伝統的工芸品「七宝焼」がまるごと学べる!楽しめる!「あま市七宝焼アートヴィレッジ」

あま市
掲載日:2019.07.03

七宝焼が仕上がっていく工程を見学!
「動態展示ゾーン」

七宝焼が仕上がっていく工程を見学できるエリアもあります。

「絵付・植線工房」「施釉工房」「焼成工房」「素地・覆輪工房」「研磨工房」「釉薬製作室」があり、それぞれの伝統の技術を間近でみることができます。(日により見学できる工房は異なります)

この日は、植線の工程を行なっていました。銀線を伸ばしながら植えていく作業は、想像していたよりもかなり繊細でした。

七宝焼づくりに挑戦!
「七宝焼体験ゾーン」

七宝焼体験ゾーン

あま市七宝焼アートヴィレッジの魅力のひとつは、実際にオリジナルの七宝焼がつくれるというところ。今回は、実際に七宝焼づくりに挑戦してみました!

【七宝焼体験教室(予約不要)】
受付時間:9:00〜15:30
所用時間:60分コース、90分コース、120分コースがあります
料金  :¥1,500(製作する作品によって異なります)

※10名以上の場合は事前予約

まずは何をつくるかを選びます。ブローチ・ペンダントなどのアクセサリーから、爪切りや手鏡まで。

今回は、「鯛の箸置き(¥1,500)」に挑戦です!

釉薬

体験教室では、17色の釉薬を使って施釉していきます。

フリット

フリット(粉状にする前の釉薬)をのせると、ドットが簡単につくれますよ。

ホセを使って、水を含ませた釉薬をすくうようにのせていきます。

1mmほどの厚さに伸ばしていきます。一見簡単そうに見えますが、この作業がとても難しい!釉薬の色は焼く前と後では、色が変化するので、焼き上がりをイメージしながらのせていきます。

ジャリジャリと砂状の釉薬は、なかなか思ったように伸びてくれません……。先ほど見てきた展示作品たちがどれほどすごいのかを実感しました。

少しずつ慣れてきました!素地が見えたままだと焦げてしまうので、隙間ができないように、慎重に慎重に。

30〜40分ほどで、施釉が完了しました!

ここからの作業はスタッフさんにバトンタッチ!グリルで炙り、水分を飛ばして乾燥させます。

窯に入れて1分ほど待つと……。

焼き上がりました!そしてここから鯛の色に注目です。(特に鱗の部分)

どんどんと紫色になってきました。溶けた釉薬がゆっくりと冷えてガラス質に変化することで、色が変化していきます。

オリジナル七宝焼の完成です!つくった作品は、当日そのまま持ち帰ることができます。お子さんでも体験できるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

【七宝焼体験教室(予約不要)】
受付時間:9:00〜15:30
所用時間:60分コース、90分コース、120分コースがあります
料金  :¥1,500(製作する作品によって異なります)

※10名以上の場合は事前予約

ミュージアムショップ

ミュージアムショップ

ミュージアムショップ

エントランスを入ってすぐのショップでは、地元の窯元でつくられた七宝焼が買えます。アクセサリーやペン置きなど小物も充実しているので、お土産としても◎

外観

約180年の歴史と伝統のある尾張七宝焼。あま市七宝焼アートヴィレッジでは、そんな七宝焼の美しさや繊細な技に触れることができました。お子さんでも楽しめる「七宝焼づくり」や、のびのび遊べるふれあい広場もあるので、親子のおでかけスポットとしてもおすすめですよ!

スポット詳細

【あま市七宝焼アートヴィレッジ】
住所   :愛知県あま市七宝町遠島十三割2000
電話番号 :052-443-7588
営業時間 :
定休日  :毎週月曜日|祝日の翌日(ただし翌日が月曜の場合は、その翌日)|年末年始

http://www.shippoyaki.jp/index.html

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