【移転】早起きして食べたくなる!「Tôt le Matin Boulangerie(トレマタンブーランジェリー)」の焼きたてパン
目次
心を込めたパンづくり
トレマタンブーランジェリーには、定番メニューから季節のパンまで、毎日40種類ほどのパンが並びます。どれも素材の味を生かしたシンプルな味わいが魅力。ここからはパンづくりのこだわりについて教えていただきました。
林さん:「修行していたときから、おいしいのは当たり前だと考えています。おいしさの追求ももちろん大事なんですけど、それ以上にパンに対しても、一緒に働く人やお客さんに対しても、心を込めることを一番に大事にしています。私たちは毎日たくさんのパンをつくっていますが、お客様が買うのは一つだけ。だからこそ、一つ一つに心を込めて「おいしい。また食べたい。」と思っていただけるように、試行錯誤の毎日ですね。」
林さん:「生地は毎日状態が違います。なので、季節や気温などの状況に合わせて、生地の練り方を変えるようにしています。材料に関しても、それぞれのパンに合わせて小麦やバターを選んでいます。例えば、海外の小麦はカリっと焼き上がりますし、国産の小麦はしっとりモチモチになります。同じレシピでつくっても、小麦が違うだけで全く別のものになるんです。手づくりパンの良さは、素材もすべて自分で選べることです。だからこそ、素材には特にこだわっています。」
対面式だからこその良さ
トレマタンブーランジェリーのお店の特徴は、対面式であるということです。
林さん:「修行していたお店もこのように対面式だったんです。お客さんと直接話すことができるので、パンの紹介もできますし、好みに合わせておすすめすることもできます。だから、自分のお店も対面式にしたいなと思っていました。
実際にそうしてみると、意外な発見がありました。お店には、お子さん連れのお母さんがよく来てくださるんですけど、赤ちゃんを抱っこしながらそのままパンを注文できる。小さいお子さんの手が届かないから安心。と、お母さんたちに喜んでいただいています。」