「しげんカフェ」を中心に、地域の”あったらいいな”を集めた複合施設。パンとみんなとしげんカフェ「ソーネŌZONE(おおぞね)」
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「しげんカフェ」とは
ソーネおおぞねの大きな特徴は、「しげんカフェ」を中心とした施設ということです。「しげんカフェ」とは、カフェ併設の資源買取センターのこと。家庭の資源を現金やポイントで買い取り、ポイントはカフェのドリンクやフードに交換できます。
斎藤さん:「実はお手本にしている「しげんカフェ」が愛知県の津島にあり、オープンから5〜6年ほどたち、津島で定着しています。そこの代表の方の考えというのは、「税金を使って資源を回収することはお金の無駄使い。」というものです。
日本のリサイクルは、ゴミが増え焼却場や埋立場に困ったことを背景に1990年代からどんどんと進んでいきました。しかし、現状では行政での回収が大部分を占め、多額の税金を使って回収している状態なんです。それを市民が自分で持ち寄って事業化することで、税金の使用を減らし、市民事業にもなると。その考え方に共感し、名古屋でも「しげんカフェ」を広めていきたいと、オープンすることに決めました。」
では、ここからは施設を順番にご紹介していきます。