2023年1月からスタートした大河ドラマ「どうする家康」。
その放送期間に合わせて愛知県岡崎市(岡崎公園内)にオープンした「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」では、ドラマに登場する俳優さんが着ている衣装の展示をはじめ、等身大パネルでいっしょに撮影ができたりと、ここでしか見たり体感することのできない展示がズラリ!
ドラマも数倍楽しめること間違いなしのドラマ館の一部をご紹介します。
目次
まずは券売所で入館チケットを
大河ドラマ館に入館するにはチケットが必要です。ドラマ館の建物そばの観光案内所に隣接する券売所で、まずはチケットを購入します。
名古屋駅からの往復乗車券とのセットになった入場券(写真)の場合は、ここで入館チケットに交換してもらいます。
チケットとプレゼントももらえました!このときはミニカイロでした。寒かったのでありがたかったです。
2023年の大河ドラマにあわせて
期間限定オープン!
「大河ドラマ館」は、本来「三河武士のやかた」の建物ですが、2023年の大河ドラマの放送期間にあわせて改装し、大河ドラマ館として期間限定でオープンしています。
※期間は2023年1月21日(土)~2024年1月8日(月・祝)まで
●大河ドラマ館 一般大人(高校生以上)800円 小人(小・中学生400円)
●年間パスポート 一般大人(高校生以上)2,000円 小人(小・中学生)1,000円
●共通入場券(大河ドラマ館&岡崎城) 小学生以上一律 890円
館内の見どころ
館内は1階と地下のフロアで展示がおこなわれており、各フロアはドラマや史実などのテーマごとにゾーンで区切られています。※一部のみ撮影OK
~1階~
① エントランス
② 「どうする家康」入門編
③ 史実展示へ
⑥ 登場人物紹介・フォトスポット
⑦ 衣装・小道具展示
⑧ 企画コーナー
⑨ 4Kシアター
⑩ エンディング
~地下~
④ 「徳川家康の一生と三河武士」ゾーン
⑤ もっと「どうする家康」の世界へ
① エントランス
ではさっそく中に入ってみましょう!
エントランスでは、徳川家康(松本潤)の大判パネルや、音声のメッセージでお出迎え。いったいどんな世界が広がるのか、ワクワクする瞬間です。
②「どうする家康」入門編
まず最初のゾーンでは、ドラマに登場する人物の相関図をはじめ、舞台となった三河の町並みのパネル、そして実際に家康(松本潤)が着用していた衣装の複製品などの展示となっています。
③ 史実展示へ
そこから今度は地下へ降りていく階段に続きます。下りの階段正面の壁一面にかかげられたタペストリーは、このデザインでは、ここのが一番大きいサイズのものだそう。
④ 「徳川家康の一生と三河武士」ゾーン
地階におりると、本多忠勝(山田裕貴)の迫力のあるパネルが音声とともに迎えてくれます。
今回ドラマの撮影は、名古屋のスタジオでCGを使用しての特撮がメインということですが、こちらのバックの海は、実際に愛知県田原市の伊良湖岬で撮影されたものだそう。第1回目の放送で、家康が逃げ出すシーンで、忠勝が喝を入れるシーンを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
フロア中央のガラスケースに飾られているのは「金陀美具足(きんだみぐそく)」の複製品。家康が大高城へ兵糧入れで手柄を立てたときに着用していたと伝えられるもので、ドラマでも初回に登場して印象的でしたね!
※具足・・甲冑(かっちゅう)
一方こちらは、うさぎの耳の形が特徴的な具足。名前には鳩とついていますが、熊の毛でつくられているそう。また、うさぎは後ろに下がれず前にしか進めないので、戦のときには前にしか進まないという決意の象徴としても使われていたようです。
ドラマでも信長(岡田准一)から「白うさぎ」の愛称で呼ばれていましたね。
そして、この家康公の像とバックのご遺訓(いくん)にも注目!
「人の一生は……」から始まる遺訓は、実際には家康が発言したものではないようですが、現在では「家康公ご遺訓」として、家康公の考え方や理念を表す言葉として知られています。ちなみに地元の大樹寺小学校卒業生はみんな、暗記して言えるそうですよ!
⑥ 登場人物紹介・フォトスポット
さて、ふたたび1階にあがってきました。
ここでは、等身大の登場人物のパネルといっしょに記念撮影ができるスポットとなっています。ファンにとっては嬉しいスポットです!
その向かいの壁には、迫力ある登場人物の紹介パネルがズラリ!実際に演じる役やドラマに対しての俳優さんの意気込みやコメントなどが紹介されています。
⑥ 衣装・小道具展示
さらに進むと、実際に俳優さんたちがドラマで身につけていた衣装が展示されています。見覚えのある衣装を目の前にすると、ドラマのシーンと重なり、より臨場感が伝わってきます。
左から信長(岡田准一)、竹千代/家康(松本潤)、瀬名(有村架純)が着用していた衣装。瀬名以外のふたりの衣装は、実際に撮影で着用したものです。
そしてここにもいっしょに撮影できるスポットがありました!LED等身大パネルで、お気に入りの俳優さんと記念撮影ができます。3つのパネルがあり、それぞれ15秒ごとにパネルの人物が入れ替わるようになっています。
どの順番でどの俳優さんが出てくるか、ちゃんと表示されているので、いっしょに撮りたい俳優さんがどのパネルなのか、タイミングもチェックしながら記念にどうぞ!
そこからさらに進むと、迫力ある4Kシアター、そして最後のエンディングのゾーンでは、出演者の色紙サインや直筆のひとことメッセージなどが展示されて出口となります。
地元で活躍するリアル戦国武将!
グレート家康公「葵」武将隊によるおもてなし
さて、大河ドラマ館の武将たちに出会ったあとは、リアル戦国武将にも会ってみませんか?
岡崎公園ではグレート家康公「葵」武将隊と呼ばれる家康公をはじめ、徳川四天王に会うことができます。
平日は全員ではありませんが、イケメン武将たちがおもてなし。記念撮影もこころよくOKしてくださるので、旅の思い出にも嬉しいですね!
週末には全員そろっての「グレート演武」のショーも披露されるので、こちらも要チェック!
観光案内所&みやげ店「おかざき屋」
今回ドラマ館とともに新しくオープンしたのが、同じ岡崎公園内にある、みやげ店「おかざき屋」です。
店内は観光案内所も併設していて、家康にまつわるお土産や地元岡崎の名産品なども多数そろっています。
大河ドラマにちなんだグッズもズラリ!
地元の特産品の八丁味噌や味噌煮込みうどんも人気。
中でもお店で人気ナンバー1の商品が、「手風琴のしらべ 864円」。発酵バターと北海道小豆を使用した岡崎でも人気の銘菓です。
今回ドラマにあわせて、特別な鎧櫃(よろいびつ)型のパッケージになっています。
家康が着用したという「金陀美具足(きんだびぐそく)」が入っていた鎧櫃をイメージして作ったものだそうで、デザインも渋くてカッコイイですね!
続いて、こちらも人気商品の「家康かりんとう (左) 140円・(右)350円」。家康が好んで食べていたという八丁味噌と麦飯にちなんでつくって開発したという新商品。ちょっとつまんだり、バラまき土産にも喜ばれそう。
店内には観光案内所も併設しており、ベンチも設置されているので、ここでひとやすみできるのも嬉しいですね
【みやげ館 おかざき屋】
住所 :愛知県岡崎市康生町561-1(岡崎公園内)
電話番号:0564-24-4771
営業時間:9:30~17:00
休み :無休
岡崎公園でゆっくり散策も!
大河ドラマ館を堪能したあとは、岡崎公園を散策してみるのもオススメ!
公園内には家康公や四天王たちの像をはじめ、歩いて数分の場所には岡崎城もあります。
どっぷり家康公の世界に浸りながら、まるっと1日楽しんでみてくださいね。