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名古屋市営地下鉄東山線「本郷」駅から徒歩7分。2019年10月にオープンした「nichibo(二チボ)」は、スパイスを取り入れた食事を提案するカレーとカフェのお店です。
今回はオープンの経緯や人気商品などについて、堀 直寛(ほり・なおひろ)さんにたっぷりお話を聞きました。
「nichibo」とは?
大きく開かれた店舗正面。厚みのある、どっしりとした木材がふんだんに使われています。木材の温かみがありながらも、店内にある植物たちのフレッシュなライトグリーンが明るく出迎えてくれます。
訪問した日はお天気も良く、店内でも心地よい風が感じられました。テラス席のような開放感があり、また各席のスペースが広く、ゆったりした雰囲気と心地いい音楽が流れています。
奥には個室も完備。
コンロや盛り付け作業台など、カウンター席と続きになっているオープンキッチンは、終始活気がありました。漂ってくるスパイスの香りが食欲をそそります。
平日日中の訪問でしたが、カレーを楽しむお客さんの姿で賑わっていました。
健康を提供する食事
お店のいちおしは「本日のカリー」¥1,500(税込)。「あいがけ」をオーダーすると2種類のカレーを楽しむことが出来ます。5月下旬から販売予定とのこと。
キッチンからカリーの香りが漂い、口の中はカリーを食べる準備がバッチリ整っていきます。
オープンキッチンという開かれた場所で調理する姿が見られるのも嬉しいポイントです。
カリーは「野菜を食べる」という言葉がしっくりくるほどの量が入っていて、そこにほどよく煮込まれたカリーがなじんでいます。スパイスが十分に感じられるけれども、マイルドな口当たり。
レンコンのサクサクとした食感や、レモンのさわやかな風味が今の季節にぴったりです。
また、付け合わせのにんじんのマリネや、みつば、クミンを使ったキャベツや赤キャベツのマリネの酸味がアクセントに。カリーと付け合わせの食べ合わせを楽しんでいる間にぺろりと完食してしまいました。
特筆したいのは、愛知県産の減農玄米がやわらかく炊き上げられており、一瞬白米かと思うほど。
レジ横のショーケースには、食後の楽しみのデザートが陳列されています。店内で手作りされたケーキは、甘さ控えめ。
コーヒーや煎茶など、こだわりのドリンクと一緒に楽しみながら、食後のひと時を楽しみたいですね。
カリー、お惣菜、ドリンク、デザートのテイクアウトも行っているそう。電話と店頭の両方で受け付けているそうなので、気になる方は気軽に連絡してみてください。