工業都市のイメージの強い三重県四日市市ですが、名古屋から車で一時間ほどの距離とは思えないほど自然豊かな市西部にある「四日市市ふれあい牧場」。
牛やヤギをはじめ、うさぎ、ミニブタなどを間近に見学できるだけでなく、展望台や芝生広場、遊歩道もあり、のどかな自然を感じることができます。森の景色、清らかな空気、森の香りに癒されながらのお散歩やピクニックにもおすすめの場所です。
今回は、お子さんとのお出かけにおすすめの「四日市市ふれあい牧場」の魅力をお伝えします!
※情報は取材時のものです。
ご利用の際には、各施設・各店舗の最新情報をご確認ください。
目次
四日市市ふれあい牧場とは?
お茶の産地である三重県の水沢(すいざわ)地区にある「四日市市ふれあい牧場」は、もともと乳牛を育てて、増やすために四日市市直営で運営されていた牧場。平成9(1997)年に市民が乳牛や豊かな自然とふれあえる、憩いの場となるようリニューアルされました。
牧場は、年中無休&入場無料なので、気軽にお出かけが可能です。
※ペットの入場は、原則禁止です。
間近で見る動物たちにドキドキのえさやり体験
えさやりが体験できるヤギたち。優しいお顔で、とてものんびりしていました。
「四日市市ふれあい牧場」は、圧倒的に「アットホームさ」が魅力。いたるところに動物たちへの愛情がたっぷりな手作りの看板が、見つけられますよ。
毎朝9〜10時ごろから用意される一日120個限定のやぎのえさ(1カップ100円) は、売店横で販売しています。
少し緊張しながら「ごはんだよー」と声をかけると、ゆっくり寄ってきて柵のすき間から上手に食べてくれました。
屋外エリアでは、ポニーも見ることができます。
ジャージー牛やミニブタ、うさぎ、モルモットなどがいる牛舎へ。
牛舎内は清潔に保たれ、牧草の香りが広がっていました。牛舎へは、朝の掃除が終わり次第入ることができます。※牛舎開放を行わない場合がございますので、ご注意ください。
牛舎には、ジャージー牛が4頭。模様もそっくりな親子がいるので、どの牛とどの牛が親子か見つけてみてくださいね!
動物たちに愛情たっぷりな視線を送るフレッシュな場長さん。場長さんを含め3人の職員さんだけで動物たちの世話をしているそう。
今いる牛たちは、ここで生まれ育ったということもあり、人懐っこくとっても穏やか。人がきたことに気付くとひょいと顔をのぞかせてくれますよ。
牛舎にもヤギがいるので、えさやり体験は雨天でも可能です。
本来のブタは気性が激しいと言われていますが、ミニブタは、感情表現豊かで人に懐く性格をしているそうです。
「みりん」や「みそ」などの調味料や食べ物から名付けられたユニークな名前のうさぎたち。
まるで、ぬいぐるみのような可愛らしいうさぎ。ほかの動物も含めて、ふれあい体験は残念ながら現在お休み中。今後の予定は未定です。
ソフトクリームが人気の売店へ
緑色の屋根が目印の管理棟の1階には売店も併設。新鮮な牛乳、ヨーグルト、アイスクリームなど乳製品が販売されています。
悪天候時などは休業となっているので、小雨などの場合はぜひお問い合わせを。
営業時間:11:00~15:00
売店定休日:毎週水曜日、木曜日、悪天候時、冬季(12~3月末)
売店横のテラス席。
「四日市市ふれあい牧場」のある水沢地区は、鈴鹿山脈のふもとにあるため降水量が多く、お茶づくりに適した場所ということもあり、辺り一面にお茶畑が広がっています。
一番人気のソフトクリーム(380円)。眺めのいいテラスや芝生に座って味わってみて。
カフェオレ(300円)にもこだわりの低温殺菌牛乳を使用。低温で殺菌することにより、牛乳本来の味を味わうことができます。
地元産の新鮮な乳製品をはじめ、お茶やクッキーなども購入できるので、お土産にもおすすめです。
売店の目の前には、車椅子のマークのおもいやり駐車場が2台分あります。坂道が多いので、歩行が心配な方はこちらが便利です。
手入れが行き届いたお手洗いには、ベビーベッドやおむつ替えシートもあり、小さなお子さん連れにも安心。車椅子用手洗いは、管理棟の中にあります。
遊歩道を上がっていくと、いろいろなところに心地いい休憩スペースがあります。芝生にシートを広げてピクニックしたり、芝滑りも楽しめます。
以前は、放牧に使われていたエリアをぐるっと囲む遊歩道。ちょっとしたハイキング気分でお散歩できますよ。
家族やカップルに人気のフォトスポットの展望台。茶畑を見下ろす高台からの景色はバツグンです。
無料駐車場は3か所あり、台数に余裕をもって用意されているので駐車場にも困りません。
今回は、自然と動物たちに癒されるリフレッシュに最適なスポット「四日市市ふれあい牧場」をご紹介いたしました。
人ごみを離れてリフレッシュしたい休日のお出かけにいかがでしょうか?