそう。
現役で稼働しているのも日本にわずか数台しかないというゲーム機や40年近い歴史をもつベテラン機もあり、遠方から足を運ぶマニアも。
日本の本州、四国、九州など地域別につくられたコイン式の本格的な鉄道ジオラマ(100円/1回)。
実際に電車を選んで、街の中を走らせることができます。
街の中には、その地域の名物なども再現されていて、見ごたえがあります。
ポップなアトラクションがいっぱいの
屋外遊園地エリア
創業当時からある「チェーンブランコ」「メリ-ゴ-ランド」は、今も現役。長年のメンテナンスで、機械も知り尽くされています。昔の機械は、構造がシンプルのため、管理しやすく壊れにくいそう。
園内3箇所に設置された券売機で「のりもの券」が購入できます。
※原則0歳〜3歳までのお子さんは、保護者の方(要のりもの券)の付き添いが必要です。
※2歳未満は、無料。
1枚100円から購入でき、たくさん楽しみたい方にはお得な回数券がおすすめです。
小さなお子さん向けの遊園地ですが、10代20代の若者のお客さんも意外に多く見られました。カラフルな色使いの遊園地で、映える写真もたくさん撮れそうですね。
創業当時からあるアトラクションのひとつ「アストロジェット」は、メンテナンスのため現在休止中です。
観覧車をバックに大ジャンプ。体を動かせるアトラクションはお子さんに人気です。
スイスイ回転する回転ボート(200円/1回)。水に浮かぶ船に揺られて気持ちよさそうでした。
レインボーカラーの歩道橋を渡って、遊園地の奥のエリアへ進みます。
360度でんぐり返しのように回転する「ロックンロ-ル(200円/1回)」。
乗り込むと急に緊張した表情に。声も出せないほど、想像以上にぐるんぐるん回っていました。
木々の合間を走り抜けるコースは、気分も爽快。9歳からひとりで運転が可能です。
入口方面へ戻って見晴らし抜群の観覧車、ワンダーホイル(200円/ひとり)へ。
窓がないシンプルなゴンドラに少しドキドキです。
遠くへ視線を向けると、広大な濃尾平野が一望できます。気候がいい日には、乗鞍岳や御嶽山まで見渡せます。