下水道の仕組みや役割について知ることができる「メタウォーター下水道科学館なごや」。
同館の屋外には全国のマンホールが展示されていますが、実は「メタウォーター下水道科学館なごや」周辺の歩道にも、公募デザインのマンホールが10個も設置されているんです。
名古屋の魅力をPRすることを目的とした公募デザインは、味噌煮込みうどん、オアシス21、大須商店街など、名古屋と言えばのデザインばかり。
ぜひ実際にマンホールを見つけてみてくださいね!
「メタウォーター下水道科学館なごや」の入り口前からスタートです!
まずは、小・中学生部門、一般部門それぞれの最優秀賞から!なお、学年は応募当時のものです。
【氏名】
増澤 蓮音 さん【学校・学年】
常安小学校2年【デザインに込めた思い】
日本のお城の中でしゃちほこが一番かっこいいからマンホールになるとうれしいです。
小・中学生部門の最優秀賞は、名古屋と言えば!の金のしゃちほこ。「大すきなごや」という文字も素敵ですね。
【氏名】
佐竹 ゆき さん【居住区】
名古屋市緑区【デザインに込めた思い】
昇り龍・降り龍を意識。名古屋の繁栄と謙虚に愛される様を表現しました。しゃちほこの頭を日々どっちに見るか、その人の見方で楽しんで欲しいです。
一般部門の最優秀賞も金のしゃちほこ!昇り龍・降り龍を意識されたというデザインは、迫力満点です。
【氏名】
野澤 英里 さん【学校・学年】
東星中学校1年【デザインに込めた思い】
あまり魅力がないと言われている名古屋で人気のキャラクターを集めました。名古屋の良さをもっとアピールしたいです。
すぐ近くにあったのは、とってもキュートなマンホール!
名古屋港水族館のベルーガ、東山動植物園のゴリラとコアラが描かれています。こちらのデザインにもしゃちほこが登場していますね。
【氏名】
城仁田 信己 さん【居住区】
長崎県長崎市【デザインに込めた思い】
2005年に開催された「愛・地球博」へ行った時に食べた名古屋名物の「みそ煮込みうどん」を思い出してデザインしました。
なんともユニークなマンホールを発見!
名古屋めしの代表格「味噌煮込みうどん」をモチーフに、マンホールの形をいかしたデザインですね。思わずお腹が空いてしまいました。
【氏名】
原 大輔 さん【学校・学年】
大須小学校6年【デザインに込めた思い】
大須の町の招き猫から、名古屋に豊富な水と財産が入るようにとの思いを込めて描きました。招き猫は大須のシンボルのため、真ん中に大きく描きました。
名古屋と言えば、大須商店街の招き猫も外せません。ご利益がありそうなマンホールですね。
【氏名】
笠井 直幸 さん【居住区】
和歌山県海南市【デザインに込めた思い】
「映える」スポットのひとつ名古屋のランドマークオアシス21から望むテレビ塔をデザインしました。
こちらは栄のシンボルである「オアシス21」と「名古屋テレビ塔」がデザインされたマンホール。名古屋テレビ塔は2020年9月にリニューアルオープンし、話題のスポットになっています。
歩道橋で大津通を渡り、市営地下鉄「名城公園」の方へ!こちらのエリアには2つの公募デザインマンホール蓋があります。
【氏名】
五十川 佳乃 さん【学校・学年】
神丘中学校2年【デザインに込めた思い】
日本でも美しい環境を誇る藤前干潟を描きました。その美しい環境をこれからも保全していきたいという思いを込めました。
伊勢湾最奥部に位置し、愛知県西部の庄内川・新川・日光川の3河川が合流する河口部に位置する「藤前干潟」を描いたデザイン。藤前干潟は、湿地の保存に関するラムサール条約にも登録されている干潟です。
【氏名】
新田 のりあき さん【居住区】
香川県東かがわ市【デザインに込めた思い】
名古屋城の天守閣をバックに、東山動物園の人気No.1「ゴリラ」・No.2「コアラ」、名古屋港水族館のシャチ、名古屋テレビ塔などを楽しくデザイン化。
こちらは名古屋の魅力がぎゅっと詰まったデザイン!東山動植物園のゴリラとコアラは人気ですね〜!
再び「メタウォーター下水道科学館なごや」の前を通り、最後は堀川の方へ。
【氏名】
佐野 ベイティ さん【学校・学年】
汐路小学校6年【デザインに込めた思い】
名古屋市の有名なものをまとめました。このデザインは360°どこから見ても大丈夫です。
名古屋城に名古屋市科学館、手羽先にういろう、などなど名古屋と言えばのものが大集合!どれもとっても細かく描かれていて、じっくりと眺めたくなるデザインです。
【氏名】
水戸 雅人 さん【居住区】
愛知県一宮市【デザインに込めた思い】
名古屋の美味しい水からなる名古屋ならではの美味しい食べ物をブレーメンの音楽隊をモチーフにデザインしました。
味噌カツに名古屋コーチン、そしてひつまぶし。おいしいものがたっぷりな名古屋が表現されているデザインですね!
まるでスタンプラリーのようで、楽しく巡ることができました。ぜひ「メタウォーター下水道科学館なごや」に行った際には、合わせて巡ってみてくださいね。